『商売にして商売にあらず、弱者への支援が優先』

行政等からの支援金や助成金の類は一切無く、葬儀などの事業収益
だけで食っているのだから商売は間違いけど、ひとつ、ひとつ内容
と料金を見て貰えば分かる。行政事業より薄利はいくつもある。

その理由は前回書いたように・・・
生活保護も受けず、少額年金だけで暮らす老人家庭や独居老人の人
達を筆頭にした弱者の方々に、せめて死後の心配だけはせず終幕を
迎えられる世の中にしたいと思えば、今の実力では利益を削るしか
方法がない・・・いつか企業や金持ちが寄付してくれるようになる
まで浸透させられたら・・・もっと低料金になる日だって来る。

当初は国保からの葬祭費5万円だけで火葬できるようになる。
その思いは3年後に完成しましたが、葬儀支援を進めると葬儀後に
必要なものが色々見えてきた。

・墓守不在の現実が増えると分かり7年前に散骨場取得
・散骨の難点が後々になって手を合わせる場所がない事と気づく
・喉仏等の一部焼骨を納骨する永代供養墓建立33回忌まで保管可
・散骨と永代供養墓33回忌保管の全てで5万円+税だけです。
・永代供養墓は寺の墓所に建立、もし、あんしんサポートの存在
 自体が無くなっても朽ち果てずに済むからです。
・でも檀家にならず寄付はない、年会費もない、年忌法要は檀家
 さんと同料金で行って貰えます。
・33回忌を過ぎた遺骨は当方専用散骨場に散骨します

いかがですか? 商売にして、商売にあらず・・・でしょ?
この感覚は、あんしんサポート事業の全てに共通しています。

『葬儀は宗教儀式にあらずが基本、家族との別れを受入れる時間』

本来日本は神国であり、神葬祭が本来の葬儀なのは皇室葬儀を見れ
ば分かる通りだし、天照大神や、キリストにも親がいます。
人は信仰が生まれる前から死を経験していると考えれば、葬儀とは
家族が家族との別れを受け入れる時間の事と考えるのが自然。

また葬儀は死して始まるものでなく、医師がサジを投げた瞬間から
始まるものと考えられる。 対象者に心残りがあるなら、それらを
叶えてあげられるのは唯一家族という存在だけです。

何処か行きたい所があるなら、途中で死んでも良いから連れて行け
ば良い、食べたい物があったなら、食べさせてあげれば良い・・・
例えその結果が死であったとしても・・・と思うのです。

医師は一日でも長く生かすのが仕事、でも家族は本人の希望を叶え
るほうが後々後悔の念は湧きません。 満足感のほうが強いはず。

現行の葬儀や普段顔も出さないのに、葬儀に来て好き勝手言ってる
親戚を見ているとつくづく思う。
迷惑な人達だなぁ、死んで騒ぐな、騒ぐなら生きてる時に騒げよ。

また信仰心のある方は、自身の信仰の中で送ってあげれば良い。
故人と違う信仰だったとしても、自分の信仰の中で送ってあげれば
良いと思う。 勿論、信仰と異なる葬儀だとしても、葬儀の流れに
は沿って周囲に違和感を与えないのは当然です。

『弱者の家族目線が、あんしんサポートの基準なり』

あんしんサポート料金設定で勿論原価は加味しますが、余裕の無い
家庭は千円でも安いほうが助かると経験から学んでいます。
そこで骨壺に納まるのに最低限必要な項目だけで設定したパックが
69.000円+税の直葬パックです。
本当は国保からの葬祭費5万円にしたいけど現状はできません。
せめて、6.9万円は続けたいと思っています。

直葬パックは6.9万円、7.9万円、8.9万円、9.9.万円、12.9万円と
5種類を設定、財布事情と思いで選択できるようにしました。

また家族葬は16.9万円と22.9万円の2種類があります。
16.9万円は『寝台車お迎え』『個室安置』『枕生花』『果物盛り』
『2L版遺影』『白木善一式』『式場での湯かん納棺』『枕経』が
全て揃っており、一般葬儀社の直葬料金で、家族葬ができます。

更に宗教者は『枕経2万円』『居士大師戒名2万円』と小分けする
ことで、どんな葬儀パックにも追加できるようしました。
家族葬、一般葬で当方紹介宗教者の場合、仏式では・・・
『本葬経・初七日法要経・居士戒名・前橋は炉前経で7万円』
神式葬儀では
『送り名・玉串・霊璽・神餞(海の物、山の物、里の物、米、塩、
酒)・祝詞など一切含めて7万円』

一般葬パック42万円もありますが我々は勧めはしません。
一般葬を行う家庭は比較的余裕があるからです。 それでも設定を
してあるのは、お金は無くても広範囲に知人のいる人の為です。

以上のパックは全て飲食と返礼品を除けば追加不要です。

ついでに書くと新盆法要は、あんしん館式場に僧侶が来て合同での
会員限定法要ですが、故人1名に付き5.000円です。


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誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります