13日は午前中2家族の相談を済ませると、今年最後の散骨
へと出発、天気予報では夕方から結構な量の雨が降るとの事
でしたから、散骨場が雪になったら暫く行けなくなる為でも
あるし、お預かりしている遺骨を年越しさせない為です。
さすがに山沿いの散骨場は冬の様相です。
季節ごとに違った顔を見せる散骨場で・・・
春は遅く5月に若葉と、雪解け水のせせらぎが聞こえます
夏の昼間は油蝉、みんみん蝉、夕方にはカナカナカナ・・・
ひぐらしの鳴き声が聞こえることもあります。
秋は山栗のイガが落ちてて、猿や猪が食べてるようです
冬は枯葉が全体を覆うように積もり、枯葉の布団のようです
個人的には、冬の散骨場が一番好きです。
散骨した家族が希望すれば散骨時の写真を撮ってA4サイズの
印画紙に下記の詩と写真をプリントして送付します。
春は小鳥の声で目を覚まし
夏は小川で遊び
秋は自然の恵みに感謝し
冬は枯葉の布団で眠る
地に浸みて、大海に出て世界を巡り、
天に還りて心安らかに過ごした後は、
今生より良き人生の輪廻転生を願うと家族の思いを伝える
昔は温暖化も進んでおらず、冬場は根雪が当然だったそうで
すが、今は冬季の間ずっと積雪はしていません。
されど降雪があると、車を停めてから散骨場まで登って行く
のは大変ですから、午後になっても出発したわけです。
午後3時、散骨を済ませると、その足で山越えをして永代供
養墓のある寺まで向かいます。
納骨もありますが、先日葬儀をされた家族が仏壇を整理して
みると、位牌が25本もあり過去帳にまとめて白木位牌類は
お焚き上げをして貰うことになったからです。
寺に到着したのは午後5時過ぎ・・・
当然のように真っ暗ですが、住職は待ってくれていました。
謝礼と位牌類を渡すと、前橋に戻る途中で初めての食事・・
前橋に戻ると結構な雨が降っています。
・・・なんだか疲れちゃってパチンコ屋さんに寄りました。
スロットで3.500円、使ったところで当たりを引きましたが、
続きそうもなく2台ほど渡り歩き、最後に座ったのはアナザ
ーゴッドハーデスという台です。
9時50分、700ゲームの当たりを引く・・・
えっ、取り切れないかも・・と思いつつフル回転で回す・・・
すると、プシューン、、、画面が真っ暗でフリーズ・・・
午後10時、GOD揃い・・・あり得ない・・・
絶対取り切れないと確定したところで千明の携帯が鳴った。
搬送依頼だ、、パチンコ屋さんと、あんしん館の間に位置す
る施設からで、これから医師が来て死亡診断するらしい。
1時間以上は掛ると言われたので、パチンコ屋の営業時間は
終わるから閉店時間まで打っても問題はない・・・
すると千明が言う。
「私が戻って寝台車に乗り換えてきます」
そこから閉店までの50分間、ぶん回し・・・
結局1200ゲームちょい回して、GOD揃いで3回当たりの
ゲーム回数を決めるジャッジメントは全く使用せず終了・・
ちょこ、ちょこ当たりと合せ4.800枚でした。
まぁ5円スロットだから良いけど、10円、20円スロット
ならすんげー悔やまれる状況です。
閉店まで打ち換金出来ず貯玉して、乗り換えてきた車で施設
まで搬送に向かう途中、医師の診断書が出たと連絡・・・
何事も無かったように、いつものように搬送です。
あんしん館に戻って安置、打合せをすると『散骨』でした。
年内最後と頑張って行ってきましたが、改めて確認させると
余命数日と宣告を受けた会員さんの中には、散骨希望の方が
まだ数名おられると分りました。
人の死・・・こればかりは予定通り進みはしませんが、いず
れにしてしても年内にもう一度行く可能性大です。
永代供養墓納骨の方がいたら、年内納骨は絶対条件ですね。
人によっては正月の墓参り・・・はありますからね。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります