昨日、ご安置はありますが、葬儀もなく、10時から葬儀の相談、
次に先月後半に葬儀された家族が、自宅置き分の返礼品の精算と、
忌明けの返礼品注文に来館してくれました。

葬儀後の集金からは僕が話しをすることは殆どなく、同席もしま
せんから基本的には全て千明が担当します。

最初の来館者は事前相談ですから、僕も同席して来館者に必要な
アドバイスをするのですが、自宅にいるお婆ちゃんだと言うので
今月多い自宅逝去の際の注意点をアドバイスしたり、隣接市の方
でしたが養子縁組をしている方のようで、実の兄弟が前橋にいる
との事、前橋での無料火葬が可能かどうかも確認しました。
残念ながら婿養子に入っても、対象者と実の兄弟は他人ですから
無料には成らないと市役所からの回答でした。

前橋での無料火葬はできませんが、事前相談された事で利用する
火葬場も明確になるし、葬儀の流れもハッキリ見えてきます。

また午後には、会員さんから転居した住所を電話で伝えてくれた
のですが、出掛けている車中でしたから以前の相談内容と変わる
部分があるかどうか分りませんでしたが、戻って会員さんの詳細
確認をすると、親戚が集まり易いからと利用する火葬場の指定が
記載されています。
しかし住所が他市に変更した事で、その火葬場を利用した場合は
5万円髙くなることが分りました。 
その旨を会員証に記載しておけば早い段階で連絡できます。

予定されていた仕事は午前中で済みました。
時間が空いたので入れ替えた霊柩車の前後の付帯している金枠の
プレート用文字を頼んであったので取りに行きます。
仕事の途中で依頼したこともあり、前橋から1時間掛ります。

その車中、昨日来館者で先月に葬儀をした方の話しが出ました。
千明の話しによると、喪主である故人の奥さんだけでなく、別の
世帯を持っている息子さんがとても感動されたようです。 
特に息子さんは、尊敬してます。とまで言ってくれたようです。

内心『ほぉほぉ・・・』とほくそ笑んでいましたが、次に千明の
口から出た言葉で一気に現実に引き戻されました。

「代表の評判が上がれば上がる程、私にはプレッシャーですよ」

「ん? どういうこと?」

「いつも代表が会員さん達に言う、俺に何かあっても千明が後を
受け継ぐから当面は大丈夫でしょう。 は自分でもそうは思って
いますけど、創業者が凄ければ凄いほど、自分で大丈夫だろうか
やっていけるだろうか・・・って不安が増してます」

「なるほどねぇ、で、どんな部分が気になる?」

「今している事は継続できますけど、新たな発想には自信がない
ですね。 最初の目標だった5万円火葬が思いつかない事だし、
安価な安置室が必要になるから始まって、散骨場、永代供養墓、
墓閉じ、169.000円で読経と戒名が付いた家族葬パックを
いつの間にか設定している。 なんて絶対無理ですよ」

「それと短時間で人を引き込む話術も真似はできない」

「あと料金体系を決めてる基準が分らない・・・けど後になって
みるとちゃんと時代に適した料金になってるから尚更分らない」

それを聞いて、なるほどなぁ、千明の立場ならそうだろうと思う

その場は多くを語らず目的地に到着、依頼してあった霊柩車前後
に付いてる金枠のプレートを受取り、抑えのゴム板を買って帰る。



それがこの写真です。 NPOA
Non
Profit
Organization
Anshin support
(特定非襟活動法人あんしんサポート)これだけの事です。

PPAP(ペン、パイナップル、アップル、ペン)的にするなら、
NPOA(なめこ、ピーマン、オクラ、赤カブ)か?、ダサッ!
こんなの2枚で1万円もしました・・・たけぇなぁ

さて話しを戻して、後継者は後継者なりに、色々考えちゃうよう
ですが、僕はこんな風に思います。

武井という人間は、自分のキャラで、自分なりの方法で事業運営
してきただけの事、千明が代表になったら『経営理念』さえ変化
させなければ、自分の感覚を一緒に仕事をしてくれる人達と相談
しながら決めていけば良いし、どんな時代でも会員さんの本音に
耳を傾ければ、最善でなくても、ベターな道は歩めるはずです。

それだけは伝えておいてあげたいと思います。


と、ここまで書いてブログを確認すると、あれ? 画面最上部の

ヘッダ部分にあった僕の写真付きバナーがない!?

更にテンプレートが崩れてる。 なんだ?? どうしちゃった??

選挙に出る訳じゃねぇんだから、写真は要らねぇって事か!?

ってそんな事はないだろうけど、写真なんてあってもなくても良い

もんだし、直すの面倒だから良いかな・・・


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