相変わらず2日~3日に1施行と、いつものように20件~
30件ほどの入会、それに散骨と法要が続き10月もさほど
忙しくは無いけど、暇では無い日々が続いています。
最近納骨をしていた息子の時間が空かず、自分で納骨をする
回数が増えたのが、ちと面倒に感じます。
本日も火葬後に即日納骨でした。
墓の場所も分らず、事前に確認に行く時間も無かったので、
家族の後に付いて墓所まで走ると、道から少し高台にあった
のは一族の墓所でした。
いつもカロートのフタ開けは比較的簡単ですから、いつもの
調子でバールを入れようとしますが、全く入る気配がない。
『ん? どうなってるんだ??』
改めてフタの四方を確認するとコンクリートでしっかりメジ
止めがしてあり、簡単に開きそうにありません。
「簡単には開かないから、線香を供えてください。 皆さん
帰ってから時間を掛けて開けて納骨しておきます」と話す。
葬儀で全員が僕の事は分っているから話しは早い・・・
家族が帰ってからメジをハツリ、ようやく開けるとカロトと
フタの隙間にもセメンか接着剤で止めてあったようです。
金槌なんて持った事は無いから大変・・・目が回ります。
それでも何とか納骨を済ませ、セメントでメジをして帰る。
いやいや、、、恐ろしい・・・ やりたくねぇ・・・
何でこんな事までやってるかと言うと料金問題なのです。
納骨と墓誌彫りを個人の石屋さんに頼むと、6万+税ですし
大手石屋が5万+税と、何故か一律料金のようです。
あんしんサポートは2.5万+税と半額で行っています。
・・・その結果、息子が駄目な時は自ら動くしかありません。
全てがこんな調子ですから、年々労働が増えている訳です。
さて本日のテーマ『葬儀の日に入会して帰る人が増えている』
あんしんサポートは葬儀した家族からの紹介、親戚の葬儀に
列席した人の入会が、圧倒的多数ではありますが、最近増え
ているのが、葬儀に来た親戚が入会して帰るとか、葬儀直後
入会に来館する人達が急増していることです。
本日火葬された家族は、昨日午後『枕経』『湯かん納棺』と
行い、花や、食べ物、タバコ、写真、など入れ暫しお別れの
時間を過ごしたのですが、家族親族がくちを揃えて言うには
「良いお葬式をして貰って本当にありがとうございました」
布団に寝た状態での読経、湯かんとお別れですから、戒名は
付いていますが、葬儀という形はとっていません。
しかし親族には葬儀として映っているのでしょう。
メインは湯かん納棺の儀です・・・
意味不明な読経を長々聞いているより供養とは、納骨とは、
35日49日とは、湯かんとは、白木膳とは、等々言葉では
何度も聞いているけど本来の意味は知らない事が殆どの葬儀
用語をしっかり聞きながら、自分達の手で旅支度を整えたり
好きな物を入れてあげたり、戒名の文字の説明を聞いたり、
泣いたり、笑ったりしながら過ごす1時間30分~2時間は
葬儀そのものなのだと思います。
自分の時も同じようにして欲しい・・・
両親も同じように温かく送りたい・・・
そして、他社の半額~7分の1と圧倒的に安い料金も、年金
減額、生活大変時代が更なる拍車をかけているのでしょう。
それと、非会員さんからの依頼を受けられない現実も起きて
いる為、その旨を伝えているのもあるかもしれません。
今回葬儀した親戚は入会した人もいれば、4人の両親を抱え
間近に葬儀が迫っている娘夫婦も近々来ると言ってました。
本日の喪主が支払いの時に言った言葉・・・
「親戚が良いお葬式だったと褒めてくれたし、葬儀の費用は
お包みで賄えたんですよ。ほんと助かりました」
と笑顔と小声で語ってくれました(10名ほどの葬儀です)
この笑顔と言葉が全てかもしれません。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります