今朝起きた時、良く寝た感と、ようやく疲れが取れてきたと
感じました。 溜った疲れがある程度戻るのに2日間は掛る
ようで、我ながらジジイになったと痛感します。
今日は早めに帰って、ゆっくりすれば疲れも取れると思って
いましたが夜になって搬送・・・明日なら良かったのに、、、
愚痴を言っても始まりませんけど・・・
どんなに疲れていても、打合せが始まれば戦闘モードに切り
替わり、手抜きの出来ない自分が不思議というか、お馬鹿と
いうか、要領が悪いと言うか・・・
2時間の打合せが済んで家族は帰り、僕は疲れました。
現在時刻は午後11時を過ぎました。
千明が家族葬の段取りをしてる間にブログを書いちゃいます。
商売の王道と言えば、永続的な繁栄を可能とする利用者数を
第一に商売を続ける事、客数絶対主義なのは分ると思います。
この部分だけでも数回分の内容はありますが、葬儀社が持つ
べき客数絶対主義についてのみ下記に記します。
残念ながら元々葬儀業界には無い発想です。
葬儀は滅多に起こらない、だから取れる時に取れるだけ取る
次は無くても構わない、それに次の葬儀は代替わりしている
のだから、今回の事など忘れている・・・これが葬儀業界に
ある考え方に思えてなりません。
でも、これを否定する気はありません。
商売ですから、どんな考え方でも犯罪で無ければ良いのです。
しかし利用者の事など一切考えてないのは間違いありません。
僕の言う葬儀の客数絶対主義とは・・・
葬儀をした家族が、2軒の人に話し、その2軒が更に2軒に
話す・・・するとネズミ算的に紹介が継続することになる。
一軒当たりの利益は、多くなくても、施行数を増やすことで
経営に必要な利益の確保が可能となり、尚且つ日々会員数が
増加することで、将来に於いて安定性が増すという理論です。
また大多数を占める老後破産、老人難民予備軍を対象とする
事で2040年頃までは間違いなく通用する手法と言える。
更に日本人の葬儀や墓に対する概念が変化している事もあり、
時代の流れも追い風となってくれるでしょう。
葬儀社を知人、友人、親戚に紹介する・・・
設立当初は、まずあり得ないと考えていました。
葬儀社を紹介したら、見積りより高い請求、予想以上に高額
葬儀、内容は普通だし、担当者も勤め人感覚、、、これでは
紹介した人と紹介された人は仲違いするでしょう。
事が葬儀だけに、余程自信が無かったら、葬儀社の紹介など
とてつもなく難しい・・・わざわざそんな冒険をする人など
常識的に考えて存在しません。 だからあり得ないと考えた。
さらに初めての葬儀で葬儀社の実態を見せられた。
素人の僕でも納得できない内容と料金、一番問題なのは葬儀
屋の社長の人間性、とにかく腹の立つ葬儀でしたが、家族は
それでも黙って葬儀屋に従うの見て、これが現状葬儀の実態
であり、利用者が言いなりだから葬儀屋は向上心のかけらも
なく、儲けて当然と考え、最悪の人間性でも通り、寺に胡麻
をすり、寺も優越感に浸っている。
利用者から見れば悪循環もはなはだしい・・・
これをきっかけに葬儀社から話しは聞いても、それを家族の
立場から見直して答えを出す習慣が身に付くのです。
これが『家族目線誕生の瞬間』でした。
それから8年間、続けている考え方の三大原点があります。
》自分の葬儀だったら
》我が家の葬儀だったら
》自分の葬儀をする家族だったら・・・の3点です。
あんしんサポートの葬儀は全て、この3点だけで誕生、設定
されているのです。 内容、料金、そして打合せに至るまで
その全てが、三大原点から始まります。
その結果として、家族の選択より安い葬儀内容を推奨なんて
のは日常茶飯事だし、時に家族を叱咤する事もあるのです。
その全ては家族の持つ様々な事情を最優先するからです。
だからでしょうか、今も葬儀屋という自覚に欠けています。
また商売という感覚もさして無く、会員ではありますけど、
利用者を、お客様と思ったことがありません。
人が生まれりゃ死ぬに決まっている訳で、ずっと税金払って
きたのに死んだら自費かい! 市県民税を払って来た人なら
焼骨にするまでは本来行政がやるべき事、でもやらねぇから
陰でグタグタ言わず、まずは俺がすれば良い・・・
それを見た市民が、いつか行政に声をあげるだろう。
それまでに少しでも、葬儀支援の輪が広がってくれたら・・
どう考えても僕の自己満足なのですが、それでも充分過ぎる
ほどの価値はあると思っています。
その結果、あんしんサポートは90%以上が紹介なのです。
・葬儀をした家族の親戚(実際の葬儀に来た人達)
・葬儀をした家族から紹介された親戚、友人、知人
・葬儀をした家族の再利用
これらを中心に最近は、施設、病院、行政の一部までもが、
弱者の人達に、あんしんサポートを紹介しています。
開設以来、月に20名~60名の会員が増え続けています。
会員数は1000名強ですが、実際は家族や親戚も使える為
実質はその数倍の会員数と言えるでしょう。
ただ最近は入会者と利用者の間で、数件ではありますがトラ
ブルめいた事があり、近い将来『記名会員制度』に移行する
事になるでしょう。
今回、最も力説したいのは『紹介したくなる葬儀社への道』
これが達成出来れば、うちのような低料金設定でも食える。
但し、この先は殆ど核心部分ですから、利用者が紹介したく
なる葬儀社への道として、各タイトルのみ記載する予定です
さて、千明も段取りが済んだようですから帰ります。
現在時刻、午後11時51分、、、お疲れ様でした。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります