今あんしん館には2人の方がご安置されていますが、昨日の
早朝総合病院から搬送した方がいます。
28日早朝からのご安置ですから、29日の家族葬儀ならば
台風の影響を直接受けずに何とかなると判断し、家族も納得
したのですが、小雨の中納骨していると息子さんから電話、
妻であるお婆ちゃんが、どうしても一般葬でしたいと言うし
心残りになってもと、一般葬への変更ができるかの確認です。

納骨後の車中ですぐに変更手続きを始めます。
斎場式場の確保・司会者、アシスントの確保・祭壇生花発注
男性スタッフ手配・香典返礼品と人の手配・料理の手配・と
今回は神式の葬場際ですから、神主の手配も含め、全て済ま
せて戻ると、こう切り出しました。

電話を貰ってすぐ31日葬儀への変更手続きを済ませした。
但し、ひとつ問題があり台風が近づいています。
それも気象庁でさえ予測不可能と言うのですから、もしかし
たら30日未明北関東に上陸するかもしれません。
30日は我々でさえ動ける天候か分らないってことです。
そこで、29日午後から湯かん納棺をし、30日は納棺した
状態で安置、31日午前式となります。
これなら都内からの人達も、朝来られるし、葬儀後は宿泊を
しなくても都内に戻れますからね。

台風に関しては、どうなるか分らないから仕方ないと全員が
納得してくれました。 以下がスケジュールです。

》28日・午前9時個室安置
》29日・午後5時~湯かん納棺(約1時間)
》30日・納棺状態で、あんしん館安置
》31日・午前10時斎場葬儀
    ・午前11時30分火葬(火葬中清め)
    ・午後 1時前拾骨
    ・拾骨後、自宅の後飾り祭壇にご安置して終了

あら、、そろそろ火葬の出棺をしなければなりません。
今回、日時の変則設定は、台風の影響を避ける為でしたが、
この感性は様々な場面で活かせるはずです。
まずは葬儀社が概念に捉われず、今置かれている状況ならば
最善と思える方法を考え、家族に伝え、納得したら実行です。
その際、周囲の雑音は全く気にする必要はありません。


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