ようやくレンタル盆棚の片づけも終わり、盆返礼品の精算も
あと少し、盆のバタバタも台風のように通り過ぎました。
気がつけば8月も後半に入り、すでに秋の気配を感じる季節、
昨日の夜は虫の鳴き声が聞こえました。
相変わらず入会する家族は後を絶ちませんが、思い起こせば
法人設立当初と現在では、わずか9年間で葬儀の様相が著し
く変化しています。
設立初年度と2年目は直葬ゼロ、一般葬が主流で普通で当然
と考える時代、家族葬の言葉はあっても実際は少なかった。
それが今では家族葬より直葬が急激に増えています。
入会される家族の所得水準でなく、家族の意識が大きく変化
しているのと、葬儀を行うのが家族から甥姪、兄弟姉妹等が
施行するケースも急増しています。
また、あんしんサポートを必要とする家族に少しづつですが、
人づてに浸透しているのだろうと感じます。
それでも、まだまだ存在を知らない人のほうが多い訳です。
葬儀… 家族の中に葬儀を考えなければならない人がいれば
意識もするでしょうが、普通は看板やチラシなど目に入らな
いのが現実だし、葬儀の『そ』の字も頭にはないでしょう。
しかし何もしないでいると来館者から「存在を知らなかった。
知っていたら前の葬儀も・・・」と言われるのです。
悪気があって言ってるのではありませんが、もっと宣伝して
くれてたら・・・と聞こえることもあります。
だから時々パンフレットをポスティングしたりするのですが、
配布会社も全戸配布できませんし結構な費用となります。
数年前に1度配布されましたが2度目の『前橋ガイドブック』
が全戸無料配布されるとの情報が入り依頼しました。
サイズは60×185で27万円くらいだったと思う。
改めて見ると一般葬はなく、直葬、直葬+散骨、散骨そして
家族葬と小さな葬儀が中心の掲載内容です。
実際は一般葬も行っていますが、他社は出来ない部分を掲載
することが消費者にとっては必要な情報だと考えるからです。
この中で注目して欲しいのは3点です。
》直葬だけで7種類用意されていること
直葬が急増しているのには理由があるはずです。 だから
直葬を否定するのではなく、その中で家族の要望を満たせ
るよう最安値から始まり、湯かん、読経や戒名付まで設定
》散骨+永代供養墓納骨まで可能になっていること
墓閉じ問題は間違いなく、これから先も続きます。ならば
無理矢理墓を守らせたり、一人50万円だの80万円だと
法外な料金をふっかけず、心も財布も安心して墓を閉じら
れる方法論を考えてあげるのが葬儀をする者の道理です
》各パック下段の一文です
あんしんサポートの『考え方』『人間性』『葬儀内容と品質』
『支払った料金』など、実際に葬儀した家族に聞いて電話連絡
の上ご来館を勧めます
過去の概念に捉われず、時代の欲求、時代の変化を形にして
全ては家族目線の延長戦上で迅速に提供し続けること。
それと8月の入会者で特に感じたのは、悪徳葬儀社の実態で、
積立金を使っても、あまりに高額なので葬儀を中止、しかし
湯かん料金は積み立てた50万円とは別途請求、50万円は
一銭も戻らず、仕方なく寺で葬儀をしたそうですが、これも
高額だったそうです。
家族の勉強不足と世間知らず感は否めませんが、表面だけは
綺麗ごとを並べ、裏では家族からむしり取り、詐欺のような
葬儀社の対応と、泣き寝入りする家族が後を絶たない。
それが地元では有名な大手だから問題なのです。
その結果が全国全ての葬儀社が同じだと思われるし、大手が
それなら小さな葬儀社はもっと悪質だと思う人もいる現実に
対抗するには『実際に葬儀した家族に聞くしかない』これが
掲載文になっているのです。
同じ文面を堂々と出せる葬儀社が全国にどれだけあるのか!?
これが自信であり、プライドの現れでもあります。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります