前回お盆の葬儀について書き忘れた事があります。
1件は宗教者のいない家族で送る葬儀を選択、14日午後に
集まって湯かん納棺、お別れをし、午後3時の火葬です。
もう一軒は搬送前に家族から菩提寺に連絡して貰い、葬儀の
受けられる日時を確認、15日午後からOKと言われたと確認
できた時点で15日午後12時~の葬儀を組みました。
搬送してから日程を組むのと、事前に組むのでは今回の場合
4時間以上の差が出ていますから、葬儀日程が一日延びても
不思議ではありません。 この辺も家族目線のいち例です。
さて本日のテーマは『都内の中学生が卒論の取材で来館』と
いう、まぁ我々が中学生の頃は勿論、今でもそんな事を卒論
テーマとして取り上げる中学生がいる事に驚きました。
ってゆーか、卒論なんて大学だけだと思っていました。
数日前、取材依頼の電話が入ったようです。
ネットで色々な葬儀社のホームページを見たのですが、あん
しんサポートさんのホームページ、ブログを読ませて貰うと
他社とは全てが異なるし、料金体系も全く違うので是非とも
直接話しを聞かせてください。 というものだったそうです。
電話で応対した千明、はじめ大学生だと思ったそうですが、
話しているうちに中学生だと分り驚いたそうです。
前日でも翌日でも時間が空きませんでしたが、中学生が来館
する日時はポッカリ空いた状態になりました。
午前はに入会相談者が来館しており、夕方から打合せです。
予定の午後1時、来館した彼は前橋駅から歩いてきたという。
冷たい麦茶を出し早速話しを始めます。
業界の人間でも業界の把握などできません。
また業者、宗教者、家族などそれぞれの立場により葬儀とは
なんぞやの根底も大きく変わるのですから、中学生が客観的
立場での見解・・・などできるものではありません。
そこで、あんしんサポートの家族目線を伝え、低料金だから
良い訳でもないし、低料金葬儀社は最後にボッタクル訳でも
ないし、大手葬儀社だから良い訳でもなく、イオンのような
葬儀社は仲介業のブローカーであり、どんなに有名な人でも
評論家は評論家でしかなく、自分で葬儀が出来ないのなら、
それは机上の空論であり、絵に描いた餅であり、だまし絵の
ようもの等々・色んな話しをしました。
約2時間ほど話しましたが、最後にはこんな風に言いました。
葬儀について結論は出ないでしょう。
またうちも含めて、誰かの意見に洗脳されるのも今の年代で
良い事には思えない。
だから14才の自分の感覚で、なんでだ? どうしてだ?って
思うことを卒論のテーマにしたほうがまとまると思う。
帰りは前橋駅まで送っていきましたが、14才の中学生でも
葬儀について考えようとする子がいる・・・
僕の世代では出来なくても、中学生の彼らが大人になった時
本当の意味での葬儀革命を成してくれたらな・・・なんて思う。
まだまだ日本も捨てたもんじゃないなと感じた日でした。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります