22日午後2時、指定先の病院到着、今回は県立の病院でしたが、
搬出口は地下で、ベッドに寝た状態で地下に降りて来てストレ
ッチャーに移動する流れのようでした。
棺を積んだままベッドの上で搬送シートを敷いて納棺します。

千明は事前確認している申請者欄の記入と捺印をする為、院内
施設の部屋を借りて死亡届書を作成、その間にドライアイスで
処置を済ませ寝台車に載せて待機します。

作成が済むと、そのまま隣接市の市役所に行き、予約した午後
1時火葬の申請手続きをしましたが、15分ほどで済みました。

市役所から約1時間、前橋あんしん館に到着、改めてご安置を
整え線香を供え昨日は完了です。

本日午前、7月から加入する厚生年金、社会保険の最終確認に
年金機構に行き年金支払額と年金給付額の試算をして貰います。
法人は1人会社でも厚生年金、社会保険が義務化され数年経ち
ましたが、そろそろ本格的に未加入法人の洗い出しがありそう
なので、仕方なく加入することにしたのが前期の途中です。

4月末決算、総会、理事会と続き7月から給与や報酬の変更を
するのですが、年金も保険も7月から変更するわけです・・・
この辺のことは、後日書いてみたいと思います。

午後1時の火葬予約ですから、午後12時30分が基本です。
・・・って分り難いですが、以前書いたと思うけど午後1時の
火葬とは、遅くても午後1時に火葬炉に火が入る時間の事です。

理由は単純、次の火葬時間までに冷却する必要がある為です。
早い火葬場は60分~70分ですが、一般的には90分が多いです
から午後1時に火が入ると、火が止まるのは2時ちょいです。
少し冷まして拾骨して、30分後の火葬・・・が限界です。

昨日病院に隣人が来てくれていたので、午後1時の火葬だから
12時30分には火葬ですよと伝えておいたのですが、12時20分
火葬場に到着、甥夫婦が待ってくれており、焼香すると30分に
火葬炉に入りました。 

火葬炉から待合所に移動した直後、隣保の方々5名がお別れに
来てくれたのですが、会うことはできませんでした。

これから、このようなパターンは増えるでしょうが、火葬時間
30分前に火葬炉に入ると思っていれば大抵は会えるはずです。
群馬県内各市の火葬場を思い浮かべると、火葬予約時間よりも
かなり早くても問題ない火葬場はありますが、火葬場によって
遅くても15分前はあっても、予約時間を過ぎても良い火葬場は
一か所もありません。 だから・・・火葬予約時間の40分前に
到着しているのが一番無難のように思えます。

折角来てくれた隣保の方々と少し立ち話をすると、名刺をくだ
さいとの事でしたので、千明が持参してあったチラシパンフを
渡しておきました。 みなさん葬儀の心配はしているようです。

また生花を持ってきてくれたので、係の人に確認したら炉前に
飾っても良いと言われました。 が、普通は駄目だと言われる
と思っていたほうが無難です。 その理由は、炉前に飾れると
したら『遺影』『野位牌』『骨壺』が普通で火葬場によっては
『白木膳』まででしょう。 生花を飾っても良いとなったら、
飾りたい家族は沢山いますから、歯止めが効きません。
よって、普通は駄目だと思ったほうが良いはずです。

待っている時間に集金、必要事項の伝達等を行い、予定通り90
分後に拾骨をし、遺骨を預り前橋まで戻ってきました。

先ほど粉骨作業を済ませ、何事も無ければ明日の朝、当方専用
散骨場に行き散骨を済ませてきます。
普段は5名~10名ほどをまとめて散骨する事が多いのですが、
隣保の方々が折角持ってきてくれた生花が元気なうちに、散骨
して生花を供えてあげたいと思い、隣保の方々にもそのように
伝えたからです。 


散骨場まで片道1時間30分、効率が悪いのは分っていますが、
籠盛りで作って貰った生花と、自分達の庭々に咲いてた色とり
どりのアジサイを摘んで持ってきてくれた隣保の方々ですし、
最後は故人と会えずでしたからね・・・
せめてお花を散骨した上に供えてあげたいと思うと、くちから
出ちゃう性格・・・苦笑しながら、このブログを書いてます。


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