さてさて、執筆と決算で時間を費やしましたが、いつものブログ
日誌を書く日々に戻る予定です。
ちょっと気になるのは、我々同様低料金で薄利葬儀をされている
方々にとって、厳しい季節となっているはずですし、夏場になり
施行数が増えたとしても、来年以降も同じ傾向が続くことです。
低料金、高品質、好人物での葬儀社が経営困難となり廃業するか
止む終えず料金改定すれば、その地域の人達にとっても、決して
良い結果にならないわけで・・・年間通して安定経営できる手法
なり、改善方法を考えないと5年未満の葬儀社は大変でしょう。
5年未満と書いたのは、まだ投資段階の可能性が高いのと、ある
いは何とか経営を続けられる限界が5年くらいかな・・・と思う
からで、特別な根拠はありません。 しかし、我々と同じような
感覚で葬儀をしている葬儀社には生き残って欲しいですからね。
そんな心配不要なのかな・・・
みんな、それなりに頑張っているなら問題ありませんけど。
僕の場合、今にして思えば、設立から5年間は別の法人を所有し
ていたから続けてこれたような気がしてなりません。
葬儀社だけだったら、終わってたろうと思うからです。
なんて偉そうな事を言ってますが、うちも論外ではありません。
入会は相変わらず月に20人~増え続けていますが、葬儀の依頼が
無ければ淘汰されるのは一緒です。
同じ地域や競合する地域内での協力など、それこそ絵に描いた餅
でしかありませんが、離れた地域同士なら助け合う事もできるし
うちのノウハウで良ければ、いくらでも提供します。
必要性を感じる方がいたら、遠慮なく『ブログのメッセージ』に
書いて送ってください。プロフィール内にメッセージはあります。
これなら、ブログには出ませんからね。
さて、本日のブログに入ります。
時代が変化すれば、何事も変化するもので、その傾向は葬儀にも
ハッキリ現れています。 葬儀社の人は気付いているはずです。
『家族以外の兄弟姉妹が行う葬儀が増えている』ということです
これをもう少し突っ込んで考えてみましょう。
》多くの場合、突然葬儀になる前に入院、入所があります
》独居で高額年金受給者なら問題ありませんが、殆ど違います。
》独居者の兄弟姉妹が面倒を看る現実が相当増えているはず
》最後の面倒を看た上で葬儀となるのが分っているなら
その人達用の葬儀、遺骨供養が、料金も含め事前に決められたら
面倒を看る側にとっても良いし、看て貰う側も安心できる。
そんな気がするのです。
独居の兄弟姉妹を抱えた方、その本人にとって『料金』『内容』
どんな葬儀を企画立案したら良いか・・・って事です。
個人的な見解ですが、この問題はこれから増え続けるはずです。
事前に当事者、兄弟姉妹で相談し最善の対策をとられた方なら、
大きな問題はないでしょうが、面倒がって後回にして間に合わず
逝かれたら、夫婦間にも溝ができる可能性大です。
配偶者の兄弟姉妹などで心当たりのある人は、何気ない会話から
配偶者と話し合っておくことも大事です。
話し難いかもしれませんが、当事者と話し合いをしておく必要が
あります。 たとえ60代だとしても、いつ何が起こるか分らない
のですから、冗談交じりの会話からでも、葬儀と遺骨供養更には
住宅の整理なども含め、もしもの時は・・・
『誰のお金で』『どんな事を』『誰がするのか』笑い話的にでも
良いから始めておくことです。
この1年、2年、強く感じてきた事を記しておきます。
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります