本日は葬儀依頼もなく、昨日書いた通りの予定で進みました。
午前10時、1人が来館し、自分の分と都内在住のお姉さんの
旦那が具合が良くないからと2人分入会したそうです。

午前11時は会員さんが連れて、2人で来館し入会して帰ります。

午後12時会員さんからの紹介で来館され入会したそうです。

午後12時半過ぎ、いつものようにファミレスジョイフルで一年中
注文できるモーニングを食べます。 ジョイフルの本社は九州に
あるらしく、地震の影響で納豆が13日まで入荷しないと聞かされ
たのは今月初めだったかな? 明後日から納豆が食べられます。

「納豆何て何処でもあるのにね」店員さんの言葉でしたが、その
通りと思う反面、付合いのある業者さんを大切にしているって事
でもあるように感じました。

事務所に戻ると2時30分から4人目の入会相談でしたが、午前の
相談より長めだなと、声は聞こえませんがモニターで見ていると
千明が事務所にきて言います。

ちょっと相談に来て貰って良いですかと、簡単な相談者の事情と
説明を聞き、階下で待つ相談者の元へ向かいます。

50才の女性で、少し前まで肝機能障害でICUに入院してた程、
奇跡のような流れで退院はしたけど、肝硬変や肝臓癌に移行する
まで、そう長くは無いと感じての来館、未婚の母で子供は2人、
23才と19才で下は大学生、自宅は三年前に新築したらしい。

簡単な挨拶をして本題に入ります。

自宅を35年ローンで建てたって事は、万が一の時は保険から家の
残金は出るから自宅は問題ないよねと確認、その通りだという。

しかし生命保険には全く入っておらず、どうしたら良いかと思い
来館したようですが、社会保険でもあり、69.000円+税で火葬は
できるから、葬儀に関しては心配無用と話す。

時間を掛けたのは、これからの生き方についてでした。
子供達とは一度膝を交え本音で話す必要があり、葬儀に関しては
火葬だけで良い旨を文章にしておく、また実家の母親とお兄さん
には自分の死後、子供達から相談があったら、相談に乗ってあげ
て欲しいとちゃんと伝えておくよう言う。

問題はこの先、子供達と過ごす時間を大切にすること、近くでも
良いから、温泉や、ドライブ、おにぎり持って山で食べるも良し
できれば、春、夏、秋、冬と思いで作りの場所を決めて行ったり
過ごしたりして、来年も、再来年もと目標にする事と、パソコン
でも使って自分の今を写真とブログで綴れば、同じような人達と
コミュニケーションも取れるし、励まし合う事だってできる。

何かに挑戦する事を強く勧めた。
彼女は途中、何度も涙を流しながらでしたが、今日は仕事場でも
体調が悪くて、暫く車の中でうつ伏せになってたりもして、予約
してあるけどどうしようかな・・・ って思っていたようですが
何となく、ここだけは行こうと思う心が来させたのだそうです。

そんな話をする相談者に「来て良かったでしょ」と冗談で言うと
「はい、来て良かった」と少し体調も良くなったようでした。

葬儀の話はほんの数分、それ以外は人生相談って感じ。
とても葬儀屋さんの事前相談とは思えない相談内容ではあるけど
これが信頼になっているのは間違いありません。

あんしんサポートの戸を叩いた人達が、自身の余命が少ない人が
残りの人生を少しでも楽しんだり、謳歌してくれるきっかけにと
なってくれるなら、それで良い・・・

相変わらず、利益の無い商売を続ける奴だと、自分に呆れる反面
それで良いと褒める自分も居たりして不思議な感覚です。

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