毎年5月の初めは、気候も良く葬儀もひと段落するし、4月が
決算なこともあって、割とバタバタした日が続きますが、今回
各葬儀パック毎のチラシパンフレットを作成、一部だけミスが
あり作り直したパックも到着を待つだけになりました。

本日は宛名シール、新盆法要申込書、新盆飾り申込書まで完成
あとはシール貼りと、来週には新盆返礼品パンフレットも届く
との事ですから、中々順調に進んでいます。

一昨年までは申告書類の作成などありましたが、今は全て千明
任せで、その時間が空くようになりました。

時間が空くと暇だと感じるのも強くなりますが、それと同時に
自分の中に芽生える傲慢さを自覚し、抑えるには良い機会です。
依頼が増え、寝る時間も減り、疲れが溜ってくると、自分でも
気付かないうちに、傲慢さが頭を持ち上げていたと感じさせて
貰える時期でもあります。
この辺が実に凡人の凡人たる部分です。

5才くらいから中学生まで、祖父母に何度となく聞かされ続けた
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」
今にして思えば、我が家の帝王学としての教えなのでしょう。
その割にちーとも身についていません。

きっと人間は本当に中身が濃くなれば、腰は低くなるのだろう
とは思うのですが、60才を過ぎて尚、成長していません。

それでも、時々自身の欠点を振り返り、少しでも人として成長
しなければと思うだけ良いか・・・と考える自分・・・
今更、凡人街道は抜けられないのかもしれません。

さて、経理から離れ、時間がとれるようになったのと、ちと
暇な時期も重なった事もあって、何年か前からずっと心の中に
あった本を書き始めました。 執筆するのは、第二弾です。

初めての執筆は5日間で書き上げた180頁ほどで、葬儀社を始め
たい人達向けに書いたもので、読めば分りますが、半分は宣伝
半分は何をどう考えてきたかを書きなぐったものです。
自叙伝的要素もかなり含ませようと自覚して書いたものでした。

今回書こうと思っているのは、設立から9年間の中で、誰かに
聞いた訳でもなく、教わった訳でもないのに、自然に生まれた
葬儀に対する自分なりの感覚です(自然かも分りませんが、、)

ひとつには、文章にすることで自分の感覚が、より明確になり
千明を始めとした後継者に文字で端的に伝えられること。

もうひとつは、この感覚は一体どこから生まれてきたものかを
自分でも知りたいと思っているからです。

なんて言ったところで、今日から書き始めたばかりですから、
まだ20頁でしかありませんが、最終的には200頁ほどでしょう。
あ、そうだ 以前も225頁書いて費用の問題で180頁に減らした
のだから、最初から180頁で書き上げれば良いのかもです。


にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
誰もが終幕後の費用を心配することなく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えていたか嘘のつけない自分日誌でもあります