今回からが世間で言うノウハウに類する部分だと思います。

但し読んだ程度で真似はできないだろうと思います。

僕は昔から何かを隠したり秘伝だから・・何て言いません。

秘訣のようなものがあったとして、それを隠した時から前進は

せず、向上心も停止するような気がするからです。

もし公開した何かを周囲が習得するとしたら、習得までの期間

更に先に進めば良いと考え、営業方法など全て教えた事もある

のですが、誰も習得した人はいませんでした。

習得できないほど凄いことをしているのか? いいえ

殆どの人は僕を特別扱いし、できない自分が普通だと自己防衛

するだけ、、、だもんできなくて当然です。

何度も書いてますが、僕は特別な能力もないし、天才でもなく

極普通にいるおっさんで凡人です。 その凡人がなぜ人よりも

いい結果を出せたか!?  一番分り易い例があります。

今読んでいるブログです。 今回で1240回書き続けています。

できない事はできるまで、やり続ければ誰でもできます。

「代表は頭の中に文字が降ってくるんだよね。俺みたいな凡人

は真っ白けだけどさ」と言って笑う。

出来ない事を普通だと肯定する。 責める気はありませんが、

1240回書き続ける労力は誰でも一緒です。 

僕なら楽で、他人は大変なんて事はありません。

出来ない理由を述べる人は向上することもないでしょう。

また20代の頃から僕には基本理念があります。

『我が店はお客様の為にあり』

でも本当の意味を理解する人は殆どいません。

だから、どんな秘訣を書いても問題ありません。 っていうか、

僕と同じ土俵に立つ気のある人がいるなら、僕の中にある全て

を伝授しますし、その人達が同じ土俵で話せるようになれば、

相談、議論、検討が一緒にできるし倍速以上で事が進められる。

その輪が広がって、安心する人、助かる人が増える。

それで良い、それが良い、だって我々だけで全国の人を助ける

事はできないのだから、一石を投じた波紋が全国に広がったら

我が人生を生き抜く甲斐がある。 そう思うのです・・・

多分これが、あんしんサポートの神髄なのです。

また前振りが長くて本題が短くなりそうです。

表題に豪華、盛大、温もり、あえて三つの言葉を連ねました。

『豪華な葬儀』

この言葉に人は介在しません。

建物、設備、使用する備品、装飾、料理などハード面だけで、

実現できる葬儀、分り易く言えばお金があればできる葬儀です。

『盛大な葬儀』

上の豪華な物も賑やかさは増しますが盛大の基本は人、それも

人数、沢山の人数が集まったのが盛大な葬儀です。 

この代表が社葬で、その多くは義理で来てくれた人達ですから

故人の人望より、役職や所属会社のほうが優先されます。

人が沢山集まってくれる葬儀は、誰の葬儀でもできる事ではあ

りませんから、それだけ影響力があった人なのは確かです。

何百人もの盛大葬儀の会葬者が義理で無かったら、故人が普通

の人ではなく、偉人に近い人だろうと思います。

『温かく送る葬儀』

豪華さ不要、大人数も不要、本気で故人を偲び送りたいと思う

人達だけが集まった時のみ成立する葬儀と言えます。

例え親兄弟や親戚だとしても、家族がその人(達)に気を使い

ながらの葬儀だったら温かく送れる葬儀にはなりません。

唯一直葬でも成立する葬儀であり、極端な事を言えば1人だけ

でも可能な葬儀でもあります。

『豪華に送る』『盛大に送る』『温かく送る』

あなたは、あなたの家族は、どの葬儀に価値観を感じますか?

自分達家族の価値観で決めるのが最善です。

豪華な葬儀は金があれば間違いなく何処の葬儀社もできます。

盛大な葬儀は生前の生き方に左右されますが、豪華さを交える

ことで盛大さを演出するのは可能でしょう。

問題は『温かく送るお葬式』に価値観を感じる人達です。

これだけは、何処の葬儀社でもできると思ったら大間違い。

また数百人会葬のような、大きな葬儀になったら、我々が担当

しても実現は難しいでしょう。 もし大きな葬儀になると分っ

ているなら『密葬』で温かく送る葬儀をして『お別れ会』等を

後日行えば、多くの会葬者が来られても問題ありません。

温もりのある葬儀だけが、何処の葬儀社でもできる訳でなく、

できない葬儀社のほうが多い理由はなぜ?

① マニュアル化できないからです

② その家族の持つ空気を活かす必要があるからです

③ 葬儀社にとってお金がとれないからです

3つの中で『温もりある葬儀』が最も難しい葬儀です。

家族の温もりで送る葬儀とは、家族が誰かに気を使うことなく

故人を囲んで、故人の話しをし、笑ったり、泣いたり、時には

けなしたりしながら故人を偲ぶ・・・家族だから作れる時間を

過ごすことが、結果として温かく送れたと思えるのです。

ですが家族は、どんな時間を、どう過ごせば、温もりある葬儀

になるか分りません。 それを補佐、先導するのが我々です。

しかし普段は全く付きあいの無い家族ですから、個々の性格も

分らないし、家族の持つ雰囲気や空気も分らないのに、温もり

のある葬儀の時間なんて作れるものではありません。

そこで僕の場合『事前相談』『葬儀打合せ』で家族を把握して

『湯かん納棺』『お別れの儀』では親戚や会葬者まで含めての

温もりが出せる場にしている・・・そんな気がします。

正直なところ、意識している訳ではなく、自然に考えずしてる

ことなので文字にするのが難しいのです。

いずれにしても家族の事が分らないと難しい・・・

たまに家族全員、何を考えているか分らない人達の場合など、

ぶっちゃけ僕でも温かくなんて無理って思う事がある。

まだ先は続きますが、賢い人なら分ったはずです・・・

どこの葬儀社でもできる訳ではない理由が・・・でしょ!?

次回『 『事前相談・葬儀打合せ・湯かん納棺・お別れの儀』』

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