今日2件の葬儀が済み・・・すんげー疲れてます。

疲れが取れないまま溜っていきます。

やるべき事はあるのですが、珍しく先送りにしました。

文章書いてるほうが楽ですから、ちと続きを書いてみます。

群馬県の人口約200万人、あんしんサポートが支援する地域は

その半分100万人くらい、本拠地のある前橋が30万人ちょっと

その前橋を中心に活動して8年、ようやく社名、内容、料金が

浸透してきたように感じます。

あんしんサポートは新聞記事に何度と無く掲載してくれたし、

NHKが1回8分30秒を2度も全国放送してくれたのですから

広告宣伝では一般的な葬儀社より相当恵まれているし、低料金、

弱者支援、明確な料金設定など謳える為、広告宣伝をうち易い

葬儀社なのに、これだけ年数を要したのですから、一般の個人

葬儀社の名前が浸透するのは非常に厳しいと思います。

まず『広告宣伝が難しい零細葬儀社』を頭に置いてください。

次に実際の葬儀について考えます。

大手葬儀社を筆頭に『豪華な建物と設備』『営業、施工、集金、

あらゆる場面に配置される人』など、ハード面に関して言えば

圧倒的差別化が成されているのが大手葬儀社、と同時に圧倒的

高額な費用を請求されるのも、大手を始めとした葬儀社です。

それに引き替え、あんしんサポートは決して豪華な建物でなく、

相談、お迎え、施行、集金、遺骨供養に至るまで2人を中心に

必要な人材を補強しながら進め、葬儀が入れば利用者を館内に

残して出掛けちゃう事も多々ありますが、費用面を考えると、

とにかく費用を抑えたい家族用の直葬69.000円から始まって、

個室安置、生花、白木膳、果物盛、2L遺影、枕経、居士戒名、

まで全て揃った直葬でも169.000円+税

追加一切不要の家族葬+宗教者(居士戒名付)317.320円税込

と一般的な寺の布施より安く宗教者付家族葬が可能です。

これが二極分化を少し詳しく書いたものです。

人生の最後を豪華に送ってあげたい家族も当然いるでしょう。

或いは、葬儀に200万円、300万円掛かったとしても問題ない

家族だって当然います。 

しかし200万円の葬儀どころか、50万円の葬儀も無理な家族も

いくらでもいるのです。

では葬儀社のことを考えてみましょう。

豪華な建物の借金や電気水道光熱を始めとした維持費、多くの

社員に払う毎月の給与、これだけを考えても葬儀料金が安くは

成らないのが分ります。 身体が大きくなれば、身体を支える

費用も大きくなるのは道理、安くしたくてもできないのです。

ならば、より豪華にする事で高額料金を設定しても利用者さえ

いれば問題ないと、より高級志向に向かっているのでしょう。

さて、もう一度利用者側に戻って考えます。

この時点で生活困窮組や弱者は利用者対象から外れます。

ところが利用対象から外れた家族の行き場が無いのです。

なぜか、小さな町の葬儀屋さんも安くないからです。

考えようによっては大手葬儀社より、実質儲かる!?って事も

充分あり得ます。個人か零細の経費は大手とは比較にならない

ほど少額なのに、料金が一緒なら儲かるでしょ? 単純です。

でも、だけど、しかーし、逆接の連発ですが・・・

誰が考えても、同じ高額なら豪華でお客様扱いされたほうが、

良いに決まってます。 当然でしょ!?

その結果、大手葬儀社を利用する家族が増える・・・

利用者が増えれば、より高級感も出せるし、広告宣伝もできる

更に町の葬儀屋さんとの差別化が進み格差が広がる。

この時点で富裕層の利用者と身体の大きい葬儀社は、お互いに

求める部分が合致し先行きが見えてきます。

行き場の無い『高額葬儀の出来ない利用者』が大勢残ります。

あえて大勢と書いたのは、この先更に急増するのは明白だから

であり、出せる費用は現状より下がるのも明白です。

さぁ、どうしたものでしょう・・・ 

ちょっと待って、まだ残っている人達がいるじゃないですか。

『食えなくなる町の個人、零細葬儀屋さん』です。

次回この続きを書いてみます。

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