最近は特養に限らず、看取りまでしてくれる施設が増えた。
家族にとっては労力、費用ともに有り難いことだろう。
しかし、葬儀をする我々や家族にとっても問題ある死後
処置をする施設は非常に多く全ては知識の無さからだ。
例えば午後10時に逝去したとする。
提携している医師に連絡をするのだが、圧倒的に個人医
だから連絡が取れないとか、医師が酒でも飲んでいれば
翌朝に死亡診断することになる。
早くて午前7時過ぎ、8時、9時の死亡診断もざらだ。
逝去からすでに10時間も経っていることになるが、それ
までは処置もできないし、殆どは布団を掛けてある。
遺体を温めているようなもの、、、当然腐敗が始まって
死臭と腐敗臭がすることになるが、その現実を知らない
のか、知ってて目をつむっているのか分りませんが、多分
介護士や看護師に遺体知識は無いだろうと思う。
どちらも生きている人間を扱う事なら、慣れていますし
我々など足元にも及びませんが、遺体になったら我々は
専門家でもあるのです。
前にも書いた事がありますが、逝去後暖かい場所に放置
しておくと、腹部にガスが発生して溜ります。
そのまま処置すれば、内容物や血液等と一緒に吹き出す
こともあるのです。 大変な結果になります。
過去に一度納棺安置で経験しましたが、フタは開けられな
いし、異臭はするしで大変な結果となります。
逝去から葬儀社に引き渡すまで時間がある時は、とにかく
腹部を直接冷やすことです。
最善はドライアイスか、遺体用冷蔵庫ですが、それが無理
なら保冷剤かビニールに氷を詰めて腹部に直接当てる。
間違っても毛布の上から・・・なんてのは駄目です。
実は17日午後11時頃一本の電話が入りました。
施設でお婆ちゃんが亡くなったそうですが、死亡診断が
明日の朝8時半から9時頃だと言われたそうです。
ついでに「この季節だから大丈夫」と言われたらしい。
おぃおぃ、施設の中は暖房効いてるんじゃないの?
死亡診断書が出る朝まで、保冷剤か氷で直接冷やしておい
て貰うよう依頼者に伝えておいた。
本日午前8時30分、死亡診断書を貰ったからと搬送依頼、
午前9時にお迎え、死亡診断書に記載された時刻は昨日の
午後10時32分・・・死亡から11時間後ってことです。
今回の施設はきっちり腹部に保冷剤を直接当ててくれた為
腐敗臭も出ずお迎えができました。
病院での逝去なら、まずありませんが、施設や、自宅とか
病院以外で逝去された場合、逝去から半日経過してからの
搬送は充分あり得るのです。
そんな時は『腹部を直接冷やす』ことだけは覚えておけば
看護師さん、介護士さんにお願いできるはずです。
家族にとっては労力、費用ともに有り難いことだろう。
しかし、葬儀をする我々や家族にとっても問題ある死後
処置をする施設は非常に多く全ては知識の無さからだ。
例えば午後10時に逝去したとする。
提携している医師に連絡をするのだが、圧倒的に個人医
だから連絡が取れないとか、医師が酒でも飲んでいれば
翌朝に死亡診断することになる。
早くて午前7時過ぎ、8時、9時の死亡診断もざらだ。
逝去からすでに10時間も経っていることになるが、それ
までは処置もできないし、殆どは布団を掛けてある。
遺体を温めているようなもの、、、当然腐敗が始まって
死臭と腐敗臭がすることになるが、その現実を知らない
のか、知ってて目をつむっているのか分りませんが、多分
介護士や看護師に遺体知識は無いだろうと思う。
どちらも生きている人間を扱う事なら、慣れていますし
我々など足元にも及びませんが、遺体になったら我々は
専門家でもあるのです。
前にも書いた事がありますが、逝去後暖かい場所に放置
しておくと、腹部にガスが発生して溜ります。
そのまま処置すれば、内容物や血液等と一緒に吹き出す
こともあるのです。 大変な結果になります。
過去に一度納棺安置で経験しましたが、フタは開けられな
いし、異臭はするしで大変な結果となります。
逝去から葬儀社に引き渡すまで時間がある時は、とにかく
腹部を直接冷やすことです。
最善はドライアイスか、遺体用冷蔵庫ですが、それが無理
なら保冷剤かビニールに氷を詰めて腹部に直接当てる。
間違っても毛布の上から・・・なんてのは駄目です。
実は17日午後11時頃一本の電話が入りました。
施設でお婆ちゃんが亡くなったそうですが、死亡診断が
明日の朝8時半から9時頃だと言われたそうです。
ついでに「この季節だから大丈夫」と言われたらしい。
おぃおぃ、施設の中は暖房効いてるんじゃないの?
死亡診断書が出る朝まで、保冷剤か氷で直接冷やしておい
て貰うよう依頼者に伝えておいた。
本日午前8時30分、死亡診断書を貰ったからと搬送依頼、
午前9時にお迎え、死亡診断書に記載された時刻は昨日の
午後10時32分・・・死亡から11時間後ってことです。
今回の施設はきっちり腹部に保冷剤を直接当ててくれた為
腐敗臭も出ずお迎えができました。
病院での逝去なら、まずありませんが、施設や、自宅とか
病院以外で逝去された場合、逝去から半日経過してからの
搬送は充分あり得るのです。
そんな時は『腹部を直接冷やす』ことだけは覚えておけば
看護師さん、介護士さんにお願いできるはずです。
ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌であり
これから葬儀を経験される方々が後悔しない葬儀をする参考書にと
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