時々ネットにある文字『NPOだから安い!』的な言葉には

嫌気がさすし、同じNPOだと思われるのも嫌なのが本音。

ハッキリ言っておきます。

NPOだから安い!なんてのは嘘です。

NPOだから安くできるって事は、行政が葬儀代を一部負担

してくれるの? 或いは赤い羽根募金が支援金をくれるの?

そんなものは一切ありません。 

募金の分配枠はあっても良い思うけど、前例と枠が無いという

行政と同じ答えが返ってきます。 何事も初めがあってなのに

これでは過去に縛られた活動しかできませんって言ってるのと

同じなのですが・・・

葬儀社への対応が出来ないのなら、困窮している消費者が利用

できるような施策を考えてくれても良いのですが・・・

さて、話を料金に戻して進めます。

安くしているのはNPOだからでなく、自分達の企業努力なの

だからNPOを強調する必要など全くない。

NPOである恩恵は『収入印紙が不要』だけじゃないかな。

NPOも法人ですから、株式会社と税金は同じ、葬儀を仕事に

しているNPOで税制の優遇はされません。

『特定非営利活動法人』

この文字が一般消費者に大きな誤解を生んでいる元凶です。

Nonprofit Organization を直訳し頭文字をとってNPOなの

ですが、特定無利益分配法人としたほうが理解し易いと思う。

非営利 = 利益を出さない・利益を出してはならないと思って

いる人が多いから、それを逆手にとってNPOだから安い!

なんて事になるんだと思う。 

本意は株主配当のような、利益分配しない法人って事です。

ようするにNPOなんてのはどっちでも良いんです。

僕がNPOにした理由は2つです。

① 人が生まれたら死ぬのは当然、なら福祉として捉えるべき

  ものであり、死後の始末処理は行政が行って当然、市民は

  何の為に市県民税を払い続けたのか? 

  死後は国県市町村が、骨壺に納まるまで責任を持つべきと

  思うが現実は違うから、我々が行政より先陣を切り走る!

  対行政にはNPOのほうが一般法人より受け入れる体質を

  持っているからのNPO申請が第一です。

② 葬儀の仕事は僕が死んだら終わり、、という訳にいかない

  だろうから、僕がいなくなり千明が代表として存続させる

  為には新たな人材の投入は不可欠となるはず。

  その時点で携わる者が、創始者や千明の意向を無視できぬ

  ようするには利害関係の殆どない理事で防御、更には特定

  事業に絞り込み、経営実績を誰もが見られる状態がベター

  であると考えてのNPO法人なのです。

読んで分るように、料金を安くできる恩恵は一切ありません。

僕のくちから「NPOだから・・・」何て言葉はでない。

ぶっちゃけNPOは縛りがあったり、3年で職場が替わるから

実態を知らない職員が建前の管理をしたり、市の公民館でさえ

葬儀事業をしているから一般法人と同じように使えない。

NPOで何が良いかと問われたら、、「殆どない」

もし8年前の設立が個人事業だろうが、法人だろうが、あんし

んサポートは、今となんら変わることは無かったろうと思う。

葬儀事業に限らず事業をして、その事業成果が決して良い状況

で無かったなら、それは利用者のせいでも、他の同業者のせい

でもなく、NPOで無いからでなく、料金が安くないからでもなく、

己自身が最大の問題なのだと思う。

NPOだろうが、個人事業だろうが、一般法人だろうが多分、

現状と変わらない結果だろうと言う根拠は・・・

『どんな考え方をしてきたか』

『どんな行動をしてきたか』

この2つの事実を書けば、その点は理解して貰えるでしょう。

また1200回以上のブログを読み直せば誰でも真実が分る為、

後出しジャンケンのような嘘が言えないようになってます。

ブログを書き続ける理由のひとつがこれです。

ただ僕の言う『嘘』とは他人に対してではありません。

今の自分、過去の自分、未来の自分に対してです。

これを書くと長くなりますので、

・どんな考え方、どんな行動をしてきたか過去の事実と考え方

・自然に生まれた、あんしんサポート独自の付加価値色々

・自分に『嘘』をつかない生き方をしようと思ったわけ

この辺りを続けて書いてみようと思います。


↓↓↓↓
  
にほんブログ村


ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌でもあり、

これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの

思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします