今回のタイトル・・・請求書を見た家族がくちにするとしたら
直葬ではなく家族葬や一般葬でしょう。
僕の経験則からくる憶測ですが、担当者が勤務する会社や上司
からの業務命令、圧力も要因のひとつと成りえるでしょう。
あんしんサポート設立時は、35才で起業した株式会社の代表
取締役、その前は営業会社の役員をしていました。
50名ほど営業がいて、売上の多い人もいれば、少ない人もいる
るわけです。 毎月の営業会議、売り上げのある人にとっては、
どうって事のない場ですが、売れない営業は地獄のような時間
だったはずです。 毎月の事ですから何度も針のむしろに座る
ような経験を続けると、こんな事をする営業が出始めます。
「集金は後で良いから、納品だけさせてください」
「とりあえず納品伝票は書くけど、後で返品伝票切ります」
この程度では、それほどの数字には成りませんが地獄のような
時間を少しでも居心地良くしたい。 叱咤罵倒されたくない。
と考えてしまう、、納得はできませんが理解はできます。
その結果、掛の売上は上がりますが、回収率が下がります。
自分の首を自分で締めているようなものです。
売上第一主義的な人が上司だったり、経営能力に欠ける人だと
売上=利益増だと思い込んでいるから始末が悪い・・・
回収率が40%・・・なんて馬鹿げた数字も出てきます。
利益率30%なのに、回収率40%では・・・
原価70円で売価100円の商品を販売し、40円の回収なら30円
赤字になるのは誰でも分ります。
さて話しを葬儀業界に戻すと「売上を上げろ!」命令が出ます。
しかし最近の家族は、以前と違い簡単に追加してくれません。
そこで、こんな方法をとる担当者も出てくる・・・
担当者「故人はお花が好きだったのですか?」
家 族「はぃ 庭で季節毎に花を育てていたくらいです」
担当者「そうですかぁ、なら花を増やしておきますね」
家 族「あら、そうですか、ありがとうございます」
家族は担当者が好意で花を増やしてくれると思ってしまう。
金額について触れないのですから当然です。
ところが請求書には祭壇生花として15万円のが追加料金が記載
されているから「えっ? これも追加なの?」となる。
その結果、勝手に追加したのに支払う気はない家族も出てくる
でしょうから、葬儀社の未回収金が多額な理由のひとつには、
こんな現実も多々あるでしょう。
また打合せで話しに出ない項目や、家族は「はい」としか言え
ない項目もあります。 例えば・・・
》人件費とは別に『式場設営費』『式典奉仕料』『諸雑費』等
相談者が持参した請求書で見かけますが、葬儀施行している
我々にも意味が分らないし、理解も納得もできません。
家族じゃなくても「これなに?」と言って当然です。
》夜間に搬送、ドライアイスを当てご安置、翌日には「ドライ
アイス入れますね」と昨夜のドライアイスを出し新しい物を
入れて、その度に1万円加算・・・まだドライアイス半分も
残ってるのにも毎日行うにしては1万円では量が多すぎる。
これに近い現実はいくらもあるはずです。
ところが、そんな葬儀社が『明瞭で適正な料金設定』と書いて
あるし『真心込めてご奉仕』なんて書いてあるのです。
嘘くせー・・・つーか、嘘だけど・・・
嘘と言えば、以前も書いたことあるけど、入会した会員さんは
半額で・・・なんてのは、うちは嘘つきですって言ってるのと
同じだって気付かないかな? そのわけは・・・
良く考えてみてください。
100万円の葬儀が会員登録すると、50万円で出来るって事?
会員登録するだけで? 或いは数万円事前に支払っておけば?
会員登録だけで50万円の値引き? 普段どれだけ儲けてるの?
前金で5万円支払えば45万円安くなるのも同じレベルの話し、
15万円支払ってあるなら、半額じゃくて35%の割引だよね。
現実は35%の割引もしてないと思うけど・・・
ようは他の葬儀社に心変わりしない為の策だって事です。
会員は安くなるって言われてるし、5万円払ってあるし使わな
いともったいないでしょ? ・・・こんな人は実に多いけど、
思ってるほど甘くはない・・・
第一に5万円支払って会員料金ってのを正確に見積りして貰い
全く同じ条件で別の数社に見積りして貰えば分ります。
その会員料金より安い葬儀社がいくらでもある事が・・・
それと数千円なら話しは別だけど、5万円を事前入金してあり
使用しないから返してくれと言えば、せいぜい5千円の手数料
程度で4.5万円くらいは戻るはずです。
返さないと言ったら各市の『消費者センター』に訴えると言う。
それより非会員の葬儀は、本当に倍額でやっているか?
いいえ、まず違うでしょう。
何らかの方法で会員として葬儀しなければ、家族が倍額払って
まで依頼しないでしょうからね。 だとすれば、、
この葬儀社の定価は半額の料金であり、定価は架空の設定だと
いうことです。 こんな子供だましのような話がいまだに通用
するのだから、いかに消費者が葬儀に無頓着かが分るでしょう。
ちなみに、あんしんサポートでは入会寄付金とし3.000円必要
ですが、主に新パンフレットの送付、会員名簿管理費としての
使用が主です。 葬儀後49日をもって非会員となります。
非会員の葬儀依頼も可能な時は受けますが、会員価格に2万円
加算される決まりです。 但し、施設、病院、ケアマネなどの
家族以外の人達への支援目的で紹介された方は、会員さん同様
3.000円だけで依頼を受けます。
今回言いたいのは、葬儀社より利用者である消費者に対してで
葬儀後に葬儀代が高かった、、騙された、、悪徳葬儀社だと、
言いたくないなら、それなりに学ぶ、聞く、行動する事です。
人間を何十年もしていれば、高い買い物をした経験、何となく
騙されたような買物経験の一度や二度はあるでしょう。
その経験を活かしましょう。
必要な知識は事前に学んでおく以外に対処方法はないのです。
消費者がしっかり学んで、我が家に適した葬儀社に依頼すれば
皆さんが言う悪徳葬儀社は生き残れなくなるのです。
依頼する人のない葬儀社・・・当然経営は成り立ちません。
直葬ではなく家族葬や一般葬でしょう。
僕の経験則からくる憶測ですが、担当者が勤務する会社や上司
からの業務命令、圧力も要因のひとつと成りえるでしょう。
あんしんサポート設立時は、35才で起業した株式会社の代表
取締役、その前は営業会社の役員をしていました。
50名ほど営業がいて、売上の多い人もいれば、少ない人もいる
るわけです。 毎月の営業会議、売り上げのある人にとっては、
どうって事のない場ですが、売れない営業は地獄のような時間
だったはずです。 毎月の事ですから何度も針のむしろに座る
ような経験を続けると、こんな事をする営業が出始めます。
「集金は後で良いから、納品だけさせてください」
「とりあえず納品伝票は書くけど、後で返品伝票切ります」
この程度では、それほどの数字には成りませんが地獄のような
時間を少しでも居心地良くしたい。 叱咤罵倒されたくない。
と考えてしまう、、納得はできませんが理解はできます。
その結果、掛の売上は上がりますが、回収率が下がります。
自分の首を自分で締めているようなものです。
売上第一主義的な人が上司だったり、経営能力に欠ける人だと
売上=利益増だと思い込んでいるから始末が悪い・・・
回収率が40%・・・なんて馬鹿げた数字も出てきます。
利益率30%なのに、回収率40%では・・・
原価70円で売価100円の商品を販売し、40円の回収なら30円
赤字になるのは誰でも分ります。
さて話しを葬儀業界に戻すと「売上を上げろ!」命令が出ます。
しかし最近の家族は、以前と違い簡単に追加してくれません。
そこで、こんな方法をとる担当者も出てくる・・・
担当者「故人はお花が好きだったのですか?」
家 族「はぃ 庭で季節毎に花を育てていたくらいです」
担当者「そうですかぁ、なら花を増やしておきますね」
家 族「あら、そうですか、ありがとうございます」
家族は担当者が好意で花を増やしてくれると思ってしまう。
金額について触れないのですから当然です。
ところが請求書には祭壇生花として15万円のが追加料金が記載
されているから「えっ? これも追加なの?」となる。
その結果、勝手に追加したのに支払う気はない家族も出てくる
でしょうから、葬儀社の未回収金が多額な理由のひとつには、
こんな現実も多々あるでしょう。
また打合せで話しに出ない項目や、家族は「はい」としか言え
ない項目もあります。 例えば・・・
》人件費とは別に『式場設営費』『式典奉仕料』『諸雑費』等
相談者が持参した請求書で見かけますが、葬儀施行している
我々にも意味が分らないし、理解も納得もできません。
家族じゃなくても「これなに?」と言って当然です。
》夜間に搬送、ドライアイスを当てご安置、翌日には「ドライ
アイス入れますね」と昨夜のドライアイスを出し新しい物を
入れて、その度に1万円加算・・・まだドライアイス半分も
残ってるのにも毎日行うにしては1万円では量が多すぎる。
これに近い現実はいくらもあるはずです。
ところが、そんな葬儀社が『明瞭で適正な料金設定』と書いて
あるし『真心込めてご奉仕』なんて書いてあるのです。
嘘くせー・・・つーか、嘘だけど・・・
嘘と言えば、以前も書いたことあるけど、入会した会員さんは
半額で・・・なんてのは、うちは嘘つきですって言ってるのと
同じだって気付かないかな? そのわけは・・・
良く考えてみてください。
100万円の葬儀が会員登録すると、50万円で出来るって事?
会員登録するだけで? 或いは数万円事前に支払っておけば?
会員登録だけで50万円の値引き? 普段どれだけ儲けてるの?
前金で5万円支払えば45万円安くなるのも同じレベルの話し、
15万円支払ってあるなら、半額じゃくて35%の割引だよね。
現実は35%の割引もしてないと思うけど・・・
ようは他の葬儀社に心変わりしない為の策だって事です。
会員は安くなるって言われてるし、5万円払ってあるし使わな
いともったいないでしょ? ・・・こんな人は実に多いけど、
思ってるほど甘くはない・・・
第一に5万円支払って会員料金ってのを正確に見積りして貰い
全く同じ条件で別の数社に見積りして貰えば分ります。
その会員料金より安い葬儀社がいくらでもある事が・・・
それと数千円なら話しは別だけど、5万円を事前入金してあり
使用しないから返してくれと言えば、せいぜい5千円の手数料
程度で4.5万円くらいは戻るはずです。
返さないと言ったら各市の『消費者センター』に訴えると言う。
それより非会員の葬儀は、本当に倍額でやっているか?
いいえ、まず違うでしょう。
何らかの方法で会員として葬儀しなければ、家族が倍額払って
まで依頼しないでしょうからね。 だとすれば、、
この葬儀社の定価は半額の料金であり、定価は架空の設定だと
いうことです。 こんな子供だましのような話がいまだに通用
するのだから、いかに消費者が葬儀に無頓着かが分るでしょう。
ちなみに、あんしんサポートでは入会寄付金とし3.000円必要
ですが、主に新パンフレットの送付、会員名簿管理費としての
使用が主です。 葬儀後49日をもって非会員となります。
非会員の葬儀依頼も可能な時は受けますが、会員価格に2万円
加算される決まりです。 但し、施設、病院、ケアマネなどの
家族以外の人達への支援目的で紹介された方は、会員さん同様
3.000円だけで依頼を受けます。
今回言いたいのは、葬儀社より利用者である消費者に対してで
葬儀後に葬儀代が高かった、、騙された、、悪徳葬儀社だと、
言いたくないなら、それなりに学ぶ、聞く、行動する事です。
人間を何十年もしていれば、高い買い物をした経験、何となく
騙されたような買物経験の一度や二度はあるでしょう。
その経験を活かしましょう。
必要な知識は事前に学んでおく以外に対処方法はないのです。
消費者がしっかり学んで、我が家に適した葬儀社に依頼すれば
皆さんが言う悪徳葬儀社は生き残れなくなるのです。
依頼する人のない葬儀社・・・当然経営は成り立ちません。
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