いゃいゃ、、思っていたより会員さんや、知り会いでブログを

読んでくれている人は多いようです。

前回ブログで実際に支払った葬儀料金より膨らませて言ってる

家族が多いんじゃないの? 的な書き方をした反応があった。

「そうじゃないよ武井さん、本当に高いんだって家族葬200万

ってのは当たり前にある金額」と詳細まで言われました。

当時、30人ほどの家族葬儀をしたらしく

葬儀代          100万円 

飲食30名・返礼品15軒 25万円

お布施(居士戒名)    60万円

雑費           15万円  だったと言うのです。

こんな事で嘘は言わんでしょうから・・・ ついでに言われた

「何で葬儀をしている武井さんが知らないの? 業界に居るん

だから俺達より分るんじゃないの?」だってさ・・・

どの項目を見ても「高いなぁ、ほんと!?」そう聞く僕に対し

更に詳細内容を語ってくれたのが、こんな話しでした。

『葬儀代 100万円』

ちょっと見パック内容は何が不足か、追加の有無か分らない。

料金に関して言えば、武井さん所と違っても数万円~せいぜい

10万円程度の違いにしか思えないのが、終わって請求書を見て

驚きの100万円でさ『えっ? これも追加なの? これなに?』

って思うけど、終わってから何か言うの嫌だし、葬儀代の事で

あーだ、こーだ言いたくないからさ・・・だそうです。

「だけど去年ここでした母親の葬儀のほうが、親父の葬儀100

万円よりずっと豪華だったから、あの葬儀は何だったの?って

思ったわけよ」と続きました。

『飲食30名・返礼品15軒 25万円』

料理は一人前5千円+飲物300円ほど、香典返しは親戚だから

本当はもっと返さなきゃだけど抑えて6千円だろ、、、だって。

『お布施(居士戒名)60万円』

「うちは格式が高く本来は80万円~ですが、○○さんのお爺さ

んの時代からお世話になっていますから60万円で結構ですよ」

と言われ、それ以上の事は言えなかったそうです

『雑費・寸志』

期間中の諸雑費は仕方ないですが、葬儀担当者、霊柩車運転手

などなど寸志にも結構掛かったそうです。

ひとつ、ひとつを聞いてみると、あながち誇大表現をしている

訳でもなさそうなのと、寸志に関しては『へぇー今でもかい?』

と、いまだに昔の悪習慣が残っているのも知りました。

これが当たり前に行われているのが葬儀だとしたら、どう対応

すれば良いか、どう考えれば良いかを、簡単な部分から書いて

みますから参考にしてみてください。

『雑費の寸志』

》基本的に全ての場所、人に対し不要です。

あんしんサポートが寸志を貰わない理由は、以前ホテルで結婚

式美粧、新郎新婦の着付け、仲人、両家の親族着付け等してい

た時、着付師の中には寸志の有無、金額の大小で対応の差が出

た人達がいました。 また人間貰う事が当たり前になると寸志

をくれない人、少しの寸志では不満が湧くものです。

寺に生まれ何事も檀家が払うものと、思い込んでいる子供達が

住職になった時、この感覚なのは多くの人が納得でしょう。

『お布施』

『うちは格式が高いから布施も高い』一見当然のように聞こえ

るかもしれませんが、格式と布施額は次元の違うものです。

高額な布施だと自覚しているのに、納得させようとする屁理屈

にしか聞こえません。 家族にとって寺の格式など大した問題

ではないのが圧倒的多数でしょう。 それほどの信仰心を持ち

合わせてないのが日本人だからです。 また格式が高いという

なら自身の人としての格式も高くあるべきです。 金額の大小

など屁理屈でうだうだ言ってるようでは寺の格式が泣きます。

『料理・返礼品』

葬儀の清め料理が5.000円・・・たっけーとしか思えない。

会葬に来た人達は食事をしにきた訳でなく、今はお酒も飲める

時代ではないし、5.000円で冷めた料理を食べさせるならば、

70分の火葬時間を待って貰っても、近くで温かい料理を食べる

選択肢もあって良いと思います。 1.000円で温かくて旨い物

だって沢山あるし、その金額なら二段のうな重だって食える。

返礼品に関しては、すでに衰退は明らかだし8年前から言って

いるように1万円包んで5千円の物を返すなら、初めから5千円

包んでお返しは無しのほうがお互いに良いと思うけど・・・

まぁ、お返し無しってのは抵抗もあるでしょうから、500円か

せいぜい1.000円の物を気持ちで返せば充分でしょう。

ついでに言うと『会葬礼状』は間違いなく不要です。 

税務上必要だと言うなら、専用用紙を作れば良いだけの話で、

式場出口に『清め塩の小袋』を用意しておけば済みます。

その意味では群馬県にある『新生活香典』はお勧めです。

今は2.000円~3.000円が新生活香典額ですが、一律2.000円

とすれば会葬者の負担も減ります。 

問題があるとすれば、香典収入が減れば家族が持ち出す葬儀の

費用が増えてしまう・・・なんて言う葬儀屋さん多いだろうと

思いますが、根本的な部分を履き違えてます。

香典収入を当てにした葬儀でなく、家族の生活に支障の無い、

財布事情で行える葬儀を作りだすのが最善策です。

良く読めば分ります。 葬儀屋は葬儀費用を下げる気などなく

自分達の会社を儲けさせる為、自分達の生活をよくするための

葬儀を前提として語っているに過ぎません。 

先の寺に生まれ育った住職の話と一緒です。

最後は葬儀費用の問題であり、葬儀社選択基準を可能な限り、

明確に記載することでしょう。 

ちと長くなりそうなので次回にでも書いてみるつもりです。

↓↓↓↓
  
にほんブログ村


ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌でもあり、

これから葬儀を
経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの


思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします