1月29日午後8時を過ぎたところです。 眠い・・・

雪の情報があったので、夜中に何度も起きて天気の確認をし、

本日葬儀後の火葬は隣接市の火葬場でしたが、前橋の斎場では

火葬炉に入り家族親族を待合所に案内すると、一旦あんしん館

まで戻って、拾骨時間に合わせて斎場に行くのが普通になって

いるせいか、最初から拾骨まで斎場で待つのは大変でした。

今日は火葬に2時間も掛かったので尚更ですし、拾骨後は別の

隣接市市役所まで死亡届を提出し、火葬許可証の交付を受けて

おかないと、今晩雪になったら明日は積雪があっても行かなく

てはならないと、4時に火葬場を出発、本当は車を乗り換えて

行く予定でしたが、間に合わないと判断し寝台車で直行です。

ドラマで『赤い霊柩車』がありましたが『疾走霊柩車』です。

午後5時市役所に到着、故人が都内の方なので区役所への照会

などもあり午後5時40分、無事火葬許可証の交付を受けました。

その疲れが出ているのでしょう。 温まると眠くなります。

連続掲載してきた『言葉プレート』ですが、掲載するのを断念

するほど過激な文章が結構あって自分でも驚きです。

その中で見つけた言葉は幼少時代、倒産後と僕を育ててくれた

祖父母に聞かされた記憶のある言葉でした。

『俺が俺がの「我」を捨てて、おかげ、お蔭の「下」で暮らせ

祖父母に聞かされ続けた言葉、相変わらずできねぇの「が」俺』


性格なんだろうけど、どうも一歩前に出る奴だからなぁ、、

一歩下がって、皆さんのお蔭、、、ってのは僕には結構難しい

改めて文章を見れば、そうだよな、、そのほうが利口だよって

冷静な頭なら判断できるけど、その場になると難しい、、、

まぁ あまりお利口さんではないって事でしょうが、この一歩

前に出る性格で良かった点もあるのは確かです。

サラリーマンで出世する人のタイプに

『人より少し出しゃばりだけど、それを実行、実現する人間』

ってのがあり、僕の性格がまさにこれだと思う。

黙ってりゃ良いものを発言をする。 

その発言は基本的に前向きで肯定的だから、その発言を実行す

るよう経営者や上司から指示される。

普段の仕事の他にだから、自分で自分を忙しくしている。

言って出来なきゃ、あいつはくちだけ!の烙印を押されるから

寝る時間を割いても、徹夜が続いてもやり遂げる。

その結果、人より出世は早く収入も増えるのが良い点。

但し、味方も沢山できるけど、敵も多くなる傾向が強い・・・

僕みたいに自ら波乱を選ぶような人生を歩む人もいれば、周囲

ともめる事なく、列を乱すことなく、波風立てずに生きる事を

望む人も当然いるわけで、そんな人は祖父母に聞かされ続けた

上の言葉は最高の教科書なんだろうと思う。

祖父母と言えば、、、

お婆ちゃんが先に逝き、数年後、お爺ちゃんが逝った時、僕は

20才前で、色んな意味で突っ張ってはいたけど、孝行など頭の

中に全く無かったと思う。

あれから40年の時が経ち、頭に浮かぶ言葉が書いてあった。

『孝行をしたい時に親はなし、的を得た言葉だ 親の部分は

妻や夫でも良い、恩ある人でも、、思い立ったが吉日ってな』


61才になったおっさんが、今更なにをと言われそうですが、

実に的を得た言葉だと思う。

時々、祖父母の事は思い出すから、その意味で供養はしている

のだろうが、出来れば生きてる時に、旅行に連れて行ったり、

食事に連れて行ったり、してあげるべきだった・・・

まさに『後悔先に立たず』とはこの事です。

若き頃の僕は人の事は勿論、自分を育ててくれた祖父母にさえ

相手の身になって何かしてあげる。 喜んで貰うといった感覚

など持ち合わせて無かったのかもしれません。

両親、祖父母などが健在な方々に言いたい・・・

両親も祖父母も、いつまでもいる訳ではない・・・

自分を大切に育ててくれた人達、愛情を注いでくれた人達が、

自分の前から居なくなる前に、、できる事をしておく事です。

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