僕が見ても分り難いタイトルですね。 ・・・それは
まだ、あんしん館も無い頃、公営の団地で一人住まいのお婆ちゃん
から入会したいと連絡があり、車に乗れず、送ってくれる人もない
との事で千明が団地まで行って入会相談をしました。
何度かの結婚と離婚で、息子はいるけど色々事情があって世話には
なれないからと、自分の葬儀入会をしたかったようです。
ところが千明から「あのね、自分の葬儀の手配は自分では出来ない
のだから、息子さんがいるなら息子さんの了解を得てから入会する
べき」だと諭され、一年数か月後、息子さんが来館されて入会され
ましたが、それから2年後のこと、叔母さんが入会したいから連れ
て行って欲しいと来館されました。
話しを聞くと息子さんが亡くなっており、こんな話しをしました。
「息子はちゃんとした所で送ってあげました。 主人もいますが、
ちゃんと送ってあげるつもりです。 でも私はそうでなくて良いか
なと思って入会しにきました」
これを聞いた途端「なら自分もちゃんとした所で送って貰ったほう
が良いし、うちは貴方の依頼は受けない」と断り帰って貰いました。
あんしんサポートは安いからでしょうか・・ちゃんとしてないって
事のようですが、隠しても本心は出てしまうものです。
この時、横で聞いていたのが、今回の喪主である故人の息子であり
断った人の甥でもあります。
本日午前11時頃電話が入り「母親が午前9時50分に逝去、病院で
処置をするから12時頃にお迎えして欲しいと言われました」との
連絡を受け時間通りにお迎え、あんしん館に搬送、末期の水をとり
線香を供えると打合せに入ります。 事前予約してあったように、
『ばっく60』を利用され、一部焼骨は永代供養墓保管の選択です。
いつでも手を合わせられる墓があるのと、無いのでは気持ち的には
全く違うから・・・とのことでした。
僕は暫く話してから、叔母さんの入会を断った人だと思い出したの
ですが、その旨を伝えると・・・彼がこんなことを言いました。
あの時叔母から入会したいから連れて行けと言われ、連れて来る時
旦那や息子に内緒で入会しておけば、もし再婚相手の息子が何か言
っても強く出られるから、、という理由を聞かされたそうです。
話しを始めると、自分が聞いてても「はぁ?」って思う叔母さんの
言葉に引いて聞いてたけど、商売だから、こんな入会でも受けるん
だろうなと思ったのだそうです。 ところが「入会は受けないから
帰ってくれ」と聞いて、ここって本物なんだと思ったらしいです。
更に話は続き、お母さんが病院へ入院となり、誰も住んで無い公営
住宅の家賃がもったないからと思っても、病院の住所に登録できず
自分達は高崎市だから年金や国保など、様々な恩恵を受ける為には
転居から2年経過しないと駄目だそうで、なら叔母さんの家に住所
だけでも置いて欲しいと言ったら断られるし、最初は何でも言いな
と言ってたのに、入院が1年以上になると自分達は一切何も言って
ないのに「費用は出せないよ」とわざわざ連絡をよこしたそうです。
親戚って他人より冷たいんだと、、改めて実感したのと、10分位
話しただけで入会拒否をして断ったのを思い出して、人の本質を見
抜く眼力の凄さに改めて驚いたと言っていました。
勿論、全ては偶然ですが直感で感じる人の本質は結構当たります。
断った人の後日談を聞く機会は滅多に無いけど、断って正解だった
ケースだったようです。
まだ、あんしん館も無い頃、公営の団地で一人住まいのお婆ちゃん
から入会したいと連絡があり、車に乗れず、送ってくれる人もない
との事で千明が団地まで行って入会相談をしました。
何度かの結婚と離婚で、息子はいるけど色々事情があって世話には
なれないからと、自分の葬儀入会をしたかったようです。
ところが千明から「あのね、自分の葬儀の手配は自分では出来ない
のだから、息子さんがいるなら息子さんの了解を得てから入会する
べき」だと諭され、一年数か月後、息子さんが来館されて入会され
ましたが、それから2年後のこと、叔母さんが入会したいから連れ
て行って欲しいと来館されました。
話しを聞くと息子さんが亡くなっており、こんな話しをしました。
「息子はちゃんとした所で送ってあげました。 主人もいますが、
ちゃんと送ってあげるつもりです。 でも私はそうでなくて良いか
なと思って入会しにきました」
これを聞いた途端「なら自分もちゃんとした所で送って貰ったほう
が良いし、うちは貴方の依頼は受けない」と断り帰って貰いました。
あんしんサポートは安いからでしょうか・・ちゃんとしてないって
事のようですが、隠しても本心は出てしまうものです。
この時、横で聞いていたのが、今回の喪主である故人の息子であり
断った人の甥でもあります。
本日午前11時頃電話が入り「母親が午前9時50分に逝去、病院で
処置をするから12時頃にお迎えして欲しいと言われました」との
連絡を受け時間通りにお迎え、あんしん館に搬送、末期の水をとり
線香を供えると打合せに入ります。 事前予約してあったように、
『ばっく60』を利用され、一部焼骨は永代供養墓保管の選択です。
いつでも手を合わせられる墓があるのと、無いのでは気持ち的には
全く違うから・・・とのことでした。
僕は暫く話してから、叔母さんの入会を断った人だと思い出したの
ですが、その旨を伝えると・・・彼がこんなことを言いました。
あの時叔母から入会したいから連れて行けと言われ、連れて来る時
旦那や息子に内緒で入会しておけば、もし再婚相手の息子が何か言
っても強く出られるから、、という理由を聞かされたそうです。
話しを始めると、自分が聞いてても「はぁ?」って思う叔母さんの
言葉に引いて聞いてたけど、商売だから、こんな入会でも受けるん
だろうなと思ったのだそうです。 ところが「入会は受けないから
帰ってくれ」と聞いて、ここって本物なんだと思ったらしいです。
更に話は続き、お母さんが病院へ入院となり、誰も住んで無い公営
住宅の家賃がもったないからと思っても、病院の住所に登録できず
自分達は高崎市だから年金や国保など、様々な恩恵を受ける為には
転居から2年経過しないと駄目だそうで、なら叔母さんの家に住所
だけでも置いて欲しいと言ったら断られるし、最初は何でも言いな
と言ってたのに、入院が1年以上になると自分達は一切何も言って
ないのに「費用は出せないよ」とわざわざ連絡をよこしたそうです。
親戚って他人より冷たいんだと、、改めて実感したのと、10分位
話しただけで入会拒否をして断ったのを思い出して、人の本質を見
抜く眼力の凄さに改めて驚いたと言っていました。
勿論、全ては偶然ですが直感で感じる人の本質は結構当たります。
断った人の後日談を聞く機会は滅多に無いけど、断って正解だった
ケースだったようです。
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