年末だからと、人の生死が変化する訳ではありませんが、一年間の

締め括り、年初めの確認として家族で話し合うには良い時期です。

各々が今年良かった事、、今年の反省、、、新年の目標や抱負等を

コタツを囲んで鍋でも食べながら、良かった、悪かったと、笑いな

がら話せたら家族の絆もより強く深いものになりそうです。

その中で話題にして欲しい事がいくつかあります。

1. 大地震や天災で家族がバラバラになったら集まる場所

2. 各々に何か問題が起きた時、相談したい時、暗号や合言葉

3. 痴呆や若年性認知症になった場合の対処方法

4. 家族の誰かに万が一が起こった時の葬儀と遺骨

あとは家族毎に必要なことを話しあっておくと良いですよね。

正直なところ1.~3.はうちでも話し合ってはいませんが、最後の

葬儀と遺骨については家族間で話し合っています。

家族全員の意見が一致しています。

『葬儀は要らない直葬で良い』

『遺骨は散骨と永代供養墓で保管』

武井家には2か所のお寺に墓があります。

ひとつは武井家何代かの墓、僕が中学3年で家業が倒産するまでは

うちで墓守していましたが、倒産を機に従兄が墓守してきました。

ところが従妹は早くに奥さんを事故で亡くし子供はいません。

僕にも2人の子供はいますが、どちらも子供はいません。

武井家の墓は僕ともうすぐ70代に入る従兄が元気なうちに墓閉じを

して遺骨は散骨と永代供養墓に入れる事になるでしょう。

もうひとつは、亡くなった母親が僕にも内緒で建てた墓で、建立者

には僕の名前が赤字で彫られています。 

この墓も閉じるつもりでしたが妹が墓守をすると言うので、あとは

彼女が墓守をしていくことでしょう。

今は昔と違って各々が部屋を持っていたり、結婚して実家を出れば

いつでも話ができる訳ではありません。

年末年始に家族が揃った時に話しをする以外は難しい家が多い。

まず第一に誰かを責める話題ではなく、家族全員に関係する話題で

すから、全員が違和感なく話しに参加できます。 

その流れで話題が替わっても話しは繋がります。

家族でも、夫婦でも、職場の仲間でも、友人でも・・・話しをする

のは凄く大事な事だと思えます。 最近多いラインも良いですが、

顔を見ながら笑いながら、ワイワイ、ガヤガヤ話しをする。

ラインは相手の表情や場の雰囲気など全く分らない事が、発言内容

そのものを過激にしたり、思いやり感が薄くなる傾向が強いですが

リアルで話すと、お互いを思いやる心を忘れずに済むでしょう。

家庭、職場など実社会の殆どはリアルですから、自己主張ばかりで

なく相手や周囲を考えられる直接の会話、数人での雑談など、これ

以上のコミュニケーション能力を上げる方法は無いと思う・・・

1~4の話しが笑ってできる家族は、全員が健康とか、話せる状態

だって事ですから、幸せな時でもあるでしょう。

本気で話さねばならない状況とは違うはずです。

病気や死の話題が笑ってできる幸せを実感する・・・

家族が集まり平凡な幸せを年末年始で実感するのも良いと思う。

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