11月最終日は2件の葬儀をし、久しぶりにゆっくりランチをしてから
12月2日葬儀の準備や手配をして過ごしました。
入会者はいましたが、午後はなんとなくのんびりした時間を過ごして
いると暗くなった5時頃、突然女性が訪れます。
一人住まいをしている70代の叔父さんが、亡くなっていたのを父親が
発見し警察の検視が入ってる最中とのこと。
あんしんサポートに行って葬儀依頼ができるか確認して来るようにと
訪ねてくれたようです。
今日2件の葬儀が済んでいるし、あとは家族葬儀1件だけでしたから
受けられる旨を伝えると両親と携帯を繋いでくれようとしましたが、
娘さんに必要なことを話し、あとは来館してからのほうが良いと伝え
娘さんは戻っていきました。
我々が伝えたのは2つのパックのみ・・・
『直葬パック69.000円』と『ぱっく60の100.000円』だけです。
墓があるかないかの違いだけで、このケースは直葬が圧倒的です。
警察から戻って来館した時の様子なら、勧めていれば家族葬になった
でしょうが、それは知識の無さからくるものでしかなく、家族が希望
している葬儀内容で無いのは、直葬で良いと分った家族から出たのが
感謝と安堵と、あんしんサポートに来て良かったという言葉、これを
聞いただけで家族の本音は分ります。
家族の思惑より抑えた料金の内容を提示するのが、あんしんサポート
であり、これが儲からない最大の原因なのも確かですが、そこで数万
或いは10万円儲けるより、家族が心底よかったと思ってくれることが
最も重要なことだと考えているのだから、結果オーライです。
これも錯覚して欲しくない部分のひとつですが、家族目線は確かだし
家族の財布に負担を少なくするのも本当だけど、いい人だからでなく
それが後々の紹介に繋がってくれる事を知っているからです。
それと、依頼された家族に対し最後まで胸を張っていられますからね。
頭を下げるのが大嫌いな奴ですから、これも僕なりの処世術でしょう。
問題はこれから書く部分です。
70才過ぎの老人が一人で暮らしている・・・65才以上の独居老人が
600万人いるのですから、どうやっても孤独死は防げる現状ではない
のは普通に考えれば分ると思います。
勿論、孤独死を防ぐ対策は必須ですが、どんな方法をとったとしても
孤独死を無くす・・・現状では無理でしょう。
そこで次に考えるのは、孤独死だとしても早期発見できれば、凄惨な
ご遺体・・・誰も会えないご遺体にならずに済む対策です。
故人の弟さんに聞くと、最近は出掛ける事も減って自宅に居たので、
3日に一度食べ物を持っていき、連絡は毎日とっていたとの事。
『毎日連絡はとっていた』これ凄く大事な部分です。
どうせなら好きな物を持って行ってあげようと、お兄さんに電話連絡
するが出ない・・・電話の近くを離れているのだろうと、数時間後に
再度電話をしても出ないので午後4時頃自宅に行くと、座った状態で
亡くなっていたのだそうです。 検視では朝方に亡くなったようだと
判断したようです。 そうそう・・・覚えておくと良いですよ。
『未明』とは 午前0時~午前3時くらいまでの事
『早朝』とは 午前3時~午前6時くらいが検案書を書く医師の多くが
行っている判断のように思います。 その後は『朝』『昼』『夕刻』
『夜』『深夜』といった文字で表されているようです。
死亡診断書記載時刻から24時間火葬できない法律があるので、火葬の
予約をする時は、この辺を覚えておくと参考になるでしょう。
今回発見は午後4時頃、テレビと電気はついたままで、暖房は入って
無かったこともあって、うっ血で顔は赤紫になってはいますが、会え
ない状態では無かったのが、弟さんにとっては救いでした。
話しを戻すと、孤独死は防げませんが、早期発見は可能です。
夏場の腐敗が早いのは分るでしょうが、冬場はコタツ、暖房を入れた
状態での逝去もあるので、事が起きてしまったら、とにかく早期発見
できるような対策をとっておくしかないでしょう。
それと・・・いつも思うけど孤独死や不審死の時、検視で首の後ろを
刺して骨髄を抜きだし検査するのだと思いますが・・・
殆どの場合、穴を開けた場所をふさいでありません。
だから首から血液が出ている事も多いのですが、担当した医師は何故
絆創膏を貼らないのか? 人は逝去すると物扱いなのは霊柩車許可が
貨物業なのをみれば分るけど、あとで家族が会うのは分っているはず
ですからね・・・止血くらいはして欲しいものです。
12月2日葬儀の準備や手配をして過ごしました。
入会者はいましたが、午後はなんとなくのんびりした時間を過ごして
いると暗くなった5時頃、突然女性が訪れます。
一人住まいをしている70代の叔父さんが、亡くなっていたのを父親が
発見し警察の検視が入ってる最中とのこと。
あんしんサポートに行って葬儀依頼ができるか確認して来るようにと
訪ねてくれたようです。
今日2件の葬儀が済んでいるし、あとは家族葬儀1件だけでしたから
受けられる旨を伝えると両親と携帯を繋いでくれようとしましたが、
娘さんに必要なことを話し、あとは来館してからのほうが良いと伝え
娘さんは戻っていきました。
我々が伝えたのは2つのパックのみ・・・
『直葬パック69.000円』と『ぱっく60の100.000円』だけです。
墓があるかないかの違いだけで、このケースは直葬が圧倒的です。
警察から戻って来館した時の様子なら、勧めていれば家族葬になった
でしょうが、それは知識の無さからくるものでしかなく、家族が希望
している葬儀内容で無いのは、直葬で良いと分った家族から出たのが
感謝と安堵と、あんしんサポートに来て良かったという言葉、これを
聞いただけで家族の本音は分ります。
家族の思惑より抑えた料金の内容を提示するのが、あんしんサポート
であり、これが儲からない最大の原因なのも確かですが、そこで数万
或いは10万円儲けるより、家族が心底よかったと思ってくれることが
最も重要なことだと考えているのだから、結果オーライです。
これも錯覚して欲しくない部分のひとつですが、家族目線は確かだし
家族の財布に負担を少なくするのも本当だけど、いい人だからでなく
それが後々の紹介に繋がってくれる事を知っているからです。
それと、依頼された家族に対し最後まで胸を張っていられますからね。
頭を下げるのが大嫌いな奴ですから、これも僕なりの処世術でしょう。
問題はこれから書く部分です。
70才過ぎの老人が一人で暮らしている・・・65才以上の独居老人が
600万人いるのですから、どうやっても孤独死は防げる現状ではない
のは普通に考えれば分ると思います。
勿論、孤独死を防ぐ対策は必須ですが、どんな方法をとったとしても
孤独死を無くす・・・現状では無理でしょう。
そこで次に考えるのは、孤独死だとしても早期発見できれば、凄惨な
ご遺体・・・誰も会えないご遺体にならずに済む対策です。
故人の弟さんに聞くと、最近は出掛ける事も減って自宅に居たので、
3日に一度食べ物を持っていき、連絡は毎日とっていたとの事。
『毎日連絡はとっていた』これ凄く大事な部分です。
どうせなら好きな物を持って行ってあげようと、お兄さんに電話連絡
するが出ない・・・電話の近くを離れているのだろうと、数時間後に
再度電話をしても出ないので午後4時頃自宅に行くと、座った状態で
亡くなっていたのだそうです。 検視では朝方に亡くなったようだと
判断したようです。 そうそう・・・覚えておくと良いですよ。
『未明』とは 午前0時~午前3時くらいまでの事
『早朝』とは 午前3時~午前6時くらいが検案書を書く医師の多くが
行っている判断のように思います。 その後は『朝』『昼』『夕刻』
『夜』『深夜』といった文字で表されているようです。
死亡診断書記載時刻から24時間火葬できない法律があるので、火葬の
予約をする時は、この辺を覚えておくと参考になるでしょう。
今回発見は午後4時頃、テレビと電気はついたままで、暖房は入って
無かったこともあって、うっ血で顔は赤紫になってはいますが、会え
ない状態では無かったのが、弟さんにとっては救いでした。
話しを戻すと、孤独死は防げませんが、早期発見は可能です。
夏場の腐敗が早いのは分るでしょうが、冬場はコタツ、暖房を入れた
状態での逝去もあるので、事が起きてしまったら、とにかく早期発見
できるような対策をとっておくしかないでしょう。
それと・・・いつも思うけど孤独死や不審死の時、検視で首の後ろを
刺して骨髄を抜きだし検査するのだと思いますが・・・
殆どの場合、穴を開けた場所をふさいでありません。
だから首から血液が出ている事も多いのですが、担当した医師は何故
絆創膏を貼らないのか? 人は逝去すると物扱いなのは霊柩車許可が
貨物業なのをみれば分るけど、あとで家族が会うのは分っているはず
ですからね・・・止血くらいはして欲しいものです。
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