昨夜まで事前相談と入会希望の方が来館しバタバタしてましたが、今日
午前中、事前相談と入会があっただけで久しぶりに静かな午後です。
残念ながらまだ肉体的な疲れは取れていません。 だるいです・・・
昨日の午後、前日葬儀をされた家族が支払いに来てくれましたが、急ぐ
事務仕事があったので対応は千明に任せ仕事をしていました。
暫くすると内線で「喪主が武井さんに元気を貰って帰りたいそうです」
と呼ばれたので、仕事の手を止め家族のところへ行きました。
椅子から立ち上がりお礼を言われ、暫し話しをすると長男のお嫁さんが
言いました。「うちの両親は昨日も、今朝も反省会をしてますよ」
「ん? なんの反省会?」
「400万円で建てたお墓に関する色々です」
「ん? なんで??」 全く意味の分からない話しで聞き返す。
「お葬式の後で武井さんに挨拶して名刺を頂いたじゃないですか?あれ
自分達とお母さんの兄弟の事で相談したいって思ったみたいです」
「へぇーそうなんだ、、電話してから来てくれるように伝えておいて」
最後に改めて80才のお婆ちゃんに言います
「元々商売をしてたから、これからお爺ちゃんが亡くなった事を聞いた
人達が訪ねてくるのは、お母さんにとって良い事だよ。 人が来たらさ
お茶でも出してゆっくりして貰うと良いよ。 暫くして少し元気が出て
来たら彼氏でも作って腕枕して貰う?」と笑うと、お母さんも笑顔で
「もう年だから・・・」と言って笑いました。
「何かあったら遠慮なく電話してくれば良いよ」と笑顔になった家族を
送り出したあとで、お嫁さんの話しを思い出します。 すると、あー
と思い出したのは、火葬が済み斎場を出たところで挨拶をして解散した
あと、自宅に持ち帰って貰う物を家族の車に乗せ換えようした時、丁度
帰ろうとした嫁さんの両親姉妹が車から降りて来られ挨拶されました。
「いやあー、本当に良い話しを聞かせて貰えたし、温かみのある本当に
良いお葬式でありがとうございました。 今度色々相談したい事がある
から名刺頂けますか?」横にいた妹さんも「私にもください」と言った
のを思い出しました。『あ~、、あのことかぁ・・・』
そのお父さんは実業家で結構な商売をしてこられたらしく、葬儀は色々
出てきたそうで、それが当然だと思っていたし、墓に入るのも当然だと
思い娘達に迷惑を掛けないよう自分で墓を建てておけば良いと400万円
掛けて墓も建てたのだそうです。 ところが今回の葬儀で湯かん納棺の
儀で聞かされた話、故人を偲ぶに書かれていた内容、お別れの儀で聞か
された事、炉前、清めの席、そして雑談と様々な場面で聞いた僕の話し
の内容が今まで経験した葬儀屋さんの話、葬儀の内容と違ったようです。
というか・・当たり前と考えていた事がそうではなかったと気づいたと
いうことなのでしょう。 もっと言うなら今回させて貰った色々な話が
この両親や家族にとってビタッと当てはまったのかもしれません。
どんな反省会かは分りませんが、昨夜も今朝も・・・と言うのですから
色々話しているのは確かでしょう。
反省会についての内容は正確に分りませんが、葬儀をきっかけに自分達
家族の持つ条件で色々考えるのは良いことだと思います。
特に葬儀、、人の死については近しい人の逝去以外は対岸の火が普通の
人の感覚です。 身近で葬儀があったら、自分達家族の事を考えられる
良い機会だと考えてください。
午前中、事前相談と入会があっただけで久しぶりに静かな午後です。
残念ながらまだ肉体的な疲れは取れていません。 だるいです・・・
昨日の午後、前日葬儀をされた家族が支払いに来てくれましたが、急ぐ
事務仕事があったので対応は千明に任せ仕事をしていました。
暫くすると内線で「喪主が武井さんに元気を貰って帰りたいそうです」
と呼ばれたので、仕事の手を止め家族のところへ行きました。
椅子から立ち上がりお礼を言われ、暫し話しをすると長男のお嫁さんが
言いました。「うちの両親は昨日も、今朝も反省会をしてますよ」
「ん? なんの反省会?」
「400万円で建てたお墓に関する色々です」
「ん? なんで??」 全く意味の分からない話しで聞き返す。
「お葬式の後で武井さんに挨拶して名刺を頂いたじゃないですか?あれ
自分達とお母さんの兄弟の事で相談したいって思ったみたいです」
「へぇーそうなんだ、、電話してから来てくれるように伝えておいて」
最後に改めて80才のお婆ちゃんに言います
「元々商売をしてたから、これからお爺ちゃんが亡くなった事を聞いた
人達が訪ねてくるのは、お母さんにとって良い事だよ。 人が来たらさ
お茶でも出してゆっくりして貰うと良いよ。 暫くして少し元気が出て
来たら彼氏でも作って腕枕して貰う?」と笑うと、お母さんも笑顔で
「もう年だから・・・」と言って笑いました。
「何かあったら遠慮なく電話してくれば良いよ」と笑顔になった家族を
送り出したあとで、お嫁さんの話しを思い出します。 すると、あー
と思い出したのは、火葬が済み斎場を出たところで挨拶をして解散した
あと、自宅に持ち帰って貰う物を家族の車に乗せ換えようした時、丁度
帰ろうとした嫁さんの両親姉妹が車から降りて来られ挨拶されました。
「いやあー、本当に良い話しを聞かせて貰えたし、温かみのある本当に
良いお葬式でありがとうございました。 今度色々相談したい事がある
から名刺頂けますか?」横にいた妹さんも「私にもください」と言った
のを思い出しました。『あ~、、あのことかぁ・・・』
そのお父さんは実業家で結構な商売をしてこられたらしく、葬儀は色々
出てきたそうで、それが当然だと思っていたし、墓に入るのも当然だと
思い娘達に迷惑を掛けないよう自分で墓を建てておけば良いと400万円
掛けて墓も建てたのだそうです。 ところが今回の葬儀で湯かん納棺の
儀で聞かされた話、故人を偲ぶに書かれていた内容、お別れの儀で聞か
された事、炉前、清めの席、そして雑談と様々な場面で聞いた僕の話し
の内容が今まで経験した葬儀屋さんの話、葬儀の内容と違ったようです。
というか・・当たり前と考えていた事がそうではなかったと気づいたと
いうことなのでしょう。 もっと言うなら今回させて貰った色々な話が
この両親や家族にとってビタッと当てはまったのかもしれません。
どんな反省会かは分りませんが、昨夜も今朝も・・・と言うのですから
色々話しているのは確かでしょう。
反省会についての内容は正確に分りませんが、葬儀をきっかけに自分達
家族の持つ条件で色々考えるのは良いことだと思います。
特に葬儀、、人の死については近しい人の逝去以外は対岸の火が普通の
人の感覚です。 身近で葬儀があったら、自分達家族の事を考えられる
良い機会だと考えてください。
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