昨日の午前中は2件の葬儀、午後は新パンフの発送業務とバタバタした
一日でしたが、今回のパンフレットには我々が応援する人達の宣伝枠を
とって掲載したので、皆さん必要数のパンフレットを取りに来ました。
その中の一人が、こんな事を言いました。
「世間で一番安い直葬が10万円位の頃に半額の5万円で始めたり、散骨
なんて騒がない頃に散骨場持ったり、世間が墓閉じって騒ぐ前に墓閉じ
始めたじやない? 何でそこに着眼できるの? 何か秘訣があるの?」
言われてみれば確かに世間が騒ぐ前に動いてる事があったり、火葬支援
パック5万円は自分が火付け役だったようだけど、着眼とか、秘訣など
考えたこともありません。
その時は「先見の明かね?」と笑って話は終わりましたが改めて考えて
みると、あることに気付きました。
上の文章にそれがハッキリ出ています。
一番安い直葬が10万円の頃半額の5万円・・・というくだりです。
これ実に日本的感覚だと思いませんか?
10万円の設定は業者が決めた事であって、どんな内容で10万円なのかは
全く分らないってことです。 ・・・って意味分んねぇかな・・・
少し噛み砕いて言うと、葬儀費用を下げようとしたら現状行われている
葬儀から何が差し引けるか? どれが省けるか? って考えませんか?
「YES」と答えた人は僕と違う発想をされる方です。
僕は葬儀とは?と考え『気持ちの部分』と『施行』に分け、施行内容を
最大限シンプルにすると次のようになります。
1. 施設、病院など逝去された場所へのお迎え
2. 死亡診断書記載時刻から24時間火葬できませんので安置
3. 死亡届を提出、火葬許可証を発行して貰い、火葬場の予約と提出
4. 予約日時に火葬場に搬送(納棺状態での搬入が基本)
5. 火葬後に拾骨できる骨壺の用意
施行部分については非常に明確に出ますが、気持ちの部分になると千差
万別と言えるほど多様化するはずですから、基本から外します。
1~5の施行を行う為の原価を出し、利用者が葬儀に得られる収入も計算
すると、群馬県の場合、国保からの葬祭費5万円(社保はもっと多い)
だけは最低限入ってくる事が分ります。
とすれば、5万円以内で火葬できるのがベストですから、まずは人件費
以外の原価を出し、その上で人件費を考えるのが僕の考え方です。
なぜ人件費の計上が最後か・・・ それは元々の商売、生業の考え方に
人件費はないからです。
葬具類の原価や自動車の管理費など、人件費以外の費用を全て差し引き
残った中で飯が食えれば良し・・・これが事業を最大限シンプル化した
考え方だからです。 いかがでしょうか?
僕の中に既存の葬儀から・・・など全くありません。
こんな事、改めて考えたこともありませんでしたが、最小限シンプルに
してから、必要な上乗せしていくのが僕の考え方の基本のようです。
だから、10万円が一番安い時代に5万円を始める結果になっただけの事
であって初めから10万円など、僕の頭の中に一度も登場しないのです。
勿論、既存に行われている祭壇の前で僧侶が読経する葬儀も登場しない
のは言うまでもありません。
何度も書いてきたように葬儀とは『家族が家族との別れ』が根底にある
もので、誰かが作り上げた既成概念は根本ではないからです。
昨日の夜、最後の方がパンフレットを取りに来られた時、珍しく僕自身
時間が空いたのでアドバイスも兼ねて話しをしました。
その中でこんな話題が出ました。
障害者児童を持つお母さん達を側面から支援する活動をしている中で、
施設、療育、医師など何処に行っても最初に聞かれるのは子供の現状?
とでも言うか、どんな子か?って事なんだそうで、それを知った行政が
子供の事を書くノートを作ったそうで、今月に行うシンポジウムとかで
どんな書き方が良いか、もっと良い使い方はあるか等も話すと言う。
それを聞いた僕は「はぁ?」って感じで、すぐにこう言いました。
「それなら、子供の食事、入浴、その子の好きな事など日常生活を動画
でCDかDVDにして、その中に必要事項も書き込めば良いのでは?」
すると「そうですね、その通り、答えが出ちゃった」と笑ってました。
これも前段の葬儀と全く同じです。
行政が作ったノートを活かす方法が大前提になっています。
これが最大の間違いだと気づかないことが問題です。 行政が作ろうが
どんな立派な肩書を持った人が作ろうが、根底が間違っていれば正しい
回答には辿りつけません。 その話を聞いた素人の僕はこう思いました。
『医師、療育など行う側は、その子本来の姿を知りたいはず、また親も
真実の姿を知らせて、適格な判断をして欲しいはず』
双方は同じ土俵にいるはず・・・なら、ありのままを伝え、伝えられる
最も簡単で確実なのは動画だと思っただけです。
何でもシンプルが良いとは限りませんが、一度シンプルに考えてみると
新たな何かが生まれたり、行き詰まりから道が開ける事もありますから
チャレンジしてみてください。
一日でしたが、今回のパンフレットには我々が応援する人達の宣伝枠を
とって掲載したので、皆さん必要数のパンフレットを取りに来ました。
その中の一人が、こんな事を言いました。
「世間で一番安い直葬が10万円位の頃に半額の5万円で始めたり、散骨
なんて騒がない頃に散骨場持ったり、世間が墓閉じって騒ぐ前に墓閉じ
始めたじやない? 何でそこに着眼できるの? 何か秘訣があるの?」
言われてみれば確かに世間が騒ぐ前に動いてる事があったり、火葬支援
パック5万円は自分が火付け役だったようだけど、着眼とか、秘訣など
考えたこともありません。
その時は「先見の明かね?」と笑って話は終わりましたが改めて考えて
みると、あることに気付きました。
上の文章にそれがハッキリ出ています。
一番安い直葬が10万円の頃半額の5万円・・・というくだりです。
これ実に日本的感覚だと思いませんか?
10万円の設定は業者が決めた事であって、どんな内容で10万円なのかは
全く分らないってことです。 ・・・って意味分んねぇかな・・・
少し噛み砕いて言うと、葬儀費用を下げようとしたら現状行われている
葬儀から何が差し引けるか? どれが省けるか? って考えませんか?
「YES」と答えた人は僕と違う発想をされる方です。
僕は葬儀とは?と考え『気持ちの部分』と『施行』に分け、施行内容を
最大限シンプルにすると次のようになります。
1. 施設、病院など逝去された場所へのお迎え
2. 死亡診断書記載時刻から24時間火葬できませんので安置
3. 死亡届を提出、火葬許可証を発行して貰い、火葬場の予約と提出
4. 予約日時に火葬場に搬送(納棺状態での搬入が基本)
5. 火葬後に拾骨できる骨壺の用意
施行部分については非常に明確に出ますが、気持ちの部分になると千差
万別と言えるほど多様化するはずですから、基本から外します。
1~5の施行を行う為の原価を出し、利用者が葬儀に得られる収入も計算
すると、群馬県の場合、国保からの葬祭費5万円(社保はもっと多い)
だけは最低限入ってくる事が分ります。
とすれば、5万円以内で火葬できるのがベストですから、まずは人件費
以外の原価を出し、その上で人件費を考えるのが僕の考え方です。
なぜ人件費の計上が最後か・・・ それは元々の商売、生業の考え方に
人件費はないからです。
葬具類の原価や自動車の管理費など、人件費以外の費用を全て差し引き
残った中で飯が食えれば良し・・・これが事業を最大限シンプル化した
考え方だからです。 いかがでしょうか?
僕の中に既存の葬儀から・・・など全くありません。
こんな事、改めて考えたこともありませんでしたが、最小限シンプルに
してから、必要な上乗せしていくのが僕の考え方の基本のようです。
だから、10万円が一番安い時代に5万円を始める結果になっただけの事
であって初めから10万円など、僕の頭の中に一度も登場しないのです。
勿論、既存に行われている祭壇の前で僧侶が読経する葬儀も登場しない
のは言うまでもありません。
何度も書いてきたように葬儀とは『家族が家族との別れ』が根底にある
もので、誰かが作り上げた既成概念は根本ではないからです。
昨日の夜、最後の方がパンフレットを取りに来られた時、珍しく僕自身
時間が空いたのでアドバイスも兼ねて話しをしました。
その中でこんな話題が出ました。
障害者児童を持つお母さん達を側面から支援する活動をしている中で、
施設、療育、医師など何処に行っても最初に聞かれるのは子供の現状?
とでも言うか、どんな子か?って事なんだそうで、それを知った行政が
子供の事を書くノートを作ったそうで、今月に行うシンポジウムとかで
どんな書き方が良いか、もっと良い使い方はあるか等も話すと言う。
それを聞いた僕は「はぁ?」って感じで、すぐにこう言いました。
「それなら、子供の食事、入浴、その子の好きな事など日常生活を動画
でCDかDVDにして、その中に必要事項も書き込めば良いのでは?」
すると「そうですね、その通り、答えが出ちゃった」と笑ってました。
これも前段の葬儀と全く同じです。
行政が作ったノートを活かす方法が大前提になっています。
これが最大の間違いだと気づかないことが問題です。 行政が作ろうが
どんな立派な肩書を持った人が作ろうが、根底が間違っていれば正しい
回答には辿りつけません。 その話を聞いた素人の僕はこう思いました。
『医師、療育など行う側は、その子本来の姿を知りたいはず、また親も
真実の姿を知らせて、適格な判断をして欲しいはず』
双方は同じ土俵にいるはず・・・なら、ありのままを伝え、伝えられる
最も簡単で確実なのは動画だと思っただけです。
何でもシンプルが良いとは限りませんが、一度シンプルに考えてみると
新たな何かが生まれたり、行き詰まりから道が開ける事もありますから
チャレンジしてみてください。
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