一昨日の午後、葬家で行った湯灌納棺の儀で、腰を捻ったのか・・・
ギックリ腰一歩手前のような状態のまま、昨日の午前の葬儀、午後の
葬儀、夕刻の湯灌納棺、そして本日の葬儀と続いて、ちと辛い・・・
何とか踏ん張ってようやく葬儀から解放された午後8時電話が鳴った。
施設からの依頼、事前相談は済んでおり、都内に住む74才の姪が行う
86才お婆ちゃんの葬儀依頼です。
姪とはいえ74才のお婆ちゃんが突然の訃報で都内から群馬に来るのは
無理だと、事前に全て必要事項の確認を済ませてありましたが、午後
9時過ぎのお迎えとなったのですから正解でした。
夜の施設は、人も少なく病院のようで寂しい印象を受けます。
エレベーターで3階の部屋に行くと、看護師さんが処置をされ最後の
死化粧をしているところでした。
ストレッチャーに乗せるため身体を持ちあげる・・・軽い・・
「この方は一人だったから、ずっと縫いぐるみとだけ一緒で、他に誰
も居ませんでしたからね。 縫いぐるみをいくつか一緒に棺に入れて
貰えませんか?」と言う訪問看護師さん。
「はぃ 大丈夫ですよ」と毛糸で作ったウサギとピンクの平べったい
犬、毛の長いモルモット?のような三匹を一緒に連れてきました。
元々どこの人か分りませんが、年老いて親戚は遠く離れた都内に住む
70代の姪後さんだけ・・・のようです。
介護施設ではありますが、年老いて一人の部屋で暮らす・・・
周囲に親戚縁者はなく他人様の中で暮らす・・・
結婚したのか、ずっと独身だっのか分りませんが子供はいない・・・
生前の生活の様子は全く分りませんが、何だか寂しい気分になります。
けど600万人いる独居老人は、すでに同じような環境の方も多いだろ
うと思えるし、2000万世帯以上ある老人だけの世帯は予備軍です。
僕が子供の頃は三世代が同居しているのは当たり前だったし、年寄り
だけの世帯は決して多く無かったわけで・・・その時代に生きてきた
我々が、いつから老人と一緒に住まない日本になったのでしょう。
もしかしたら50代とか60才くらいの人達が、子供夫婦と一緒に住む
のが面倒だと思い、若い夫婦も義理の親と一緒に住みたくないと考え
親も子供も楽な生活を望んだ結果・・・なのでしょうか。
60代なら問題ないですが、70代、80代と年老いたらどうでしょう?
普通に生活するのさえ肉体的に辛くなっても、ずっと離れて生活して
きた息子や娘夫婦と同居するのは大変です。
その結果が施設に入る・・・或いは入れられるって事なんだろう。
この先、団塊の世代が70才を超えると、今日のような人は急増する。
今更どうにも成らない親子もあるでしょうが、中には今なら同居する
ことも可能って人もいるんじゃないかな・・・
同居より、一人のほうが楽ならそれでも良いけど、老人夫婦が一人に
なってからが問題・・・良い解決方法は見つかりませんが、ちと考え
させられる完全委託のお葬式です。
今回の葬儀は『ぱっく60』10万8千円税込で下記内容を行います。
お迎え、安置、各手続き、霊柩車搬送、火葬、粉骨、散骨と続きます。
先ほど納棺をして、縫いぐるみも布団に入り、線香を供えました。
僕らに出来るのは散骨が済むまでの短い時間だけでも、家族のように
温かく送ってあげることしかできません。
ギックリ腰一歩手前のような状態のまま、昨日の午前の葬儀、午後の
葬儀、夕刻の湯灌納棺、そして本日の葬儀と続いて、ちと辛い・・・
何とか踏ん張ってようやく葬儀から解放された午後8時電話が鳴った。
施設からの依頼、事前相談は済んでおり、都内に住む74才の姪が行う
86才お婆ちゃんの葬儀依頼です。
姪とはいえ74才のお婆ちゃんが突然の訃報で都内から群馬に来るのは
無理だと、事前に全て必要事項の確認を済ませてありましたが、午後
9時過ぎのお迎えとなったのですから正解でした。
夜の施設は、人も少なく病院のようで寂しい印象を受けます。
エレベーターで3階の部屋に行くと、看護師さんが処置をされ最後の
死化粧をしているところでした。
ストレッチャーに乗せるため身体を持ちあげる・・・軽い・・
「この方は一人だったから、ずっと縫いぐるみとだけ一緒で、他に誰
も居ませんでしたからね。 縫いぐるみをいくつか一緒に棺に入れて
貰えませんか?」と言う訪問看護師さん。
「はぃ 大丈夫ですよ」と毛糸で作ったウサギとピンクの平べったい
犬、毛の長いモルモット?のような三匹を一緒に連れてきました。
元々どこの人か分りませんが、年老いて親戚は遠く離れた都内に住む
70代の姪後さんだけ・・・のようです。
介護施設ではありますが、年老いて一人の部屋で暮らす・・・
周囲に親戚縁者はなく他人様の中で暮らす・・・
結婚したのか、ずっと独身だっのか分りませんが子供はいない・・・
生前の生活の様子は全く分りませんが、何だか寂しい気分になります。
けど600万人いる独居老人は、すでに同じような環境の方も多いだろ
うと思えるし、2000万世帯以上ある老人だけの世帯は予備軍です。
僕が子供の頃は三世代が同居しているのは当たり前だったし、年寄り
だけの世帯は決して多く無かったわけで・・・その時代に生きてきた
我々が、いつから老人と一緒に住まない日本になったのでしょう。
もしかしたら50代とか60才くらいの人達が、子供夫婦と一緒に住む
のが面倒だと思い、若い夫婦も義理の親と一緒に住みたくないと考え
親も子供も楽な生活を望んだ結果・・・なのでしょうか。
60代なら問題ないですが、70代、80代と年老いたらどうでしょう?
普通に生活するのさえ肉体的に辛くなっても、ずっと離れて生活して
きた息子や娘夫婦と同居するのは大変です。
その結果が施設に入る・・・或いは入れられるって事なんだろう。
この先、団塊の世代が70才を超えると、今日のような人は急増する。
今更どうにも成らない親子もあるでしょうが、中には今なら同居する
ことも可能って人もいるんじゃないかな・・・
同居より、一人のほうが楽ならそれでも良いけど、老人夫婦が一人に
なってからが問題・・・良い解決方法は見つかりませんが、ちと考え
させられる完全委託のお葬式です。
今回の葬儀は『ぱっく60』10万8千円税込で下記内容を行います。
お迎え、安置、各手続き、霊柩車搬送、火葬、粉骨、散骨と続きます。
先ほど納棺をして、縫いぐるみも布団に入り、線香を供えました。
僕らに出来るのは散骨が済むまでの短い時間だけでも、家族のように
温かく送ってあげることしかできません。
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