21日は会員さんの依頼で、安中市の墓閉じ現地確認に行きました。
いつもは依頼する人がいて、現地確認は全てして貰うのですが、連絡が
取れず久しぶりでカメラを持って確認を済ませると、19日の夜に特区
宣言者の会議に参加され、障害児をもつお母さんを支援する任意団体の
『いいとこ』が高崎市にあるのを思い出し連絡、旧吉井町の本拠地へと
おじゃましてきました。
お母さんの集いがあった後だったようで6名の方が残っておられ、紹介
して頂き暫し話しをしてきました。
5年ほど前だったでしょうか、、やはり高崎で障害児が自立できるよう
活動する団体の話しを聞く機会があり、確かにな・・と思い心に残って
いたのもあったし19日の話しの中で、もし自分が先に逝く時、或いは
障害児、家族の葬儀費用を心配しているのが現実、是非話しを聞きたい
という人達が多いと聞かされていたのもあっての訪問でした。
障害を持つ子供がいれば、当然健常児より手間と費用が掛かりますし、
親が仕事をする上での障害にもなるでしょう。 もっと突っ込んだ事を
言えば自分達親が先に逝くとしたら、後に残る子供の生活を考えれば、
自分達の終幕、終幕後の費用は少しでも抑えて子供の生活費に・・・と
思うのが親心ですから、親の気持ちは良く分ります。
勿論、今すぐの問題も沢山あるし、今は子供でも年を重ねれば障害児、
ではなく障害者となる訳で、その人達が普通に生きていける社会保障が
あるとも思えません。 葬儀と同じで、対岸の火感覚の人が圧倒的では
ありますが、明日は我が身でもあるのです。
今の僕には葬儀しかできませんが、親が抱える大小様々な苦悩の中から
ひとつ、ひとつ取り除くしかないはずです。 もし自分、子供、家族の
葬儀費用だけでも心配の種が減る事で、少しでも気が楽になれる方法が
あるのか? 僕らにもできる事はあるのか? と考えさせられました。
□ 69.000円+税 直葬パック(年内中に実施予定で進めています)
火葬だけ出来れば良い墓のある方用
□ 100.000円+税 ぱっく60(直葬+散骨+永代供養墓33回忌保管)
墓の無い方用
69.000円パックは実施さえ出来れば、実質日本で一番安い直葬となる
でしょうし、60才以上限定のぱっく60が利用できる条項を設定すれば
少なくとも葬儀費用の心配だけは軽減されるかもしれない・・・
僕が色々な場で話しをする時「大事なのは議論でなく動くことだ」と
良く力説しますが、今回のように近くに行ったついでにと、ほんの少し
遠回りして立ち寄っただけで、自分達にもできる事がある・・・やっぱ
『動きながら考える』が基本なんだと感じます。
ただ今回の障害児を持つ親への支援に関しては、障害児が障害者になる
のは必然であり、障害児が大人になれば、より大きな課題があるように
思えてなりません。 きつい言いかたかもしれませんが、障害を持った
子供を抱えた親が、子供中心の生活になるのは必然でしょうが、だから
といって親としてだけでなく、人として、男として、女としての人生も
あって当然、あってしかるべきと思うと、社会の人達がほんの一歩でも
近づき、生きる上で障害になる石ころひとつでも、除けてあげるのが当
然と考える社会になれば、何かが変わるのかもしれません。
僕の場合、偶然の出会いがあり、接点が生まれましたが、まずは多くの
人と接点が持てるような機会から・・・でしょうか。
今回の最後に、代表者の方は100%ボランティアで動いているそうです。
立派なのかもしれませんが、僕は良い事に思えません。 ご本人もでき
れば収入を得たいとおっしゃっていましたが当然です。
どんなに好きでしていても、それは自身の生活が出来て・・・が大前提
だからです。 人並み以上でなくても人並みの生活ができる収入を得る
のは当然なのに、日本では無償で何かしている人が良い人で、そこから
利益を得ると、悪いことをしているかの如く思われる間違った風潮すら
残っているのは実に困ったものです。
今回の出会いでは、支援活動を主催する人達が生活できる程度に稼げる
方法を一緒に考えてあげられたらと思う。
それが可能に成らないと、間違いなく支援活動の終幕が来るからです。
障害児を持つ両親、祖父母、親戚、その部分に関心のある人達は支援に
立ち上がった人達が、他のアルバイトをせず食える方法を生み出す事が
自分達の家族にとっても大きな支援となるのを知って欲しいと思う。
うちの場合、今まで一度もありませんが「NPOは利益を出してはいけ
ないのに儲けてる・・・」みたいな馬鹿げた事を真面目な顔をして言う
あまりに無知な人は結構います。 利益が無ければ、事務所、電気水道
光熱費を始めとした諸費用は誰が出すんだ? なら、あんたは無償でも
働き続けるのか?ってことです。
ネットで検索すればいくらでも出で来るので詳細は省きますが、NPO
とは利益分配をしない組織、一般でいう株主配当はしませんって事が、
『非営利活動法人』の意味で活動に必要な人件費、諸経費は自社事業で
賄うのが本質、助成金などはあくまで補助金なのです。
その部分を勘違いなのか、調べもせずNPOならお金が貰えると思って
設立する人達も多いし、何かの支援事業的な事をしている所は、全てが
助成金が出ていると、助成金で成り立っていると思っている人が多いの
も困ったもんです。 ちなみに、うちには助成金なんてありません。
僕らも側面から応援しますが、高崎地区は勿論、せめて県内全域で同じ
境遇の家族、その人達を少しでも支援したいと思う人達は「いいとこ」の
ような支援活動する人達を食わせる心配からしてあげないと、間違いなく
活動停止・・中止・・消滅の道を辿るしかないよな・・・と帰りの車中話し
ながら前橋に戻ったのでした。
↓↓↓↓
いつもは依頼する人がいて、現地確認は全てして貰うのですが、連絡が
取れず久しぶりでカメラを持って確認を済ませると、19日の夜に特区
宣言者の会議に参加され、障害児をもつお母さんを支援する任意団体の
『いいとこ』が高崎市にあるのを思い出し連絡、旧吉井町の本拠地へと
おじゃましてきました。
お母さんの集いがあった後だったようで6名の方が残っておられ、紹介
して頂き暫し話しをしてきました。
5年ほど前だったでしょうか、、やはり高崎で障害児が自立できるよう
活動する団体の話しを聞く機会があり、確かにな・・と思い心に残って
いたのもあったし19日の話しの中で、もし自分が先に逝く時、或いは
障害児、家族の葬儀費用を心配しているのが現実、是非話しを聞きたい
という人達が多いと聞かされていたのもあっての訪問でした。
障害を持つ子供がいれば、当然健常児より手間と費用が掛かりますし、
親が仕事をする上での障害にもなるでしょう。 もっと突っ込んだ事を
言えば自分達親が先に逝くとしたら、後に残る子供の生活を考えれば、
自分達の終幕、終幕後の費用は少しでも抑えて子供の生活費に・・・と
思うのが親心ですから、親の気持ちは良く分ります。
勿論、今すぐの問題も沢山あるし、今は子供でも年を重ねれば障害児、
ではなく障害者となる訳で、その人達が普通に生きていける社会保障が
あるとも思えません。 葬儀と同じで、対岸の火感覚の人が圧倒的では
ありますが、明日は我が身でもあるのです。
今の僕には葬儀しかできませんが、親が抱える大小様々な苦悩の中から
ひとつ、ひとつ取り除くしかないはずです。 もし自分、子供、家族の
葬儀費用だけでも心配の種が減る事で、少しでも気が楽になれる方法が
あるのか? 僕らにもできる事はあるのか? と考えさせられました。
□ 69.000円+税 直葬パック(年内中に実施予定で進めています)
火葬だけ出来れば良い墓のある方用
□ 100.000円+税 ぱっく60(直葬+散骨+永代供養墓33回忌保管)
墓の無い方用
69.000円パックは実施さえ出来れば、実質日本で一番安い直葬となる
でしょうし、60才以上限定のぱっく60が利用できる条項を設定すれば
少なくとも葬儀費用の心配だけは軽減されるかもしれない・・・
僕が色々な場で話しをする時「大事なのは議論でなく動くことだ」と
良く力説しますが、今回のように近くに行ったついでにと、ほんの少し
遠回りして立ち寄っただけで、自分達にもできる事がある・・・やっぱ
『動きながら考える』が基本なんだと感じます。
ただ今回の障害児を持つ親への支援に関しては、障害児が障害者になる
のは必然であり、障害児が大人になれば、より大きな課題があるように
思えてなりません。 きつい言いかたかもしれませんが、障害を持った
子供を抱えた親が、子供中心の生活になるのは必然でしょうが、だから
といって親としてだけでなく、人として、男として、女としての人生も
あって当然、あってしかるべきと思うと、社会の人達がほんの一歩でも
近づき、生きる上で障害になる石ころひとつでも、除けてあげるのが当
然と考える社会になれば、何かが変わるのかもしれません。
僕の場合、偶然の出会いがあり、接点が生まれましたが、まずは多くの
人と接点が持てるような機会から・・・でしょうか。
今回の最後に、代表者の方は100%ボランティアで動いているそうです。
立派なのかもしれませんが、僕は良い事に思えません。 ご本人もでき
れば収入を得たいとおっしゃっていましたが当然です。
どんなに好きでしていても、それは自身の生活が出来て・・・が大前提
だからです。 人並み以上でなくても人並みの生活ができる収入を得る
のは当然なのに、日本では無償で何かしている人が良い人で、そこから
利益を得ると、悪いことをしているかの如く思われる間違った風潮すら
残っているのは実に困ったものです。
今回の出会いでは、支援活動を主催する人達が生活できる程度に稼げる
方法を一緒に考えてあげられたらと思う。
それが可能に成らないと、間違いなく支援活動の終幕が来るからです。
障害児を持つ両親、祖父母、親戚、その部分に関心のある人達は支援に
立ち上がった人達が、他のアルバイトをせず食える方法を生み出す事が
自分達の家族にとっても大きな支援となるのを知って欲しいと思う。
うちの場合、今まで一度もありませんが「NPOは利益を出してはいけ
ないのに儲けてる・・・」みたいな馬鹿げた事を真面目な顔をして言う
あまりに無知な人は結構います。 利益が無ければ、事務所、電気水道
光熱費を始めとした諸費用は誰が出すんだ? なら、あんたは無償でも
働き続けるのか?ってことです。
ネットで検索すればいくらでも出で来るので詳細は省きますが、NPO
とは利益分配をしない組織、一般でいう株主配当はしませんって事が、
『非営利活動法人』の意味で活動に必要な人件費、諸経費は自社事業で
賄うのが本質、助成金などはあくまで補助金なのです。
その部分を勘違いなのか、調べもせずNPOならお金が貰えると思って
設立する人達も多いし、何かの支援事業的な事をしている所は、全てが
助成金が出ていると、助成金で成り立っていると思っている人が多いの
も困ったもんです。 ちなみに、うちには助成金なんてありません。
僕らも側面から応援しますが、高崎地区は勿論、せめて県内全域で同じ
境遇の家族、その人達を少しでも支援したいと思う人達は「いいとこ」の
ような支援活動する人達を食わせる心配からしてあげないと、間違いなく
活動停止・・中止・・消滅の道を辿るしかないよな・・・と帰りの車中話し
ながら前橋に戻ったのでした。
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