あんしんサポートは弱者支援を旗印に7年前の6月に設立しました。

少ない年金、或いは年金の無い生活を送る弱者老人に駆け込み寺的

存在になれたら良い・・・この話はNHKで放送された時にも語って

います。 ホームページのYouTubeを見て貰えば分ります。

本当にお金の無い人達にとって最善なのは、一銭も掛からず済む事

ですから、そこを目指して走っているのは設立前から現在にいたる

まで全く変わっていません。 

ただ無料で焼骨にして貰える・・・元々日本の中に無い発想なだけ

に簡単でないし、葬儀で生活する人達にとっては脅威でしょう。

僕自身が葬儀で生活する一人ですから、実現したら俺達食っていけ

るのか!? と思う部分があるのも本音です。

しかし、団塊の世代が70才に届く今、これから15年ほどは葬儀が

増え続け、独居老人が増え続け、年金は下がる一方なのは明白だし

医療費、介護費用が生活に重く圧し掛かるのも明らかです。

僕が25才、今から35年前の日赤病院はいつでも、だれでも駐車

できる状態で、何時間駐車しても誰も何も言わない状況だったのに

今は通院する人達で国道が渋滞する始末です。 それもあって移転

するのでしょうが、患者の数は素人の僕でも明らかに分るほど増加

しています。 それだけ医療技術が進んで、長寿国になったという

ことなのでしょうが、人が生きるにはお金が掛かるのも事実です。

年々減っていく年金、年々増える医療費と介護費用・・・

せめて死後の火葬費用くらい心配せずに済む世の中にしたい。

スーパーの息子として生まれ、人様より経済的に恵まれた中で育っ

た頃は、それが当然と思っていたし、中学3年生の時に稼業が倒産

すると生活は一変、家賃4000円の県営住宅での生活となり、高校一

年生がキャバレーでアルバイトをして得たお金で物を買う生活。

自分の身体で稼ぐのは思っていた以上に大変だと教えられました。

だからでしょうか、お金を追いかけて働いた時期もあるし、サラリ

ーマンの良さも悪さも経験させて貰えたし、結婚し子供が生まれて

子育てにお金が掛かる事も知り、偶然から起業して社長業もしてき

ましたが、どんな仕事をしても楽しい事もあれば、辛いこともある

のは同じでした。 それでも何とか60才過ぎまで生きて来られたし

家族もいるのですから幸せな部類だと思っています。

過去の経験から、幸せやお金は追いかけても思ったように得られる

ものではない事と、欲望には終わりがないことも過去の経験則から

学ばせて貰えたこと、更に人は誰かに必要とされたほうが生き甲斐

遣り甲斐を持続せ易くて、張り合いのある日々を生きられる動物の

ように思えてなりません。 

贅沢はできなくても、生きていける経済力、心と身体の健康そして

家族を始めとした温もりある人間関係があるのですから、後は少し

でも誰かの役に立つことで、それを生き甲斐に繋げられたら・・・

『我が人生に悔いなし』ってとこですかね。

こうして書くと、僕の場合に限っては何度書いても最後は自分の為

なんだと分ります。 それでもさ・・・

血糖値や肝機能に問題はあるけど、普通に生活できる健康はあるし

仕事もあるし、描きさえすればいくらでも目標は描けるし、それを

ともに歩んでくれる仲間がいて、援護射撃をしてくれる家族がいる。

誰かの支援活動ができるってのは、支援する側のほうがすごく幸せ

な事なんだと改めて考え、感じる年になりました。

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