今月依頼された葬儀のうち2件は非会員からの依頼です。
非会員さんからの依頼に関しては、会員さんからの依頼数が我々の
非会員さんからの依頼に関しては、会員さんからの依頼数が我々の
能力を超えた時点で受けられず、受けられた場合でも全パック毎に
2万円加算される決まりになっています。
直葬パック89.000+非会員加算20.000=109.000(117.720円)
見てのとおり普通に考えれば、2万円加算が入っても充分安いのは
分っていますが、非会員さんから出る言葉が気になります。
「あんしんサポートの存在を知らなかった・・・」
知らないのは、あんたの勝手でしょ・・・
と思える性格なら問題はないのですが、全市民に知らせたと言える
広告宣伝をしたか? と問われたら年に一度だけ10万戸に配布する
程度の宣伝だけなので、残念ながらNOとしか言えません。
なら誰でも利用できるよう会員、非会員の壁を無くしたら?
と思うでしょうが、その場合、依頼を受けられない人が出て来ると
いうか、早いもん勝ち的対応しかできません。
現状で1000名を超える会員さんがいるのですから、非会員さんの
依頼を目一杯受けたあとで、既存会員さんからの依頼・・・
なんて事になったら、こめんでは済まされません。
もしもの時、役に立たない葬儀社など意味ありません。
どうしたものか・・・迷いながらもパンフレットを作成する数日が
過ぎ、B3両面パンフレットの大枠は完成しました。
一昨日、昨日は前橋斎場での直葬でしたが、本日は隣接市斎場での
直葬、あんしんサポートに関しては明らかに直葬は増えています。
火葬を終え前橋に戻ると来館者があり、聞くと先日直葬された非会
員さんに「あんしんサポートってのがあるから相談してみたら」と
声を掛けてくれたケアマネさんだと分りました。
直葬した非会員さんは、父親の余命が短いと分るとその時が来たら
どうすれば良いか悩んでいたそうです。 訪問看護は週に一度だけ
にするなど最大限費用を抑える数年を過ごし、さすがに最近は週に
3回の依頼にしましたが、同時にもしもの時の心配も大きくなって
ケアマネさんに相談されたようです。
その家族からの電話で本当に良いところを紹介して貰えたお礼と、
火葬中の待合で僕の話で癒やされたと元気な声だったと、初対面の
我々にお礼をしにきてくれたのでした。
家族の誰かが施設に入る必要に迫られた家族は、自分達の生活とは
別に15万円(特養で8万~10万)は最低掛かります。
その間、医者に掛かったり、投薬して貰ったり、入院をすれば更に
費用はかさみます。 その挙句に葬儀費用・・・
泣きっ面に蜂・・・踏んだり蹴ったり・・・弱り目に祟り目・・・
こんなことわざがビタッ! と当てはまる状況になるのです。
助かったと心から思えた家族が、自分達の経験を周囲に伝え、更に
助かる人達が増え、葬儀が自分達の生活を壊してまで行う事でない
お金の掛かる葬儀社や宗教者の話しなど聞く必要はない・・・って
事が当たり前の世の中になれば良い・・・
そして最後は『逝去後遺骨になるまでは行政が行う』のが当然だと
誰もが思う時代を迎えるのが、僕の到達点、ゴールなのです。
だからこそ少しでも低料金葬儀を実現し、公表し、継続させる事が
早くゴールする最善策だと考えると、わずか2万円、されど2万円
って思うわけです・・・
明後日、前橋特区宣言企画の中で僕に賛同され、自分も宣言をした
方々数名と、特区事務局の方で話し合いをする予定です。
その中で69.000円で行う価値は『あり』か『否』かの判断をする
つもりですから、早ければ20日頃に答えが出せるかもしれません。
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