前回、終幕後の安心を備えた町が良いと書きましたが、その中には

家族を持たない『単身者・独居老人』だけで20年間に3倍以上にも

急増し65才以上の独居老人は550万人に達しています。

孤独死は約3万人と言われ、この先の急増は間違いありません。

孤独死対策は、あんしんサポート設立の7年前から訴えていますが

現実は中々難しい問題なのも確かだし、孤独死が無くなる事もない

のが本当のところでしょうが、今回はパスして『独居者の安心』を

少し考えてみましょう。

① 突然の病気、怪我が心配

② 終幕後の葬儀、遺骨、住居等、綺麗に整理して逝きたい

①は現在の我々ではどうにもなりません。

②は前回同様、成せば成る・・・の世界かもしれません。

②をもう少し噛み砕いてみましょう。

最近増えている『独居者本人の入会』『兄妹・甥姪等による葬儀』

『施設入所の単身者』からの相談を要約すると以下の3点です。

(1)亡骸を火葬するまで全対応

(2)焼骨の供養処理

(3)住居の整理と各種手続き

(1)(2)は殆どの方対象(3)は施設入所者は対象外ですから

オプションでしょうか・・・現在のパックでも充分対応できますが、

事が起きたら連絡さえすれば、後は全てしてくれるパックがあれば

事前入会しておくことで安心できるように思えます。

これって老人だけでなく、50代以降の人達なら誰でも気になってい

るんじゃないだろうか・・・

事実あんしんサポートでは、病院からの連絡で搬送、安置、手続き

火葬、散骨までの全てを我々だけで行う事が増えています。

火葬申請者の事前確認さえクリアできれば、散骨場も永代供養墓も

自社所有しているので全て可能です。

事前相談に来られる独居者は一様に、もしもの不安をくちにします。

独居者用パックを作ることで、少なくとも終幕後だけは費用、亡骸、

さらに住居片付けの心配も無くなる・・・

孤独死対策にはなりませんが、増え続ける独居老人の人達にとって

安心するひとつになり、各々が自分の人生を謳歌する気になってく

れたら、楽しもうと思うきっかけになってくれたらと思う。

ぶっちゃけ、独居老人が何を考え、何に不安を持ち、どこに本音が

あるのかは当人にしか分りません。

でも思いついたら、行動すれば自ずと答えは見えてくる・・・

設立前からの姿勢である『迅速な言動』は続けたいと思います。

戦いであれ、商売であれ、事を起こすには何事にも『機』がある。

時機、タイミングと書いたほうが理解し易いでしょう。

早過ぎても、遅過ぎても良い結果を得られないのが『機』ですが、

団塊の世代の始まりである昭和20年生まれが70代に突入した今、

この問題に関しては『今が旬』だと感じます。

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