明日13日から16日まで盆ですが、お盆を行う方は今日中に準備を

して明日の盆迎えを行いましょう。

サラリーマン等は盆休みの人も多いでしょうし、久しぶりに実家が

賑やかになる人もいるでしょうが、行き帰りの運転には気をつけて

楽しい休日を過ごしてください。

昨日は合同の新盆・盆供養を2時・3時・4時・5時・6時の5回

あんしん館で実施。 故人1名に付5.000円  1軒4名まで参加可

直葬をされた家族や、当方依頼の宗教者で葬儀をされた家族の為に

毎年行っている行事でもあります。 立ち慣れてないせいか5時間

近く立っていると足が痛い・・・白木位牌・提灯・布施の他、式場

装飾と殆ど利益はありませんが、残る家族が良かったと思えること、

供養できたと思える事を目的としています。

と、ここまで書いて、葬儀の世界に関わってずっと感じ続けている

違和感を思い出したので、初めは『今年の合同新盆法要』と題した

のですが内容を変更して書き続けてみます。

それは『故人の為』という言葉の使いかたです。

簡単に言うと葬儀社などが言う故人の為ってなに!? と言ったほ

うが分り易いかもしれません。

僕が受ける葬儀は『故人も含めた家族の為に行う』が大前提であり、

故人だけの為ではありません・・と言うか故人は何も言わないので

故人の本意は誰も分りませんから、残る家族の事情と思いを最優先

した葬儀の形を提案しています。

その意味では、これから先、最近増えているエンディングノートに

記した希望を最優先ってこともあり得るでしょう。 

しかし逝去時の財布事情によっては故人の希望に添えない事もある

でしょうが、自分の葬儀で残る家族の生活もままならないのを望む

家族などありません。 という前提で施行相談を進めるでしょう。

また法要、盆、彼岸、墓、などの全ては家族の心を癒やす為であり

自分達ができる範囲の供養をし、きっと成仏してくれる・・・

盆で家に帰ってくるから温かく迎えたい・・・等々・・・

全ては故人をも含めた家族の為が、あんしんサポートの考え方です。

しかし、一般的な葬儀社で仕事をする人達やネットの中で読む故人

の為に近い表現の場合、さもさもらしい事を言ったり書いたりして

いますが、高い料金を正当化?しているだけ・・・また低料金だと

粗末に扱うと思い込んでいる? といった印象を強く受けます。

故人にも家族にも最善なのは、低料金で心のこもった、家族目線の

葬儀を引き受けたら実行することなのは明白です。

故人の為と言い、家族のウィークポイントを突き、高額料金を正当

化し、現実を知りもしないのに低料金を叩くのでなく、高額だから

こそできる付加価値を前面に出すほうが、好感を持ってくれる消費

者も増えると思いますが・・・

故人に対する接し方が必要以上に仰々しいのは、見ていて滑稽なだ

けで、芝居じゃないんだから・・・と突っ込みを入れたくなる。

故人も生者も同じに接すれば良いと思う・・・

故人と接する業者を見る家族が違和感なく、心穏やかになれば良い

安置でくちを開いてたり、頬がこけてたり、髭が生えてたら、家族

に聞いて整えてあげるほうが、ずっと家族は嬉しいと思うけど・・

僕が見て気にならない程度なら、あえて言わないし言われたら料金

掛かると言うでしょうが、僕が気になれば料金は貰わなくても修整

するのは、家族に後悔や心残りをさせたくないからです。

ぶっちゃけ、何でもご丁寧なら良いってもんじゃないと思ってる。

但し、ご丁寧じゃない接遇で家族と打ち解けるのは簡単ではありま

せんが、全てに於いて本気で家族目線を実行すれば可能です。

まぁサラリーマンでは会社の決まりがあるから、僕の書く半分実践

できれば良いほうでしょう。

でも独立すれば自分の思った通りできまから、本気で思うなら独立

して思ったようにやるべきです。  結果は利用者が決めてくれます。

ショーのような葬儀、わざとらしい接遇、家族が鎧をまといたくな

るような話し方でなく、家族がいつもの素の自分で故人と過ごせる

空気を作り出すのが葬儀屋の仕事・・・

そこから家族の温もり、自分達で送れた・・・の思いが生まれる。

今回の最後に・・・

料金が安いのが良いと言っているのではない・・・

安い、高いは家族毎に違うし、内容の感じ方によって違うから・・・

葬儀内容と形式は、その家族の、その時の財布事情で決めれば良い・

それが直葬だとしても、残る家族が温かく送れたと思えば良い葬儀

どんなに豪華でも、家族に後悔が残れば良い葬儀とは言えない・・・

故人・・故人・・より、家族の心が安らぐ対応を話したり、ブログ

等にも書く葬儀屋さんが増えることで、全国に誕生してくれたら、

きっと沢山の地元消費者から歓迎されると思うのですが・・・

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