5年前38年ぶりに小学校同窓会で再会した幼馴染が、墓石のデザ
インを仕事にしていると知り、墓の建設、墓の撤去、墓誌に戒名を
インを仕事にしていると知り、墓の建設、墓の撤去、墓誌に戒名を
彫るのと納骨、当方の永代供養墓建設など、墓に関する全てを再会
してから5年間依頼してきました。
当初は若干の手数料を貰う約束でしたが、墓を建てる、墓を壊す等
何かする度「利益が出ない、合わない」と泣き言を言うので、あん
しんサポートが利益を貰うことも出来ないのに領収書を切るのは、
意味がないと依頼者と直接支払いのやり取りをさせました。
当初、納骨時間に間に合わず、通称『そば屋の電話』が如く、もう
すぐ着きます。 違う場所に行ってしまった等・・・呆れた対応を
され、永代供養墓では初めて納骨する家族が集まっている中、事前
確認では出来上がっていると聞いていた永代供養墓は、まだ未完成
なのが分り、さすがに怒鳴りつけたこともありました。
また、我々は紹介し家族と石屋で話し合った後、家族に希望要望を
改めて聞き、石屋さんに伝えたり、価格交渉もしてきたのですが、
当然、当方は一切の利益なく無報酬での紹介で、我々を頼る家族が
喜んでくれるならと考えていたのです。
それでも数件の家族から「あんしんサポートさんは全面信頼をして
いるけど石屋さんが信用できない。間に入って貰えませんか」との
依頼をされ仲介に入ったこともありました。
商売をしている事があり得ないほど、適当な奴だと思いましたが、
幼馴染でもあり、根は悪い奴ではないと信じていたし、建てた墓は
中々良いものでしたし「我々が築いた信用だけは壊すな」と何度か
叱りましたので、彼が誠実な仕事をしてくれるはず・・・と思って
5年間彼が良い変化をすると待ち続けました。
しかし、ある寺の墓を閉じた時、基礎の撤去をするしないで寺との
行き違いがあったのか、寺から依頼者に連絡、依頼者から我々への
連絡、時には寺から我々に連絡もありました。
2月に行った墓の撤去、我々には一切の収入はありません。
先月再度石屋に連絡し、ちゃんと処理すると確認したのに本日午前
依頼者から再度電話が入ったのです。
この瞬間、僕の中で抑え、待ち続けた信頼の糸が切れました。
すぐに別の石屋さんに連絡、午後一番で現地確認が完了します。
当然、費用は全て当方が負担しての処理となります。
彼との縁が切れた瞬間でもあります。 それにしても何ででしょう。
いい加減な奴なのは分っていましたが、彼の感覚が理解できない。
60才にもなって自ら世間を狭くしてどうするんだろ・・・
幼馴染、友人知人、同級生、あらゆる人達に同じことをしていると
考えて良いはずです・・・我々のような年代は損得の付き合いでは
なくて、童心に戻れて裸の付き合いが欲しい年代になります。
馬鹿な奴だと思うのと、信用を無くす側でなく、裏切られる側での
経験で良かったとも思います。
信用を築くのは大変ですが、壊すのは簡単だという事くらい60年
生きてくれば分っていそうなものですが・・・
今は怒りより、残念に思う気持ちのほうが強く少し寂しいです。
小学校にあがる前、小学校、中学校と昔に返ってワイワイ話せる
相手が一人減ったのは、彼だけでなく僕も同じだからです。
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