本日7月3日は結構強い雨の中、午前8時30分あんしん館を出発、

午前9時20分、高崎市の斎場まで火葬に行ってきました。

これで疲れた身体もようやく一段落できそうです。

とはいっても、事務所に戻ると12時には『安中市からお婆ちゃん』

『都内から前橋に住む痴呆の入った叔母さんの事前相談』と続いて

午後3時には本日葬儀をされた家族が支払いと、今後の相談に来館

されましたので、落ち着いたのは午後4時過ぎ・・・

これから本日の昼食&夕飯を食べに行きます。


6月の葬儀依頼は今年最低数だと書いた深夜の午前3時30分、搬送

依頼の電話が入ります。 実際は午前1時30分逝去の一報が入った

らしのですが、検視が入ると分り、病院から搬送できる時間が判明

してから電話をくれたようで、千明は僕より2時間前に連絡を受け

ているのですから、ほぼ徹夜状態でしょう。

僕も寝て1時間少々ではありましたが、直後は問題はなく起床して

あんしん館に向かい搬送準備に入ります。

お迎え、搬送、打合せ、白木膳、死化粧、各種手配などして、当然

他の事前相談や、前日搬送された方の仕事等々、全ての仕事と翌日

朝一の火葬、午後から葬儀の準備まで終えると午後9時30分・・・

起きてから仕事だけの18時間が過ぎて、2人ともグッタリです。

自宅に戻るとシャワーを浴びて、すぐに布団に入り、少しテレビを

見て午後10時30分電気を消して寝ました。  この状態で搬送依頼が

入ったら・・・とても身体が持ちませんし、僕が死んじゃいそう。

こんな時は、人手を増やしたいと思うのが本音です・・・しかし

あんしん館にわざわざ出向いて入会される方々にとって、他市から

出向いても入会したいと思う事があるから・・・来館している訳で

ひとつには評判もあるでしょうが、大きな要因として料金ってのが

あるのは間違いないでしょう。 その筆頭にあるのが『ぱっく60』

なのは予約数を見ても間違いありません。

①市内の病院までお迎え(時間・曜日等、一切の追加なし)

②あんしん館納棺安置(48時間以内追加なし)

③白布棺・ドライアイス15㎏・線香具一式・末期の水

③死亡届・火葬手続全て当方にて行う

③予約日時に合わせ前橋斎場まで搬送

④火葬後の拾骨は7寸白骨壺(銀貼箱入)

⑤焼骨は当方に持ち帰り、喉仏等一部専用容器に取分ける

⑥他の焼骨は全て粉骨し当方専用散骨場に代行散骨

 (散骨時の写真を撮影しお渡しする事も出来ます・料金内)

⑦取分けた一部焼骨は当方永代供養墓に33回忌まで保管できます

 (納骨時に住職による読経あり、檀家にならず、墓参り自由)

 (全骨散骨・一部手元供養・一部永代供養墓保管、の3パターン

  からいずれも選択でき、全て同一料金内です)

⑧以上の全内容と全人件費が10万円に含まれます(税別途)

この全てを10万円で行い、継続するには、圧倒的節約という企業

努力が不可欠です。 最近ありませんが、時々お寺さんが言う事に

「うちは3万円で葬儀した事もあるよ」のような言葉がある・・・

その度に思う・・・たまになら、いくらでも出来るし、元々原価は

無いに等しいのだから千円だって可能な訳で、偉そうに言うほどの

ことではない・・・問題は継続して行うことが家族の安心感となり

日々の生活に不安を持たず生活できる事にも繋がるのです。

昨日来館され入会した夫婦は言ってました。

「お寺の布施50万円、墓を建てるのに100万円、葬儀に100万円を

どうしたら良いか、考えても答えはでないし、お金なんてないしと

思っていたけど、今日来て2人で20万円用意できれば良いと分った

だけでも安心したのに、互助会解約で50万円以上は戻ってくると分

ったから、30万円の余裕ができるし、来て本当に良かったです」

この夫婦この先の人生が少し明るくなったようだし、2人が元気で

いられるうちに、お弁当持って出掛けたり、近場の温泉なら2人で

1万円で夕食付なんてのもあるから、人生楽しんでおきなよ・・と

伝えてあり、帰る2人は笑顔で晴々していました。

こんな人達を毎日のように見せられているのです・・・

値上げなど出来ません・・・けど・・・正直疲れ切っています。

そう言えば・・・あんしんサポートが安いのはNPOだから利益を

出してはいけないからでしょ?とか、大手は人がいっぱいいるから

高くても仕方ないですよね? なんて言葉を聞くと無性に腹が立つ

こともあるのが本音ですが・・・ようは、なぜ低料金でできるのか

殆どの人達は全く理解してないって事でしょう。

また低料金とは、単に料金が安いだけだと思っている人も多くて、

本当の意味での低料金が理解できない人が殆どのようです。

そこで次回『低料金とは!? 低料金を維持する企業努力』です

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