いつものように千明とガストでモーニングを食べていると27日は

設立登記された日、あんしんサポート7才の誕生日だと思いだす。

当然のように登記した7年前、立ち上がった8年前の話題になった。

思ってもいなかった以上に成長した驚きと、7年前と今の体力差が

気になり始めたと聞かされる。

あんしんサポートだけで食べられると思っておらず、夜はコンビニ

とか、居酒屋でアルバイトしなきゃかな・・・と思ってたらしい。

千明(ちぎら)は元々葬儀社の営業をしており、人に葬儀の話しを

聞いて貰うことだけで大変、仕方なく聞いてくれるものだと思って

いたし、葬儀費用は結構掛かるものだと思い込んでいたと言う。

自分も会員になって何口か積立しておき、葬儀費用の保険も入って

おかないと簡単に死ねないと当たり前のように思っていたようです。

それが、入会させてくださいと、予約して来館する人達を見てると

人は自分が必要だと思えば、自分で出向くし、入会してくれなんて

言わなくても、させてください・・・この違いに唖然としたらしい。

また葬儀後に家族が見せる信頼の笑顔は、見たことも無かったし、

考えられないことで、葬儀の仕事がこれほど感謝され、信頼される

仕事であり、これほど自分の中に遣り甲斐、生き甲斐そして誇りが

持てる仕事だったとも思わなかったそうです。

ここまでは僕も笑顔で聞いていられましたが、この後に出たのは、

「だけど、会員さんは日々増え続けるし、自分と同じ年代の入会も

増えているし、最近設立当初より体力が落ちているのを実感するし

もし代表に何かあったら、今と同じように続けられる自信もない、

どうしたら良いのか、考えても何の解決策も出てこないし、不安に

なるだけが本音です。 設立当初はこれほど会員さんが増える何て

思って無かったし、もっと気楽に考えてきたけど、最近入会される

会員さんがホッとしました。これで安心して過ごせます。 忙しい

でしょうが身体に気を付けて頑張ってください。って言われる度に

先々の不安が増してる感じです」というものでした。

その通りでしょう。創始者の僕は「俺が死んだ時は諦めてくれ」と

簡単に言ってますが、この不安は僕の中でも同じだからです。

6月は超暇で4~5件の葬儀しかしていません。

相談入会はいつもの月以上に多く、散骨、家片づけ、墓閉じ、法要

などをしているので、すごく暇な感覚はしませんが実際は暇です。

一般の個人葬儀社なら、充分食えるでしょうが、利益の少ない我々

では、とても食っていける利益はありません。

だからといって料金を値上げしては、本末転倒になり兼ねません。

本当に我々を必要とする人達にとって、それがほんの数万円の差で

あったとしても、大きな違いとなるのが分っているからです。

人手を増やせば料金が上がる・・・

料金を上げれば困る人達がいる・・・

亡くなって支給されるのは国保からの葬祭費5万円のみ・・・

直葬+遺骨供養まで最低料金でも10.8万だから5.8万円の不足・・・

6万円が捻出できない事など人生の中で、いくらでもあること・・・

だから今の料金を下げる事はあっても、上げるのは論外・・・

この単純な理屈が人手を増やさずにきた最大要因なのは確かですが

その結果、人を育てる事が出来ないのも確かなのです。

もっとも僕に人を育てられる能力があるとも思えませんが・・・

最近は僕の中でも以前のように広範囲に、全国的にと考えることを

しなくなっているのも事実、無理して身体を壊すより、無理せずに

できる事をしたほうが自分も、会員さんにも利益があるのでは!?

などと、ご都合主義的発想をしている自分に気付くこともあります。

これで分るように、自分の中で前進する意欲、速度が萎えてきたと

いう事は、いよいよ本格的に次世代作りをする時が来たようです。

設立7年の誕生日に、次世代への道を開く話題・・・

まだまだ流れの良いツキのある証拠です。 僕の血糖値や肝機能の

数値と一緒で、倒れる前に分ったから今も普通に仕事ができる。

倒れて分る体調と、倒れる前に分る体調、この運の良し悪しの差は

想像以上に大きいのが分って頂けますか!?

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