明日は葬儀ですが、本日午前10時30分来館予定だった相談者から

一緒に来る予定者が体調を崩したので、日を改めたいと連絡が入り

午前中の時間が空き、千明は税務署、市役所、県庁と回ってくると

出掛けた事で、ポカンと時間が空きました。

久しぶりに、何となくホームページを見て昨日のブログにも書いた

初志、理念、設立前、設立直後、そして現在までが走馬灯のように

思い出されると同時に、僕が意図する根底と、世間が認識している

あんしんサポートには若干のギャップがあるだろうと思う。

ホームページ内にあるNHKで放送されたYouTubeを見ていると、

最後に『根底に流れる理念』をくちにしている。

ひとつは『葬儀は人が生きる最後の福祉でなければならない』

ひとつは『各々自分の持つ人生を精一杯楽しめる世の中にしたい』

その障害となっているが『生きる為』『病気』『老い』『葬儀』に

関わる様々な問題だと思えたのです。『死=葬儀』

霊感商法的な葬儀が増え → 人はそれが普通と認識する →

高額な葬儀費用を貯める必要がある → しかし年金は減る一方

→ 自分の生活を切り詰める → そして、その果てにあるのは、

『葬儀費用を貯める為に我慢する人生』の図式が出来上がる。

どう考えても馬鹿げている・・・

しかしブランド品を持って自己満足している人はいくらでもいるし

生活に余裕のある人が、一枚10万円のポロシャツを着ていたとし

ても全く問題はなのだから、大きなお世話なのも事実です。

但し、その余裕の無い人達にとっては、深刻な問題となります。

だから、葬儀は各々家族の財布事情と意思で行えばいし、そうする

べきだと考え低料金葬儀が生まれたわけです。

》そこで葬儀とはなんぞや!? 今の葬儀はいつから存在する!?

などを調べ、更に宗教家についても調べた結果、何かが違う!!

との確信を得て今の活動となっているのです。

ほんとは・・・死の前にある『病気』『施設』のほうが遥かに高額

なのですが、今の僕にはどうする事もできません。 

でも葬儀なら変えられる可能性があると思えたのです。

また何度も言うように、僕の性格である『自分が何かをした結果、

人が喜ぶ姿を見て嬉しくなる』のも大きく影響しているのは確かで

分り易く言えば決して人の為にしているのではなく、相手が喜んで

ありがとうと感じてくれたら『なっ!良かったろ』とふんぞり返り

はしませんが、要するに自己満足、マスターベーションが僕自身の

遣り甲斐、生き甲斐に繋がっているのは事実です。

初めは料金の安さが際立っていましたが、今葬儀経験者に紹介され

来館した人達は半分以上が、「温かい葬儀をしてくれるし、何でも

相談できるし、それに圧倒的に安いと言われた」と料金より先に、

温もりや人間性を言ってくれるようになったのは大きな進歩です。

納棺師も含め葬儀の現場で行う仕事は天職のように感じはしますが

葬儀の為の葬儀をするつもりはありません。

生活に余裕の無い人達でも、全ての人が自分の持つ人生を、精一杯

楽しみ謳歌できる世の中にする為には、1つの課題として現在行わ

れている高額な葬儀、家族でなく、会葬者や親戚中心の葬儀から、

抜け出す必要があるり、新たな・・・と言うより本来あった葬儀の

姿へ還るひとつの道を実践しているにすぎません。

7年間が過ぎた今、新たな葬儀のパイオニアと呼ばれる機会が増え

たのは、前進できた証かと思えます。

慣習を変える・・・能力のある人でも大変な労力ですから、僕らの

ような一般人には果てしないと感じる道のりかもしれません。

多分、葬儀社の人が僕と話しをすると違和感を感じるはずです。

また葬儀経験者から見ても、葬儀屋さんとしては過去に会った事の

無いタイプの人だと感じるでしょうが、その理由は今日のブログで

分って頂けたかもしれません。

ブログを書きながら頭に浮かんだのは『千里の道も一歩から、、、』

のことわざ、長い道のりとなりそう・・・

毎朝PCを立ち上げると聞き、今も流れている中島みゆきさんの曲

『ヘッドライト・テールライト』~旅はまだ終わらない~♪

僕とってこの曲は感慨深く、奥が深く、励まされています。

↓↓↓↓
  
にほんブログ村


ひとつひとつの葬儀を確認・反省・向上する為に書く実践日誌でもあり、

これから葬儀を
経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの


思いを込めて書いています。 宜しければクリックをお願いします