昨日、YouTubeをクリックしていたら、かぐや姫の「僕の胸でおや
すみ」が偶然流れてくると、何とも言えない気持ちと、懐かしさが
すみ」が偶然流れてくると、何とも言えない気持ちと、懐かしさが
心に湧きあがってくるのを感じた。
今から4~5年前葬儀をした家族の事が思い出され、当時の感覚も
蘇ってくる。 僕の著書にも出てくる思い出深い葬儀のひとつです。
自己破産から立ち上がって、ようやくもとの生活に近づいた頃に、
62才の大黒柱が癌で余命宣告を受けると、知人に聞いた、あんしん
サポートの門を叩いた事から息子に懇願され、いつもなら行かない
隣接市の自宅に出向いて話しをする。
母親は全財産100万円を使ってでも今できる精一杯の葬儀を旦那の
ためにしてあげたいと言い、前日来たお母さんの友人が紹介をした
葬儀社の人も、それが供養になると帰ったそうです。
が、僕から出た言葉はお母さんの予想を裏切る言葉でした。
「なら、自分は病気もしないし、コロッと死ぬんだな? 全財産を
使って葬儀して、葬儀後はまともに飯も食えない奥さんの姿を見て
旦那は喜ぶのか!?」と初めて顔を合わせた葬儀屋さんのくちから
出たのは昨日とは真逆の言葉、同じ葬儀屋さんと思えない対応に、
初めはムカついた様子でしたが、その数分後には僕も含め家族全員
涙を流しながら頷いていました。
帰る頃には「全てお任せします」と始まった葬儀でした。
結局、食事、返礼品まで全てが27~28万円の葬儀以降は全面信頼と
感謝をしてくれた家族でした。
そういえば、昨日は一周忌の法要もありましたが、遺影には笑顔の
お爺ちゃんが写っていました。
息子さんの葬儀の時から知ってる人で、話し方から、声まで分って
いる人だった事もあって、何とも言えない心境にもなりました。
うちの場合、一度会員になると葬儀後も再入会率が極端に高い為、
何度も顔を合わせる家族が沢山いらっしゃいます。
また曲、遺影、手紙、家族と当時の雑談話など、葬儀を振り返れる
機会も多く、それが僕にとって幸いしているようです。
7年前、6年前・・・今現在とど素人が初めて人様の葬儀をした時
から、沢山の葬儀施行をしてきましたが、当時の僕と今の僕とでは
何か違っている部分は無いか!? 不要な慣れ、雑になっている事
など無いかと確認するには、昔の自分がした言動と、今の自分とを
比較するのが最も分り易いと思います。
問題はどうやって比較するかですが・・・ そのひとつがブログを
書き続ける理由でもあるのです。
以前の葬儀を思い出した時、その葬儀の年月日を調べ、当時書いた
ブログを読めば、どんな考え方をし、何をしていたか分ります。
僕にとってブログとは日記であり、自分史でもあるので、ブログは
各回毎に読んでくださる方々に向けて書くこともあれば、自分自身
後々読み返す為に書く時もあります。 その為、優しい口調で書く
こともあれば、何でそこまで!?と思えるほど強い口調で書くこと
だってあるのですが、そのほうが後で読んだ時、当時の心境がより
明確に分ります。 それを今の自分の本音と重ねれば比較できます。
8年前に立ち上がり、7年前に法人設立した頃と、今の自分を比較
しても基本というか、根底は全く変わってないのが分ります。
以前より経験を積んだ分、より明確に強くなっていると分るのが、
あんしんサポートのスタンスであり、立っている土俵です。
利益の多い一般葬を極力避け、直葬、少数の家族葬が中心になって
いますし、火葬中のお清めはせず、有料の待合室は使用せず、無料
休憩所で待機、火葬後にファミレス等を利用した清めを行う事で、
数万円の費用は下げられる対応も増えました。
本当の意味で家族目線の葬儀・・・それも裕福で無い家族を中心に
残る家族の生活が守れる葬儀施行の提案と施行が当たり前となり、
一般の葬儀社とは明らかに一線を画しています。
小さな部分の朝令暮改などあって当然と考え、臨機応変な対応とか
考え方をしますが、根底に流れる理念は設立当初から全く変わらず
より鮮明に強いものになっているように思えます。
その甲斐あってか、今月は15日現在で20名の新規入会があったと
報告を受けていますが、その多くはホームページを全て読まれて、
ブログも読んで我々の考え方と料金に納得してきましたと言う人が
非常に増えているのです。
ただ昨夜午後11時30分に電話で呼ばれ、車で40分ほどの大きな
病院にお迎え、あんしん館まで搬送、ご安置、打ち合わせが済んで
帰る頃は外が明るくなり始めた午前4時を回っていました。
途中後頭部がズキンッと痛くなったのですが、まずは自分の心身を
守れなければ、人を支援するどころではありません。
相変わらず、毎日のように身体に注意して私の葬儀が済むまでは、
頑張ってくださいね・・・と言われる度、その部分だけは60才を過
ぎた今・・・ちと心配ではあります。
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