6月1日午前6時30分起床、7時30分あんしん館出発して散骨に向かい
ましたが、月初の月曜日だからか、いつもより道路が混んでいました。
ましたが、月初の月曜日だからか、いつもより道路が混んでいました。
午前9時過ぎに到着すると、三名分の散骨、生花と線香を供え合掌。
先月は冬の様相に近かった散骨場も、気温22℃の緑一杯になってます。
緑に囲まれ、爽やかな風を感じられ、明るい日差しを肌で感じられる。
やっぱ暗い墓の中よりずっと良いと思えます。
いつもは近場に住む、ちぎらの母親を訪ね、食事をしたり、話しをして
帰るのですが、今日は珍しくすぐに前橋に向かったのです。
午前11時30分過ぎ、事務所に戻りコーヒーを飲むと昨日葬儀をされた
家族が支払いに来てくれました。 支払いと、この先の話しをしている
最中に一本の電話が鳴ります。 事務所で事務仕事をしていた僕の元へ
ちぎらからインターホン連絡で搬送依頼の報告、非会員さんですが友引
勉強会に出席されている方の親戚の方が突然亡くなっとの事。
幸い本日は依頼を受けられる状況であり、ドライアイス等の準備が済み
次第指定された病院へと搬送に向かいます。
救急処置室の隣室にご遺体はあり、顔はうっ血しているのを確認。
診断書に心不全の文字、うつ伏せに亡くなっていたようです。
あんしん館に搬送、ご安置すると打ち合わせです。
初めて会う人達ですから、何の情報もありませんので打ち合わせ前に、
伝えたのは「初めに言っておきます。 電話では家族葬希望と聞いては
いますが、金銭的に余裕が無ければ無いとハッキリ言ってください」
すると余裕はないと分り、直葬+散骨で10万円の「ぱっく60」を説明
してから、家族葬(宗教者付)299.000円も説明します。
息子さんは「ぱっく60」を希望しているようですが、長女と親戚の叔父
さんは迷っている様子・・・ようは、他の親戚の手前どうしようかと、
考えているようなので、息子さんの使えるお金を聞くと50万円ほどだと
言うし、長女は母子家庭の為、全く余裕はないとの事、さらに話しをし
ているとお母さんがいて、故人が自宅で面倒をみていたと分ります。
ってことは、この先母親の生活と面倒をどうするか?の課題もあるのが
分った時点で「ぱっく60」で決定だと伝えます。
親戚には、金銭面、お母さんの世話、ありのままを話し納得して貰う事
だと話し、死亡診断書の死亡時刻が午前10時30分頃なのを確認すると、
明日午後3時の釜を予約しました。
棺の中に『いつも着ていた洋服』『酒パック』『タバコ』それと好きで
食べていたと言う『刺身』そして『六文銭』も入れてあげます。
今回は非会員依頼ですから、2万円追加、個室安置使用で1万円追加の、
合計3万円追加となるので13万円+税=140.400円
お迎え、安置、ドライアイス、霊柩車、布棺一式、火葬、骨壺一式の他
代行散骨、永代供養墓納骨、読経、三十三回忌まで保管、以上全てと税
まで含めた総支払額です。
最終的にぱっく60に決まった時、息子さんの安堵の顔が印象的でした。
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