久しぶりに10万戸にポスティングをしたのと、新聞の記事に数回続けて

載った時期が重なった事もあるのでしょう、毎日数件の入会者が来館を

されていますが、たった2人で行っている超零細NPOあんしんサポー

トには、今連絡が来ても当然な対象者が17名、今月一杯持てば・・・と

いう対象者はさらに70名ほどいらっしゃいます。

これが少ないか、多いか分りませんが我々には一杯一杯が本音です。

先日は山形県の方から、埼玉に住む兄弟の具合が悪くなっており当方の

『都民パック198.000円』利用希望の問い合わせが入り、手続き方法の

詳細を書き郵送準備に入っていますし、昨日は埼玉県東北道沿線在住の

86才のお爺ちゃんが自分で運転して来館されました。

前橋まで2時間ほど掛かったそうですが、凄い行動力で元気で結構だと

思う反面、そこまでして来る価値があるのか!? とも思いました。

午前10時30分頃、軽自動車で到着すると自分の事を一通り話してから、

地元では『信士』戒名で葬儀を依頼すると布施が100万円だと言う。

結局葬儀費用まで含めると200万円近くが掛かるとの事、地元の人達は

葬儀の為にお金を貯めるのが当たり前の感覚らしい・・・

聞いているだけで呆れるような話ですが、考えてみれば群馬県でも同じ

ことで、家族葬で200万円は決して珍しい話ではありません。

そこで、あんしんサポートでの家族葬、10数名の料理など一切の料金を

見積りした結果、埼玉県内より~前橋までの搬送料と群馬県内で市民外

火葬する料金まで全て含めても50万円を切ることが分りました。

なるほど・・・150万円の差がある・・・これなら群馬県まで来る甲斐

あるって事なのでしょう。 お昼すぎ、埼玉県まで帰っていきました。

今日も人を増やせば・・・の話題は出ましたが、ブログで何度も書いて

いるように人を増やすとは、= 料金の値上げを意味するのです。

そう伝えると、全ての人が増員の話題はくちにしなくなります(笑)

それと最近の相談傾向として、家族葬と直葬が圧倒的で以前のような、

一般葬儀を希望する家族は極端に減っています。 また墓閉じの話題は

急増してるし、笑えるのは檀家になっている寺を使わないで可能な葬儀

方法を聞く家族も急増中です。 

この辺の現実を寺は分っているのでしょうか・・・

設立初年度、2年目と一度も依頼の無かった直葬、少なかった家族葬が

主流となり、墓閉じが増え、散骨が急増するのは設立当初から明白です

から予想通りの流れとなっているし、驚きもしませんし、次の手は全て

打ってありますが、旧態依然の流れから抜け出せないでいる葬儀社や寺

などは、どう考えても将来がないとしか思えないし・・・

本気で何とかしたいと思うなら、利用者目線に変更するのが一番簡単に

誰でもできる生き残りだと思うのですが・・・

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