ホームページ中ほどにあるNHKで放送された動画にある、5万円火葬
支援パックは消費税の引き上げに合わせたように、様々な物の値上げが
支援パックは消費税の引き上げに合わせたように、様々な物の値上げが
され存続できなくなり、今は税別89.000円が直葬パック料金です。
しかし国保からの葬祭費支給額は群馬県の場合5万円は変わってないの
ですから、著書の一銭も要らないお葬式は不可能となりました。
89.000円は世間で安い直葬料金の半額程度だから相変わらず安いのは
間違いありませんが、3年間試行錯誤を繰り返し、やっとの思いで創り
上げた5万円火葬が続けられないのは、会員さんは勿論でしょうが我々
も無念でしかありませんでした。
そんなある日、入会に来られた独居の方の話しを聞いていると墓はなく
身よりの無い自分達の多くは墓は無いだろうとのことでした。
そこで会員さんを始めとした独居生活者の方々に確認してみると、その
多くは墓を持たず自分の遺骨をどうするか!? と考えていたのです。
また時を同じくして、散骨最大の課題であり、欠点でもある彼岸や命日
などに手を合わせる場所がない事と、確かに散骨は急増していますが、
その多くは散骨を望むというより、墓が無い、墓守がいない、など仕方
なく散骨の選択をされる方のほうが多いのも分りました。
それは散骨と樹木葬をみれば一目瞭然です。
墓守はいないけど、墓に入りたい人と金銭的に余裕のある人が選択する
のが樹木葬、「私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいませ
ん。眠ってなんかいません」の歌のように、墓に価値観を求めない人と
金銭的余裕の無い人は散骨を選択するようです。
またもうひとつ分ったのは、年をとって車の運転が難しくなると墓参り
さえ行けなくなる現実でした。
前橋市には公営の広大な広さの墓所がありますが、バスで行ったのでは
墓に辿り着くまで年寄なら1時間以上掛かる!? 現実で分りました。
そこで永代供養墓を建て『全散骨』『一部手元供養』『一部納骨堂』と
3パターンの立案に至るまで5年間で前進したのです。
独居者で墓の無い人、墓守がいなくても本当は墓に入りたい人、自分の
足腰が弱った時は手元で供養したい人、また何も残したくない人だって
当然いる訳で・・・それらの全てを可能にし、さらに金銭的余裕の無い
人達でも『火葬』と『遺骨供養』の両方が可能な方法、少しでも死後に
安堵できる方法は!?と考えた結果が『ぱっく60』なのです。
内容は『5万円火葬』+『5万円遺骨供養』=『10万円ぱっく60』
火葬だけの5万円は出来なくなりましたが、遺骨供養と合せることで、
あんしんサポート設立初志を継続しているのです。
いつまで続けられるか分りませんが、今できる最善を尽くし、頭をフル
回転させアイデアを絞り出し、今の時代、少し先の時代が求めることを
先取りしながら、初志を忘れずに進むつもりです。
本日は前橋市内へのポスティング前にパンフレットを会員さんに送付し
たところ、ぱっく70才から → ぱっく60才に変わった事で、入会され
ている人達から、自分の時は使いたいとの問い合わせも多いのです。
その中で『5万円火葬支援パック』は出来なくなったが、形を少し変え
生まれたものだと説明していますが、ブログを読めば理由が分るように
しておけば・・・と書いた次第です。
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