4月は時間的余裕があった事もあり、各パックの見直し、最近増えている相談を
改めて見直してみた結果70才以上が対象だったパックを、定年直後の生活が大変
改めて見直してみた結果70才以上が対象だったパックを、定年直後の生活が大変
である事、60代の葬儀は病気が大半の為、医療費負担も大きい事が分ったことで
60才以上が利用できる『ぱっく60』への変更(60才未満の方でも家庭事情がある
人は事前に相談して貰えば利用可能)を始めとして、いくつか修整しました。
そのひとつが『超少子化ゆえの三種から選べる遺骨供養』で相談者の希望要望を
聞き、時代の先行きを考え設置したのが散骨でしたが、年老いて足腰が弱ると、
墓参りに行けなくなる現実、彼岸や命日には手を合わせられる墓が欲しくなると
聞かされ続け、この散骨の持つ最大の課題をクリアすべく三種から選べるように
しましたが、永代供養墓で33回忌まで保管しても全て同じ料金にしました。
永代供養墓は建墓費用の負担が増えただけで、納骨時の読経謝礼費用も増えたの
ですから利益を減らしただけですが、利用者の満足度が上がれば良しです。
さらには墓守不在が確実になった家族の『墓閉じ』、独居老人を筆頭に『死後の
住居片づけ』、退院させられ自宅療養で最後を迎えた場合『死亡診断書』を記入
してくれる医師の確保、もっと前は独居の自分が痴呆になったり、病気になった
場合に面倒をみてくれる看護師、介護士の問題など、相談される内容は多岐に渡り
すべき事はいくらでもあります。 しかし現時点ではそれぞれの課題に対し、それ
ぞれの窓口を調べ、それぞれに連絡して聞かなければ何一つ先へ進まないのです。
だからでしょうか、何でもうちに相談したくなるのも分ります。
葬儀支援が専門ですから、本来なら「うちでは分らない」と言えば済むのに、
可能な限り応えようとする自分がいるのも事実です。
あんしんサポート定款には、生き甲斐支援の為の葬儀支援とうたってあるのは、
人が生き、最終章に入った時、自分の終幕直前、終幕後に不安を抱えることなく
自分の人生を生き甲斐を持って精一杯楽しみ、謳歌して終幕を迎えて欲しいが為
中でも最も手を出し易い葬儀支援から始めたのを、今更ながらに思い出しました。
下にある『葬儀・法事』のバナーか『にほんブログ村』をクリックすると行く、
ブログ村のページ1位に僕の似顔絵のあるブログ欄がありますが「我想う」の下に
「ど素人が流れで仕方なく始めた葬儀の仕事」と書いてあります。
僕は葬儀屋が始めたかったわけでなく、誰でもが人生の最後を心配せずに生きら
れる世の中になって欲しい、その最初としての葬儀支援という事であり、根底は
全く変わってないのだと改めて実感させられました。
正直なところ葬儀屋でも、そうでなくても良いし葬儀屋なのにと自分で疑問に
感じるほど葬儀に没頭した7年間が過ぎても、根底にあるものって変わらないんだ
って教えらました。 誰でもがそうかは分りませんが・・・
うむ、、、こんな内容のブログを書くと時々勘違いされますが、僕は立派な訳
でもないし、素晴らしい人でもありませんし、人の為にしている訳でもない。
結果が人の為になっているとしても、全て自分の為にしているという事だけは、
こんな話しを書く度に書いたほうが無難なようです。
その典型として、僕は嫌な人の葬儀は受け入れません。 入会を拒否する事も
決して珍しくありません。 ぶっちゃけ決して儲かる仕事ばかりでなく、人件費
計上すれば赤字の仕事もあるし、病院から搬送する時、一旦自分の家に数分だけ
でも安置してから、あんしん館に向かうこともあれば、故人の行きたがっていた
場所に行くこともあれば、安置が長くなる時は故人の顔が黒ずんだのが分らない
ような死化粧をしたり等々、家族毎に様々な対応をします。 無償で行うことも
多く、故人を乗せて都内のスカイツリーまで連れて行ったこともあります。
勿論全て無料でしたが、それだけに我々がしてあげたいと思えない人からの依頼
なら受けないほうが良いと思うからです。
横柄な人、金はあると見下す人、自分のしたい事がいくつも具体的にあり、当方で
してないなど・・・お断りするのも色々なケースがあります。
商売人としては最低かもしれませんが、儲けより遣り甲斐優先でしょうか!?
お金が無くても事前に頼ってくる人を断る事はありませんが、わざわざ来館して
くれたのに断る人もいるのですから、どう考えても人の為なんて事はありません。
自分の自己満足と自分の生き甲斐の為にしているのだとご理解ください。
改めて書くのは立派な人と評価されるのが苦痛であり、本音に近い部分で生きる
僕にとって良い人の仮面を被って生きるのは面倒だし嫌だからです。
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