前編で言いたい事、人は長所ばかりでなく短所もあって当然だと認めることです。
また短所を直す努力より、短所を活かす方法論を考えるほうが、成功率は格段に上
また短所を直す努力より、短所を活かす方法論を考えるほうが、成功率は格段に上
がるということ。 その例として、僕の場合なら・・・
『黙って俺に任せれば最高の結果を出せる、程の能力を持っているとは思えない』
》ならば個々の依頼者、お客様が何を望み、どんな要望があるか本音を聞きだして
対応すれば、少なくともお客様の希望要望に応えられ、喜ばれる仕事ができる
□依頼者が本音を、それも言いたくない本音、例えば「お金がない」などでも僕の
前なら語れる人だと思える言動と人間性が必要、まず自分が仕事に対する姿勢や
考え方を、誰にでも全て本音で話し、葬儀の集金が終わる最後まで貫き続ける。
『生まれが坊ちゃん育ちだから根は軟弱だろう事は予測できる』
》ならば目的地に到着したら、渡った船は燃やしてしまえば戻ることは出来ない。
勝ち残るか、敗者となり、のたれ死ぬかの選択なら、勝てる可能性が生まれる。
□今回は経営していた法人を整理し、頑張ってくれたスタッフに無償提供する事で
帰る場所を無くし、頑張ったスタッフに恩返しもできて、通ってくれたお客様に
対しても困らせることなく済んだから一石三鳥でした。
以上が前編のまとめであり主張です。
後半の今回は、僕の長所や資質をさらに活かす方法です。
(A)10年くらい先の世の中は何となく分る、少しだけ先見性はある
(B)20代~60才の現在迄、どんな苦境に立っても常に前向きな発想をしてきた
(C)人が喜ぶ姿を見ると、満足する性格
》(A)に関して言えば誰でも分る程度の事でしかありません。 25年前美容室
経営に乗り出した時、周囲は雑誌でとり上げる女子高生やヤングOLを、第一タ
ーゲットにしていましたが、僕は団塊の世代をターゲットとし、白髪染め中心の
時代が来るはず・・・と展開した事で他店より何歩先を進めました。
□団塊の世代人数が多いのは誰でも知っている事ですから、40代に入った段階の
世代に白髪が増える → 白髪染めしたい → 出来れば明るく染めたい → 安く染め
られたら毎月でも染めたい・・・それがいつまでも若くいたいと思う女心なのは
誰でも分ることでしょ!? 素直にそう考え実行しただけです。
□葬儀で考えると以下のことが頭に浮かんできます
① 寿命が長いが健康寿命は10年以上下がるのは医療費、施設費はかさむって事
② 年金だけで生活する老人世帯が増えているが年金は減り続けている
③ 少額年金から医療費、生活費を捻出すれば葬儀費用のゆとりはなくて当然
④ 世間との付き合いが狭くなっているのは結婚式の人数が減っている点でも分る
⑤ 一方葬儀社は旧態依然いとうか、今まで以上に差別化を図っての高額葬儀を模索
しているが、それは高度経済成長の産物であり、永続性は疑問である
⑥ また宗教者も檀家離れの対処として、布施の増額をしたが自分の首を絞めている
のは少し考えれば分るはず・・・というか、今まで檀家に何をしてきました?
墓があるからの理由だけで高額に布施を払い続けるほど消費者は馬鹿ではない。
⑦ 日本国民にある日本独特の宗教観を宗教者が理解できてない
まとめ : こう考えると、結婚式同様、葬儀も当然小さく派手でなくなるは、普通の
理解力と思考力を持っていれば分るだろうと思います。
あんしんサポートは、それを実践しているだけ決して凄いことしている訳でない。
》(B)中学で稼業の倒産を経験、高校一年でキャバレーのバイト、親元から離れ
自力での生活が当然となった故の前向きな姿勢なのでしょう。
□病院の明るく電気のついた窓を見れば良い、明日をも知れない人達はいくらでも
いる・・・でも俺は普通に働ける心身の健康がある・・・なら頑張れば良いだけ
自分のちらかで食べていける基本的な資質を備えているじゃないか。
世界には自分の意志に関係なく戦争の中で生きる人もいる・・・今の生活だけで
充分幸せだと思えると、仕事があり、家庭があり、仲間がいる生活が送れる事に
感謝できるからか、依頼者への商売や利益より、僕に依頼して良かったと満足を
して貰う事が一番大切だと思えるようになった(3)の性格が、これをより増強
しているように思えます。 一軒一軒の葬儀で得られる利益は少ないかもしれま
せんが、その家族親族から次の依頼者へと、クチコミで会員数が増え続ける日々
なのです。 今月4日の段階で6軒入会者がいますが、人は毎日来館しています。
以上が僕の長所と短所を客観視し、そこから何ができるかを考えたものです。
次回、最終回はいよいよ『葬儀のプロフェッショナル(俺流)』です。
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