美容室経営者時代から続くブログが1000回になりました。
決して短文ではないブログなだけに、我ながらよく続いたものだと感心します。
決して短文ではないブログなだけに、我ながらよく続いたものだと感心します。
美容業経営者時代から現在の葬儀支援まで25年間を振り返ると、僕の中にひとつの
定義というか、スタンスというか、基本理念とも言えるし、言葉を変えて言うなら
僕の中に『プロフェッショナル』とは・・・が出来上がっているようです。
1000回を記念して僕の考える『葬儀のプロフェッショナル』を記してみます。
プロフェッショナル=プロとは!?と聞かれたら、きっと様々な概念があるだろう
ことは予測できますし、僕には僕なりのプロとしての定義があります。
美容室や婚礼美粧を手掛けてきた時も、もっと前の美容用品の営業をしてた頃も、
更に前のスーパー業界の頃も、そして現在の葬儀業界に於いても数十年間のあいだ
ずっと同じ理念で動いてきたように思えます。
その中で自然に俺流ですが、プロとしての力量が蓄積されてきたように感じます。
※『成功』を書いた著書の多くは『自分を変える』といった類の文字を見ますが、
人間そんなに簡単に変われるものではありません。 しかし変わらないと言ってる
のでもありません。 気が付いたら変わっていた・・・と感じるのが現実なのでは
ないでしょうか!? 人が変わるにはそれだけ時間が掛かるという事です。
時々、俺は変わる、私は変わると言う人もいますが、現実は無理だと思います。
変わると言うのではなく、自分の目指す人間像を具体的に描いて人に話し続けたら
何年か後、、、目標としてきた人間に近づいている自分に自他ともに気付く・・・
なんてのが現実じゃないかな。 あくまでも僕の経験談でしかありませんが・・・
僕の場合は、自分を否定せず自分自身の短所と長所を知り、その自分で何ができる
だろうか、というスタンスをとり続けてきました。
第一にする事『自分の本質を知る』です。
人に言うと全く信じて貰えませんが、その大前提にあるのが次の2つです。
(1)人が言うほど能力が無いのは自分が一番分っている
(2)元々坊ちゃん育ちの為、根は軟弱人間である
だけど自分の中では長所だろうと思える部分も2つあります。
(A)10年くらい先の世の中は何となく分る、少しだけ先見性はある
(B)20代~60才の現在迄、どんな苦境に立っても常に前向きな発想をしてきた
(C)良し悪しではありませんが、自分が人の為に何かをし、それを喜んで貰うと
自分が嬉しくなる性質があります。 例えば、社員で海外旅行に行った時は
ブランド店に行きたい人もいれば、モールに行きたいのもいるし、エステや
名物を食べたいなど様々ですから、ワゴン車レンタカーを借り、各々好きな
場所に下し2時間後に迎えに来ると伝え、最後を下した時は最初の人を迎え
に行く30分前で、コーヒー一杯飲むとピックアップが当たり前でした。
でもスタッフは各々が喜んでくれます。 僕はクタクタですけど・・・
こうして書けば分るように何処にでもいる極々普通のおじさんでしかありません。
まずは欠点分析と対応方法を考えますが、絶対に無理はしません。
短期間の無理は可能ですが、長期間の無理は挫折に繋がるからです。
(1)(2)で分るように自分主義主張で人を納得させ惹きつけるほどのカリスマ
性は備えていません。 分り易く例えるなら、ラーメンや、料理屋などの食べ物屋
さんが自分の創り出した味を『どうだ旨いだろ!』と主張している店とか、美容室
なら俺に任せれば一番綺麗に見えるスタイルをしてあげる。
・・・と言えるほど自分の実力に自信は無いってことです。
・・・と言えるほど自分の実力に自信は無いってことです。
そこで利用者や入会する家族と腹を割って話をするのが俺流の基本となります。
利用者は家族毎に全て条件が違います。
お金の無い人なら、とにかく費用を抑えて欲しいのが本音だし、旅支度だけはして
あげたい家族もいれば、お坊さんに拝んで欲しい家族もいるし、戒名だけは付けて
あげたいと考える家族もいるのです。 その全てを家族の顔を見ただけで判断など
僕の能力では到底無理、まずは僕自身が腹を割って話す事で、家族が本音を言える
雰囲気を作ることに全力投球をする最初の10分間が勝負です。
自分の力量で全て満足させられる自信は無くても、依頼であれ、旅行であれ、相手の
ことを本気が考える姿勢と実行力だけは自信があるので、堂々としている僕を見れば
人によっては自分の力量に対する自信だと間違われることもあるでしょう。
自分の力量で全て満足させられる自信は無くても、依頼であれ、旅行であれ、相手の
ことを本気が考える姿勢と実行力だけは自信があるので、堂々としている僕を見れば
人によっては自分の力量に対する自信だと間違われることもあるでしょう。
また(2)は15才で稼業倒産まで坊ちゃん育ちは、自他ともに認める事実ですから
根が軟弱なのは普通に考えれば分ること。 そこで2つの方法を実行してきました。
① 自分はどんな考え方をする人間か、何をどうするかを出来るだけ具体的に事ある
毎に人に話してきました。 今でも連日入会される方々に同じように伝えています。
その理由は『多くの人に話し現実と違えば、あいつはくちだけの人間だ』と評価を
され信用も得られません。 それが嫌なら有言実行するしかないからです。
このお蔭で軟弱な自分にも打ち勝てる要素のひとつになっていると思う。
② 『渡った船は燃やす』明らかに軟弱さえへの対応策です。
引き返す手段を残して戦ったら、危うくなれば逃げ帰りたくなるのは、僕だけでは
ないはずです。 だから渡った船を無くす事で、勝ち残るか、全滅するかどちらか
しかない状況を自ら作る事で、初めから全ての『負』の考え方、感覚を無くすのが
俺流のようです。 7年前あんしんサポートを立ち上げ、5年後には経営していた
株式会社を黒字のまま整理して、当時のスタッフに無償であげてしまいました。
その結果として今があるのだと思っています。
ようするに、あっちも、こっちも経営できるほどの能力は無いってことです。
以上が自分の欠点、短所を客観的に分析、それでも可能な方法を模索する術です。
次は『自分の長所他』を活かす方法についてと、僕の中にあるプロフェッショナルと
しての定義などは次回に書いてみます。
しての定義などは次回に書いてみます。
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