本日6日は友引ですが、午後から湯灌納棺、家族葬と執り行っています。

理由は明日7日が始業式であることが一番の要因です。 

数年ぶりで元旦は家族でお膳を囲み、買い物に付き合い、2日はカラオケ

での半日、途中事務所に来ましたが夕方から家族で1円パチンコと、家族

での穏やかな正月を過ごせたし、千明も家族で過ごし親孝行できたようで

数年ぶりで正月らしい正月を過ごさせて貰えました。

3日は事務所に来て所要を済ませたり、掃除したりで結局一日仕事となり

ましたが、2日間休んだのと睡眠も充分なのでデッキに撮りためてあった

番組を布団の中で見ていました。 午前2時を過ぎたころ電話が鳴ります。

時間からして搬送は確実ですが、時間からみて徹夜も確実です。

初めての搬送は前橋の方ではなく、30㎞ほど南の市に住む方でした。

飛び起きて全ての準備を整えると、指定された病院に向かい搬送をして

前橋あんしん館でのご安置となります。

家族葬の希望で死亡時刻は4日午前1時50分、5日の予約は難しいのと

県外からく来る親戚もおられるとのことですが、6日は友引で斎場は休み

となる為、7日の葬儀になると話している時、7日は始業式か!?と思い

確認するとその通りだという。 ひ孫達は始業式の子もいるらしい・・・

更に聞いていると病院から一緒に来た孫娘は小学校の先生だと分った。

「始業式の日は午前中で終わり!?」「はい、そうです」「それならば、

6日の午後に葬儀をして7日の午後に火葬すれば、ひ孫達も初日から休む

必要もないし、担任している生徒達にも普通に会えるけど、、どう!?」

6日午後2時~湯かん納棺、午後3時15分~家族葬、午後4時過ぎから

お別れの儀で本日の予定は終了、明日午後2時の火葬を予約してあるので

午後1時30分に家族と地元の公営斎場で待ち合わせとなりました。

一般に言われるのは「友引の葬儀はしない」でしょうが、友引とは六曜と

いって今の一週間と同じなのです。 ただし以下の決まりがあります

正月・七月・・・・先勝(せんしょう)から始まる

二月・八月・・・・友引(ともびき)から始まる

三月・九月・・・・先負(せんぷ)から始まる

四月・十月・・・・仏滅(ぶつめつ)から始まる

五月・十一月・・・大安(たいあん)から始まる

六月・十二月・・・赤口(しゃっこう)から始まる

だから一週間のような順番では無いように感じるのです。

順番は上の先勝~から赤口と下に向かいます。

葬儀で大切なのは俗説や慣習ではなく、最も家族にとって支障の無い方法

での葬儀を行うということです。

ひ孫達は新学期の初日に休むことなく登校できるし、小学校一年生を受け

もつ孫娘は初日の授業が終わってから斎場に来れば間に合うように午後の

火葬時間を予約したのです。

もし故人が話せたら、一年を担任する孫娘に休めと言うでしょうか!?

生徒達のために行っておいで・・・というでしょう。

今回は家族の都合に合わせた葬儀日程の話でしたが、葬儀の規模や葬儀で

使用する棺、骨壺など諸々の葬具全てにおいても考え方は一緒です。

『もし自分が故人ならどう考え、どうして欲しいだろう』

これが葬儀の全てを決める基準だと思って良いと断言します。 なぜ!?

宗教者より、親戚より、隣保より、故人の気持ちを一番よく知るのは家族

であり、故人が一番心配なのも残った家族だからです。

  葬儀は大事、でも残る家族の生活はもっと大事、

                 だから絶対に無理をしてはいけません

無理とは費用ばかりでなく、残る家族の生活全てにおいてなのです。

年明け最初の葬儀・・・あんしんサポートらしい葬儀だと思います。

現在時間、午後3時40分、家族葬の最中です。 3時まで納棺師として

式場で家族と一緒に湯かん納棺をしていました。

午後4時過ぎに葬儀、初七日法要も終了すると、生花や食べ物など家族や

親族の手で棺に入れ、棺を囲んでお茶をしながらのお別れの儀です。

午後5時葬儀の全てが済むと、家族親族は予約しておいた場所に席を移動

して食事をするようです。 普通に予約して食べにいけば、高い値段の冷

めた料理を食べなくても、温かくて安い料理が食べられて良いと思います。

明日は家族数人で火葬に行き、焼骨は自宅に戻って49日までご安置をし

散骨+永大供養墓保管となります。

本日の葬儀は安置+家族葬儀一式+戒名付僧侶=299.000円に、その

他地域の3万円加算で329.000円+消費税が支払総額です。

ホームページにある家族葬パックで内容は確認できます。 

超低料金ではありますが、内容は中々豪華で驚きますよ。

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