『人生最大の目的は己が人生を精一杯楽しむこと』あんしんサポートの

基本理念で根底に流れる核でもあります。 これを否定する人など殆ど

いないでしょうが「そんな事は分ってる、どうすれば実現するの!?」

と思った方は下の写真を見てもらえれば答えが書いてあります。


『人は誰でも生まれた瞬間から自分の終幕に向かって歩み、これを人生

と呼ぶが、苦しさや悲しさ、辛さも含めて、己が人生を精一杯楽しむ事

これ最大の目的なり』これが人生最大の目的であり、その方法は左上に

書いてある『人は執着を捨てれば楽に生きられる』が答えです。

平成23年6月に執筆した『一銭も要らないお葬式』の裏表紙に書いた

もので僕自身の人生経験から生まれた言葉であり、書いた本人に価値は

ありませんが、経験から生まれた言葉は価値あるものです。

何となく分るような・・・ 分らないような・・・という方の為に少し

だけ解説と、この言葉が生まれた背景を書いておきます。

スーパーの跡継ぎ息子として生まれ、周囲の大人が気を使ってくれる程

人様より贅沢な環境での生活が、中学3年のある日、突然の倒産で崩壊

すると生活環境が激変し世間の目が気になる生活も、高校に入り環境が

変わると落ち着きました。 しかし親戚が集まる席で酒が入ると聞きた

くない話が飛び交うのが常で、気にならなくなるのに20年必要でした。

その20年間で目にしてきたのは『過去の栄光に執着する母親の言動』

であり、慰めのつもりでしょうが『あの時、お前が大人だっらこんな事

にはならなかったろうに・・・』という無意味なタラ、レバ話しばかり

聞かされてきましたが、当の本人である僕は遥かに冷静でした。

過去に執着する言葉をくちにした母親からは辛さしか感じられません。

なのに何故くちにするのか!? 気持ちは分るけど辛くなるなら、その

話題は避けて、過去より未来をみて歩むほうが楽に思えたのです。

『執着を捨てれば楽に生きられる』と悟れたのは、それから20年後の

ことで、僕自身の中からあらゆる執着が消えたり希薄になってからです。

では皆さんのことを少し考えてみましょう。

辛いのは肉体的な事? 精神的なこと? 金銭や物のこと? あるいは

それ以外の事? それって、いつの誰と何を比較して辛いと感じるの?

過去の自分や、誰かとの比較であったりしませんか? 今の自分を受け

いれられないからでは? それらは全て執着ではありませんか?

頭脳、運動、仕事、言語、そして人間性等々あらゆる能力の向上心を持

つのは大切なことですが、今の自分を卑下したり、思ったようにならな

ないからと苦痛を感じるのは何かに執着するからです。

過去に人より良い環境にあった人ほど執着は強くなる傾向にありますが、

それが自分を苦しめていると知りましょう。

執着を無くすには・・・

■今の自分、今の環境、今の状況を無条件で受け入れる事です

■自分より明らかに辛い人たちを見れば自分が幸せだと分ります

■例え仕事が無くても、働ける心身があるじゃないですか

■金は無くても、今生きてるじゃないですか・・・etc

これで何処まで理解して貰えるか分りませんが、僕自身環境が激変して

20年経って改めて考えてみると・・・で分ったことですから、簡単で

ないとは思いますが、ひとつ方法があります。

お金がない時は「お金がない」と自分から笑顔でアッサリと人に言って

みること、仕事がなくても、病気があっても、自分から明るく人に言え

るようになれば、理屈でなく分って貰えるでしょう。

すぐ出来ないかもしれませんが『人は執着を捨てれば楽に生きられる』

この言葉だけでも覚えておいて損はないと思います。

年の初めは、心の切り替えに最適な時だからこそ実践してみては!?

次回は『心のカラクリを知る。なぜ旅行が楽しいか知ってますか!?』

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