初回はたった2名で始まった友引勉強会でしたが、毎回人数が増えて
来年開催では50名限定と書かれるまでになりました。
主催はSIEN2(シエンツー)、代表は僕の尊敬する人の一人です。
葬儀の勉強会・・・殆どは「これが決まり」「これがマナー」という
たぐいの話に終始する・・・ようするに受け売りの話題でしかなくて
『葬儀の為の葬儀の話』だったり『宗教者の為の葬儀の話』だったり
最悪『葬儀社の為の葬儀の話』も多く『人の死後』『供養』などなど
数学のような正解の無い部分なだけに、言うだけなら何でもありか?
と感じる部分も実に多い。
最近ほんの少し有名になったようで、月に30名ほど、多い日は5名
もの入会希望者が来館してくれるようになり、今迄以上に慌ただしい
毎日を過ごしていますが、事前相談に来られた家族に対しても、講演
勉強会に来られた家族にも、帰る時は同じ思いになってくれたらと、
僕なりに考えていることがあります。
話しを聞いたあとは『ホッとできる事、安心できること』です。
急ぎの対象者がいれば具体的な相談をしますが、余裕のある人達には
いつもこう言ってます。
「今は元気だけど、いつ入院するか分らないし痴呆で施設のお世話に
なるかもしれない。 そうなれば貯金が続くかも分らないでしょ!?
もしお金が無くなっていたら、お金が無いって言えば良い・・・少し
前に相談に来てくれたら、いくらでも対策は立てられる。 お財布に
余裕があれば、それなりの葬儀をすれば良いし、無ければ火葬だけで
良い・・・70才以上なら運んで、火葬して、散骨して、納骨もして
33年間保管までしても10万円+税で可能だから、それだけ残して
おけば良いんですよ。 お金に余裕があるなら葬儀費用ではなく、今
生きてる人生を楽しむ為に使うべきだよ」と笑って言うと殆どの人は
来て良かった、ホッとした、安心しましたと笑顔で帰ってくれます。
あんしんサポートは葬儀支援を行っていますが、その根底に流れてい
るのは「己が人生を精一杯楽しむ為の葬儀支援」だからです。
来年勉強会に来てくれた人達が、今年の人達以上に安心できるように
日々の生活を我慢し、人生を楽しめず、葬儀費用を貯めるなどという
馬鹿げたことだけはしないよう・・・そんな必要はないと納得をして
貰えるような時間にしたいと思います。
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これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
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