■事前相談の仕方

■葬儀社の本質を知る方法

■我が家に合った葬儀社の選び方

毎回20名ほどの・・・って限定20名って書いてあるからかな!?

主催はうちではないので、その辺の事は良く分りませんが、初めての

連続講演(勉強会)は非常に良い経験をさせて貰っています。

老々男女が集って友引に葬儀関連の勉強会、本音は自分の葬儀でなく

親を送る世代のほうが役に立つと思うのですが、関心が強いのは自身

の葬儀や墓についてで、子供達が関心を持つのは直前のようです。

7月の後半、梅雨が明ける頃に始まり、夏も終わり、23日はジャン

パーが必要なほど寒い雨の日、いつの間にか晩秋になりました。

4回目は葬儀についての最終回、葬儀社の選び方です。

話す内容はあまり多くないのですが、本音では一番大切なところです。

そして一番難しい部分でもあるでしょう。

本当は一番多くを話したい部分でもあるけど、何をどう話せば正確に

伝わるか分らないってのが本音でもあります。

最近になってようやく葬儀社の質や葬儀内容、料金などが話題になり

問題にもなってきましたが、僕自身、葬儀の仕事を始める8年前まで

葬儀の「そ」の字も知らなかった訳で、なら葬儀経験はないのか?と

言えば、「祖父母」「姉」「母親」「叔父叔母」など含め10回以上

家族親族としての葬儀はあるのです。 でも「喪主・施主」の経験は

ありませんでした。 だからでしょうか? いえいえ、、葬儀自体に

関心が無かったからです。 多分、世間一般の多くはそうだと思う。

無関心の人に伝えるのは難しいです。 僕の能力では・・・が本音。

全6回の中で今回が一番難しい回なのは間違いないと考え、葬儀社が

勧める「事前相談」での比較する方法を説明しました。

■ 直葬で最低限必要な項目のみ提示、最終支払い額を確認する

 ・隣接市の〇〇総合病院から、依頼葬儀社に搬送して貰う

 ・最も安価な安置方法で最短の足かけ2日間の安置

 ・搬送時は線香を供えたい

 ・ドライアイスは1回使用して貰う(1回分の量確認)

 ・死亡届、火葬予約は全て代行して貰う

 ・棺は6尺、白布棺(最も多く使用され誰が見ても違和感ない)

 ・白7寸骨壺(箱付)

 ・他、人件費など本葬儀に係る全ての費用

電話連絡をした上で行き、上記内容は行った時に提示で問題ない。

上記の同条件で自分が気になる葬儀社全てに依頼をすれば、料金比較

(但し直葬に関してはですが)はし易いでしょう。

■対応で感じた印象で、自社押し付けが強いか、家族の都合や事情を

優先した対応かも分るでしょう。

何軒も自分が気になる葬儀社で同じことを繰り返せば、おのずと振り

分けられているはずです。 

「料金」「印象」「対応」など好印象の葬儀社に絞られたら、最後は

自分達家族の「価値観」に最も近い葬儀社を選択されることです。

最後は「価値観」と「人」じゃないかな・・・って思ってます。

だから絶対後悔しないか!? と言えば「いいえ」です。

もしかしたら後悔する葬儀になるかもしれません。 それは葬儀の時

しか会わない葬儀社の人達に対してかもしれないし、親戚の人達って

こともあるでしょうし、お坊さんって事だってあるでしょう。

葬儀以前、亡くなる直前の自分に・・・って事だってある。

後悔は全て終わってみなければ分らないものです。 しかし葬儀社に

対してという意味なら、例え後悔が残ったとしても事前にとった行動

から納得のできる後悔にはなってくれるはずです。

これを読んで分るように明確な答えなど出せないのです。 葬儀社の

立場なら簡単ですが、家族の立場になったら故人の亡くなり方や年令

故人に対する思い、我が家の都合、親戚、葬儀の形態等々・・・全て

違うわけですから、これ!という名回答は出せません。

難しいのは承知であえて言うなら、まずは自分達家族の本音を伝えて

費用、内容など優先順で家族の立場で対応してくれる葬儀社があれば

ほぼ解決であり、その葬儀社で葬儀した家族の本音をできるだけ多く

聞ければ、まず間違いないでしょう。

業界は違いますが美味い店と評判を聞き行ってみると、そうでもない

って経験ありませんか? その土地の名物で土地の人達はみんな旨い

って言うけど、食べたらちっとも旨くないってことは?

そういえば群馬にもあります「焼きまんじゅう」って知ってます?

きっと群馬県人の多くは「旨い!」って言うでしょうが、食べた事の

ない他県の人は旨いって思わない人も多いんじゃないかな。

甘しょっぱい味噌味が好きな日本人は多いし、香ばしい臭いは食欲を

そそるだろうけど、何も入ってないスカスカの素饅頭を焼いて味噌を

何度も塗ったものだから、微妙・・・ってところでしょうか。

食べ慣れていたり、味覚の似た人は旨くても、慣れない人には決して

旨くはない見本のような話で、味覚は千差万別ってことです。 

葬儀も家族が何を基準に捉えるかで大きく評価は異なります。

だからこそ、自分の、我が家の立ち位置をハッキリさせるのが第一で

その上で我が家に合う葬儀社を探しましょう。

次回11月10日は「墓・遺骨」についてです。

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