駄目だしをされた来年以降の企画を、もう一度一から見直してみると
料金を下げることを優先している気がする。
料金を下げることを優先している気がする。
そこで少し考えてみた・・・料金に関しては圧倒的安さで6年間走り
続けてきた訳で、料金よりも解決すべきは「支援地域の拡大」である
ことに気づけたのは大きい。 前橋にしかない、あんしんサポートで
どうすれば群馬県内の広い地域で利用して貰えるのか!?
どんな人達を対象にすれば良いのか!? 答えはすぐに出た。
あんしんサポートは「低料金で温かい葬儀をするNPO」なのだから
第一は「低料金」がもっとも理解しやすいはず・・・ならば直葬式の
火葬だけのお葬式から始めるべきだと・・・
次に県内全域を支援できる方法論として、今までの支援地域を撤廃し
前橋市を基本とし、前橋以外の支援地域だった所を「ひとつの地域」
その周辺をひとつの地域、更にその外郭をひとつの地域とすることで
全4地域に分ければ県内全域が可能になる。
前橋市は基本料金、その周辺は+1万円、その周囲は+2万円さらに
それ以外の県内は+3万円の設定とすることになった。
直葬を例にすると、前橋の人が前橋斎場で火葬すると次の料金となる。
■89.000+税
□「専用車で安定枕付シートにてお迎え」時間外料金等の追加なし
□「あんしん館にて納棺安置2日間」納棺時以外は会えません
□「末期の水・線香具一式」安置時に末期の水をとり線香を供える
□「ドライアイス15㎏」初日10㎏使用、翌日5㎏使用
□「死亡届・火葬手続代行」コピー3枚付
□「白布棺6尺」蓋は山形の棺を使用
□「火葬時間に合わせ霊柩車にて搬送」
□「拾骨用7寸白骨壺」銀張箱付
□「以上全行程の人件費」
見て分るように最小限必要な項目のみで設定、但し搬送距離や時間外
などの追加が掛からないよう考慮した内容です。
これは可能な限り費用を抑える為ですが、他の全項目に単価が入って
いるので、財布事情に合わせ追加できるようにしてあります。
89.000円 +1万円の地域、+2万円の地域、+3万円の地域、
これなら最高追加地域でも119.000円+税で火葬できるのです。
勿論、自地域の葬儀屋さんのほうが安ければ、そこを利用すれば良い
わけですし、自宅に安置をしたい人の場合、最も高い地域で15万円
これが最高額の設定となります。
できるだけ広い地域の人達に支援したい、前橋より遠い人達でも利用
できれば助かる人がいるなら、前橋の料金を下げるより優先すべき事
だとの結論に達したのです。
昨日、理事さんの一人が立ち寄ってくれ、コーヒーを飲みながら暫く
話しをしていると、自分の中にある小さな目標というか、したい事が
より明確になった事を記す為のブログでもあります。
僕にとっては、群馬の人でも、関東全県の人でも、日本に住む人なら
全てが同じ感覚でもあり、できるなら全国の人達に利用して貰える事
それが僕自身もっとも望んでいることのようです。
ただ利用して貰えるとは、あんしんサポートを使うという意味でなく
低料金~高額葬儀まで広い選択肢から選べること・・・
高額料金葬儀はいくらでもあるので、低料金葬儀を創れば選択肢幅が
広くなるはず・・・また最小限の項目で、最低料金の設定をする事で
他の葬儀社が中間設定の葬儀はいくらでも創り出すだろうと思います。
安かろう、悪かろうでなく、安くても温もりのある、高品質な葬儀を
世に出し続けることで、業界全体に動きがでるはずです。
ブランド化した高額葬儀あり、低料金で良い葬儀あり、更に低料金で
行い内容もそれなりの葬儀もあり、全てにおいて中間の葬儀もある。
超低料金~高額葬儀まで出揃えば、あとは家族の意思と財布事情での
選択をするだけです。 二極分化したあと、勝ち組と負け組に分れて
新しい葬儀業界が誕生するかもしれません。
というか様々な業界の歴史は、そう教えてくれています。
当然、宗教界にも同じような風は吹くでしょう。
いずれにしても消費者にとって必要な企業が生き残り、消費者からは
不要と判断される企業は消滅していくことになるのでしょう。
僕らに大それた事はできません。 しかしそよ風を吹かせることなら
できるかもしれません。 そよ風が集まれば大風となり大きな影響を
与えられる・・・それが市民の意向に沿ったものであれば尚更の事。
今まで地域外の方から電話を頂いたり、来館されても、支援できない
と答えるしか無かったのが改善されるのは大きな違いです。
あとは、それをどうやって知らせるか・・・ですね。
ホームページは来年に合わせて変更しますが、県内全域にチラシ撒き
する予算などありません。 全県民に知って貰うって大変な事です。
昨日話をしていて、もうひとつ感じたことがあって、60才を過ぎた
人達の生き方とでも言うのかな・・・上手に生きている人もいれば、
模索している人もいるし、漠然と生きてる人もいるようです。
その辺は次回のブログで書いてみます。
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