昨日の午後1時過ぎ、お昼を食べようと車に乗った途端、電話が鳴り
近くの総合病院から、あんしん館への搬送依頼が入った。
近くの総合病院から、あんしん館への搬送依頼が入った。
すぐに前橋斎場の予約状況を確認すると、10日午後2時の火葬炉が
1つだけ空いてる・・・電話が1時だから24時間以上経過するので
火葬は可能・・・しかし会員カードを確認しても火葬とは書いてない。
この時間から明日の火葬予約は入らないだろうと、ドライアイスやら
安置室の準備を済ませて病院に向かう。
エレベーターで8階に到着すると、家族がすぐに声を掛けてきた。
葬儀が全て済むと「病院で知ってる我々の顔が見えた瞬間ホッとした」
と言われる事が多いが、今回の家族もそんな顔をしてくれた。
あんしん館に到着すると個室安置を済ませ家族を待ち、家族が末期の
水をとり線香を供えると、いつものように打ち合わせに入る。
改めて日程を調べると、11日土曜日が友引で斎場は休み、おまけに
超大型の台風19号が接近しているわけで・・・予報では11日は雨
12日も雨で、13日ははっきりしてない様子に、どうするのが最善
かと考えるが、家族葬希望と分り10日の火葬式でない事が決定。
また親戚は県内に無く、新潟、山梨、埼玉、東京から来られると聞き
ならば、11日の午後から湯かん納棺、家族葬、お別れの儀と済ませ
翌12日の朝一で火葬すれば、午後には帰路につけることになる。
もし雨でも慌てずに来たり、帰ったりできるし、速度の遅い台風でも
あり上手くいけば台風前に葬儀を済ませられる確率が高い。
また16日は永代供養墓「あんしん一樹の陰」に5名の納骨もあるが
納骨前に代行散骨を済ませ、散骨時の写真が出来上がっていれば、
納骨日する16日に散骨写真を家族に手渡せるのです。
永代供養墓完成後は、全て代行散骨に変更している為、散骨の様子を
写真に撮り、A4サイズの印画紙に言葉を添えて家族に渡しています。
散骨は代行になりましたが、納骨時は家族も同席できるし、住職による
読経もあり、墓参りはいつでも自由にして貰えるようになりました。
代行散骨+永代供養墓納骨+読経+33年間保管で5万円+税です。
しかし台風直後の15日散骨では、散骨場がぬかるんでいる事だって
考えられる・・・なら10日はご安置しているだけなのだから、我々は散骨
してくるほうが流れは良いと判断したわけです。
葬儀に関しては、11日の午後2時前から湯かん納棺、午後3時から
納骨日する16日に散骨写真を家族に手渡せるのです。
永代供養墓完成後は、全て代行散骨に変更している為、散骨の様子を
写真に撮り、A4サイズの印画紙に言葉を添えて家族に渡しています。
散骨は代行になりましたが、納骨時は家族も同席できるし、住職による
読経もあり、墓参りはいつでも自由にして貰えるようになりました。
代行散骨+永代供養墓納骨+読経+33年間保管で5万円+税です。
しかし台風直後の15日散骨では、散骨場がぬかるんでいる事だって
考えられる・・・なら10日はご安置しているだけなのだから、我々は散骨
してくるほうが流れは良いと判断したわけです。
葬儀に関しては、11日の午後2時前から湯かん納棺、午後3時から
家族葬、午後4時からお別れの儀、午後5時には家族親族で食事を
したいとの事、前橋まつりでもあるので予約しておく事を勧める。
したいとの事、前橋まつりでもあるので予約しておく事を勧める。
翌日午前9時30分~火葬(火葬中朝食感覚でお清め)午前11時に
拾骨して葬儀終了と決まった。
拾骨後は二手に分かれ僕は自宅に後飾り祭壇を設置に向かい、千明は
午後12時から別家の一周忌法要に墓に向かうことにした。
今回の話をサラーッと読めばどうって事のない内容なのですが、実は
大切なことが書いてあります。 分りますか!?
葬儀ほど、あーだ、こーだと決まり事かのように言う人の多い儀式も
珍しいですし、葬儀は地域によって慣習も千差万別なのです。
うちのように県内のあちこちで葬儀をすると、結局のところ決まりは
ないのだと分るようになります。
但し、死亡診断書記載の死亡時刻より24時間は火葬できないなどの
法律は別として、あとは全て家族優先の葬儀プランを立て、実践する
のがあんしんサポートのお葬式です。
今回の友引を利用した葬儀だと「友引」六曜は今の曜日と同じ感覚の
ものだという事、ただし火葬場は休みが多いので火葬はできませんが、
葬儀はできるし、友引の午後なら宗教者も殆ど空いてるのです。
家族の都合、次に親族の都合を考慮して、11日午後からの葬儀とし
翌日10時の火葬とすることで、他県からの親戚は来県するのも楽、
清めで食事を済ませてお昼前には出発できるので帰りも楽です。
ついでに今回の場合、台風の影響も最小限で済みそうです。
家族目線の葬儀とは、固定概念を押し付けるのでなく、家族にとって
費用、内容、日程も含め最善の方法を企画立案実践することです。
その根底にあるのは「葬儀とは家族が家族との別れを受け入れる為の
時間のことであり、家族が家族を送ってあげたと思えるお葬式である
のが大前提ですから、そこには宗教も、親戚も、隣保も、地域の慣習
さえも存在しないし、極端に言えば、家族が満足する葬儀を実現して
くれる葬儀社に依頼することだし、当然その葬儀社が、あんしんサポ
ートである必要もない」という家族目線葬儀の原点です。
特別恰好を付けて言っているのではありません。
例え葬儀で利益が出たとしても、家族に後悔をさせる葬儀を続ければ
好評以上の速さで悪評は広がる訳で、自分で自分の首を絞める事にも
繋がるはずです。 難しいでしょうが全ての家族から「良かった」と
言われる葬儀を施行し続けることが、事業継続の王道と考えています。
これからも業界の常識でなく利用する家族、それも弱者の人達を中心
とした要望、希望に少しでも近づけるよう我々なりにですが、踏ん張
っていこうと考えています。
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これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
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