昨日は予定通り午前8時に出勤して、火葬式の準備に入り、午前9時
20分過ぎに出棺、斎場で棺専用カートに載せ替え見送ると、すぐに
20分過ぎに出棺、斎場で棺専用カートに載せ替え見送ると、すぐに
事務所に戻って寝台車に乗り換え、自宅安置されているお婆ちゃんを
迎えに出発、お婆ちゃんを寝台車に乗せ、後飾り祭壇の準備をすると
あんしん館に戻って朝一火葬式の集金と拾骨を終えた千明も戻った。
予定通り午前11時30分湯かん納棺、12時40分修了、すぐ葬儀
式場へと変更し午後1時家族葬開式、2時~お別れの儀、2時30分
出棺、火葬、お清めと順調に進む」・・・
お清めの時間を利用して、あんしん館のお掃除と片付け、自宅に持ち
帰る生花、返礼品、果物、盛り籠等も車に積み終えると、片付け途中
に拾骨の時間が迫り、午後4時前には斎場へと向かう。
拾骨して帰る人達もいるので、斎場外で家族に挨拶をして貰うと清め
室の片付と掃除をしている千明と合流、完了すると自宅へと向かう。
自宅の後飾り祭壇を作り、家族親族が線香を供えると、家族に請求書
49日法要などの説明等々を済ませ葬家をあとにする。
時刻はすでに午後6時を回っていたが、本日来館予定の方に連絡を入
れることになっていたので連絡をする・・・が連絡とれず・・
そのまま回転寿司に向かい午後6時30分、本日初めての食事をする。
20分ほどの食事を済ませるが「このタイミングで搬送依頼って多い
からなぁ・・・今日は疲れてるから勘弁して欲しいよ、、まぁ、そう
タイミング良くいつも来ることはないけどさ」と笑って事務所に戻る。
足の裏がジンジンして疲れている・・・片付けは面倒だと思う・・・
だけど今夜搬送でも入ったら大変だからと片付けを始めようとした時
午後7時2分電話が鳴る。
会員さんでなく、隣接市の人で知人からうちが良いと言われて電話を
しているらしいが、父親が自宅で突然亡くなり、警察の検視が入って
いたが半日ほどして遺体引取りの許可が出て連絡をくれたようです。
『うっそー・・・また、このタイミングかい・・・』と心で思う。
幸いドライアイス一回分はあるので、すぐに搬送準備をして出発。
隣接市の警察に到着すると、警察署裏の冷蔵庫室にあるご遺体と対面
するが、かなり死臭を感じる・・・当然遺体は裸です。
警察の方が掛布をくれたので、さらに搬送シートに包んでストレッチ
ャーで寝台車に乗せるが、死臭が鼻に付くので窓を少し開け、冷房を
強風にして警察署の駐車場に置き家族と対面する。
簡単に挨拶をすると、どんな葬儀を考えているかたずねる。
「家族葬で考えているのですが・・・」その場にいたのは故人の息子
娘ともに同じ答えだが、予想通りの鴨ネギのような回答が帰ってきた。
「家族葬と言っても色々だけど、突然の逝去なら予想外なんだから、
とにかく無理をしない事ですよ。 余裕がなければ火葬でも充分だし
家族に無理させたい親なんていないからね」
それだけを伝えると、前橋あんしん館に来てくれるよう伝え一足先に
警察署を出たが、在庫であるドライアイスでは臭いを防げないと判断
寝台車でそのままドライアイスを取ってから、あんしん館に戻る。
身長180㎝を超えるお爺ちゃんだから大きい・・・
死後硬直が最も強く出ている状態だから、死後8時間~10時間ほど
かもしれないと思いながら安置を進めるが、警察署渡しだから処置は
全くされてない、大人用のオムツを当てると警察で貰った掛布の上に
ドライアイスを横にして並べるが、身長が大きいこともあり、頸動脈
身体と合わせ10個のドライアイス全てが乗った。
冷蔵庫に入った遺体特有のベトッとした肌は水を絞ったタオルで拭き
髪を整え安置が済むと、家族に末期の水をとって貰い、線香を供えて
打合せに入る。 家族が死臭を感じないように、線香と換気扇を回し
室温18℃設定にしておく。
警察署で伝えた言葉を家族で話し合ったのでしょう。
家族葬という言葉から火葬に変化しているのを確認できた。
結局、火葬式で本日の最終炉午後3時火葬となった。
会員さんでなく2万円高くなったり、棺も特大だし、ドライアイスも
2回分を当てたので1回分は追加、個室安置が1日分の計算となる。
全ての総支払額133.500円+消費税となった。
全てが決まったあとで伝える「警察署で最初に聞いた時、家族葬でと
言ったけど普通の葬儀屋さんなら、そのまま家族葬になってお寺さん
だって紹介して貰うことなるから、葬儀費用と寺で安くても100万
高い葬儀社なら200万円掛かっても不思議じゃないよ。 今回良い
経験をしたと思うから、これを機に少しだけ葬儀について覚えておく
ほうが良い。 家族葬で50万円だとしても、お寺の布施で50万
なら100万、これって決して高い金額じゃないからさ、火葬で良い
なんて言う葬儀社のほうが少ないはずだからね」と伝えると家族4人
大きくうなづいて笑顔を見せてくれました。
火葬後は散骨の可能性大ですが、とりあえず焼骨を自宅に安置して、
落ち着いたら相談に来ればいいと伝えておきました。
最後に家族に線香を供えて貰いに安置室に入ると、安置したお爺ちゃ
んの顔が先ほどより穏やかな顔になっていると、家族は感じたようで、
我々も同じように感じます。
時刻はすでに午後11時を過ぎていますが家族を送り出す。
室内に戻ると、片付けの済んでない式場が目に飛び込んできました。
疲れた身体にムチうって片付けを終え、事務所で手続きや請求書等の
全てを終え、あんしん館を出たのは午前1時でした。
今回のブログはスケジュールを書きだしたようなものになってしまい
ましたが、火葬式1件、家族葬1件、搬送1件なのですから、決して
もの凄く忙しい日の内容ではありません。
それでも読んで分るように結構大変そうでしょ? (苦笑)
詳細までは書きませんでしたが、葬儀の仕事が少し分って貰える!?
かもしれませんね。 今日は朝から2軒の方が来館されましたが、
午後は隣接市まで火葬に出掛けてきます。
午後は隣接市まで火葬に出掛けてきます。
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