数年前のブログに書いた『講演会・座談会』がいよいよ始まります。
近い将来に起こるだろう葬儀に対し、何をどうして良いか分らず心配で
近い将来に起こるだろう葬儀に対し、何をどうして良いか分らず心配で
相談に来られる方と、家族親族の中で葬儀があり、その時に感じた疑問
やら後悔から、同じ失敗を繰り返したくないと関心をもった方、それと
全く関心のない方の3タイプが圧倒的に多いのですが、葬儀に全く関心
ない家庭に訪れた時の後悔率が高いのは何となく分るでしょう。
それと同じ、もしくはそれ以上に後悔をくちにするのが、会員になって
いるから大丈夫と言ってた方々なのです。
そのトップは『もっと安くできると思っていた』という類の内容です。
■ 積立金に少し足せばできると聞いていたのに、積立金はほんの一部
で積立金の何倍もの現金が必要だった
■ あれが必要、これが必要こうすれば供養になると言われ、依頼した
けど支払いの時にあまりに高くて驚きと腹がたった
■ 親戚に知り合いの葬儀社がいるから大丈夫と言われ、葬儀時は色々
親切に準備をしてくれたと思っていたが、全て請求書に記載されて
総額はお寺までいれて300万円近くにもなった
いかがですか? 葬儀関連の記事や文章ならどこにでも書いてある事、
そう思いませんか? そうなんです、、、全国どこでも同じです。
何十回、何百回も書かれ、誰でも何度かは耳にしているにも関わらず、
自分達も同じような後悔と経験をする・・・
不思議だけど、それが現実であり、人は自分自身で失敗をしてみないと
本当の理解はできない生き物なのでしょうか!?
冷静に聞いているとあり得ない犯罪に『おれおれ詐欺』がありますが、
殆ど同じようなものを感じます。
赤の他人が家族と偽り「おれおれ!」でお金を騙し取られる・・・
普通に考えれば、あり得ない、、、俺なら、私なら大丈夫!って誰もが
思うのに、実際は被害者があとをたたないのが現実です。
葬儀も似たような部分があり、大問題点となる発想というか感覚では、
『人がいつか死ぬのは分かっているし、事故や突発性の病気で突然死ぬ
ことだってあるよね・・・だけど、私には当分関係ないこと・・・』
よく読んでください。 理解不能な文章なのが分かりますか!?
人は突然死ぬ事だってあるけど私には関係ない・・・あり得ません。
だけど、これが本音であり、本心でもあるのが人間です。
まぁ、考えようによっては、死の心配などしないからから、日々元気に
生きられるとも言えるわけで、決して悪いことばかりとも思えません。
ただ現実となった時は、大きな後悔の最大要因となるのも事実です。
で、葬儀は色んな講演会や講習会、勉強会、最近では終活講習会なんて
のも盛んに行われているようですが、基本は2パターンです。
① 葬儀社主催、最後は「うちが良いですよ」講習会
② 今の現実を知らない評論家の分かったような分らんような講習会
①は昔なら、〇〇フェアと題して、演歌歌手や模擬店など、お祭り的な
要素が多い中、料理試食やら、うちは良いですよー的雰囲気の空気の中
入会させるパターンが中心で、旅行会やら、ゲートボール後援などして
葬儀とは全く関係ないところで親しくなって葬儀に繋げたい営業です。
②はどんな業界にもある講演会と類似しており、例えば、商売をしてる
方々を対象とした講演の中で「顧客の活性化を図るのが大事です」何て
言ったり「キャッシュフローが大事です」など、もっともらしく言った
りしますが、そんなの、あんたに言われなくても自分達のほうが、痛感
してるよ、、、その具体策を聞きたいんだよ・・・って思う講演が多い
というか、中身の無い講演ってことです。
もっと分り易く言えば、「どうすれば、もっと魚が、野菜が、肉が売れ
るのか実際の販売手法を教えてくれ!」ってのが本音なのに、偉そうに
講演している人は机上の空論でしかないのです。
「あんたが商売すれば絶対流行るのか!?」って聞かれたら「はい」と
言える人はいないか嘘が殆どのはずです。
よくあるでしょ!? これを知っていれば間違いなく儲かる、この石を
もっていれば、、、この財布を持てば、、、もっと極端な例で言うなら
この壺を持っていれば不幸は全て吸い取ってくれる・・・霊感商法って
呼ばれている一種の詐欺的商売・・・勿論、騙そうと思っている訳では
ないし間違ってはいませんから、同じではありませんが、聞いた人達の
気分が高揚する効果はあっても、我が商売の具体策が無いのですから、
まぁ変化するのは至難の業でしょう。
その程度の講演でそれができるなら、とっくに出来てるはずです。
長々と書いてきましたが、僕が始めようとしている講演、講習、勉強、
座談会は『我が家の望む葬儀』が造れる方法論を教えるものにしたい。
というのが本音であり、設立当初「絶対無理をしてはいけない」と言う
為には無理せずできる葬儀を創り出さない限り言えない・・・と考えた
結果として国保から支給される葬祭費5万円だけで可能な火葬式葬儀、
『5万円火葬支援パック』を生み出したのと一緒、、現在あんしんサポ
ートのパックなら、それが可能となったからの講演会開始でもあります。
勿論、全ての地域で可能ではありませんが、何を、どう考え、どうして
おけば良いか、我々の実施する具体例に沿って自分達の居城地で同じか
似たような葬儀社を選択する基準となってくれたら、その知識が活かせ
ることにも繋がり、後悔を減らす要素にもなってくれるでしょう。
その意味では全ての地域に対応できないからこそ、現場を知る、現場で
起きている現実での家族目線での本音を全て話せる講演の一歩、になる
と思っています。
こう書くと「ほんとかよ・・・」って思う人のほうが多いでしょうし、
特に業界の人達は尚更でしょうが、僕が普段、相談にきた人達にどんな
事を言っているか聞いて頂ければ分かります。 んと、、葬儀をされた
家族に聞くのが一番手っ取り早く嘘のない現実です。
極端に言えば、家族がパンフレットを見て予想してきた金額や内容より、
相談したら高くなったとか、高くされたと思う家族がいるかどうかです。
日々の事前相談、葬儀打ち合わせを通しても、こうして紙面に書けるだ
けの自信はある・・・それが、あんしんサポートでもあります。
実際に葬儀をした家族に葬儀社の事を聞く、、できるだけ多く何軒もの
意見を聞くのが、最も信頼度の高い葬儀社選択基準でもあります。
最後になりましたが、今回行う6回の講演会を企画立案してくれたのは
あんしんサポート設立以前から、ずっと面倒をみてきてくれた方が主催
している任意団体で、切手、葉書、旅行帰りの換金できないコインや、
バルーンアートを公営遊園地で作り、募金して貰ってユニセフへ送金し
沢山の人数を集め花火をあげるより、話しを聞いたり、質問した方々が
葬儀の本質を知り、周囲の人達を含め役に立つ時間にする。
例え数人の参加でも実のある講演になるし、内容が良ければ、講演回数
さえ増やせば、受講者も増えてくるはずと伝えてあり、無理や無駄な人
集めはしないでくださいと伝えてあります。
あんしんサポートを始めた当初も小さな一歩からでしたが、今回させて
頂く講演会も同じような一歩になってくれる事を願っています。
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これから葬儀を経験される方々が後悔しない為に役に立てたらとの
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