設立から6年が経ち、そこそこ依頼件数も増え専業で何とか食っていけ

るかもな・・・と思えた前期1年間の実績でした。

6月NHKで放送してくれた効果は否定できませんが、依頼数は半年前

から増加傾向にあったので、4年間の地道な活動が礎となり、くちこみ

へと繋がっているのでしょう。 素直に頑張り続けて良かったと思うし

これからの活力源ともなっているのは事実です。

しかし以前は感じなかった感情が最近自分の中にあるのを感じる・・・

ひと言で言えば『ジレンマ』なのだろう。

ジレンマとは二つ以上の選択肢に思い悩むこと、ようするに板挟みって

ことですが前に出るべきか、待機すべきか、それは親切なのか、大きな

お世話なのかと迷っている自分がいるようです。

新規、再入会は相変わらず月に20名ほど増え続けているし、いつ葬儀

搬送依頼が入っても不思議でない人も60人ほどいて、数字は1年前と

変わっていませんが、新規入会の人達から出る言葉に「以前した葬儀の

費用があまりに高くて驚いた」とか再入会に来られた人からは「親戚の

葬儀に行ったけど、内容はあんしんさんと同じようだし、湯かん納棺は

あんしんさんのほうがずっと丁寧なのに費用は3倍だってよ。ビックリ

しちゃったよ」というたぐいの話題が極端に増えている気がする。

うちの葬儀を知っている方なら、何も言う必要はないが新規入会の人は

あんしんサポートの考え方や、実際の流れを説明したり、うちで葬儀を

された家族に聞いてみることを勧めるが、あまりに高くて驚いたと言う

人達は、うちに入会するのだから以前の葬儀で後悔しているって事なの

だろうと思える。 だとしたら何かすべきではないか!?

① チラシ配布をして、あんしんサポートの存在を知ってもらう

② 葬儀の講習会、勉強会をして後悔させない葬儀の普及をする

と思う反面、実際に葬儀をして高い費用を払って初めて分ることであり

馬鹿高い葬儀の前は安くて良い葬儀ができると思い込んでた人達なら、

事前に聞く耳持たない人も多いし、葬儀が間近な人以外は馬の耳に念仏

だろうからなぁ・・・そう考えると、自分が痛い目に合わなきゃ分らな

い人に話しをしようと思っても、相手は迷惑に思うのが本音だろう。

何もそこまでする必要は無いか、面倒くさいなと思う自分もいる。

設立当初には全く無かった感情なだけに、その理由を考えてみたい。

2つの要因が考えられる・・・

1. 葬儀経験の無い人達は葬儀知識が全く無く、周囲で葬儀に詳しいと

自称している人でも実際は殆ど知識はない。 その人達の多くは会員に

なっていれば、積立していれば、安くて良い葬儀ができると思い込んで

いるのだから現実を経験するまで馬の耳に念仏だと分ってきたから。

2.あんしんサポートの知名度が上がり、評判も高くなり、依頼数も対

前年比200%となれば、僕が客観的に見ても凄いな、と思うのが本音

なだけに「おごり」いい気になるというか、思い上がっているというか

傲慢さが出始めているっていうか。

ただ、人に何か言われて分ることでなく、自分で自分を客観視する以外

方法はないだろうが、900話を超えたブログの相当前に、傲慢になら

ないよう自分を戒める内容を書いた記憶がある。

自分の中でどんな結論を出すか自分でも分りませんが、今後のあんしん

サポートがどんな動きをしていくかで答えは分るはずです。

前に書いたブログを見直す時が来たようです。

今回のブログも、いつか見直す時が来るのでしょう。

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